美しい肌Vol.233

2013-05-29 20:32:23

カテゴリー:女性の美容と健康

スノーフレーク

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美肌の野菜&果物(各論:しめじ)

 
 
しめじの正体

キノコの一種であるしめじは、しめじ科

シロタモギタケ属のぶなしめじ、

しめじ科しめじ属の本しめじなどがあります。

「しめじ」という名前は「本しめじ」

「ぶなしめじ」「ひらたけ」の総称です。

天然の本しめじは手に入りにくい希少品で、

昔から「香りまつたけ味しめじ」と言われて

いるのは、この「本しめじ」のことです。多数

のキノコの中でも味が良く、料理人の高い

評価を勝ち得ています。

やや乾燥したアカマツとブナの混生林や

山に自生し、笠は灰色か茶褐色で、軸は

7~10cm程度、根元はふくらんでいます。

湿った土地に生えることから「湿地」、

雑木林で木の根元に地面を占領するように

生える姿から「占地」という名が付けられた

そうです。

味にくせがなく、炒める・焼く・煮るなど、

どんな料理にも使えるキノコとして知られて

おり、私たちの生活に、不可欠の親しみ深い

食材です。

秋に収穫され、9月~11月が旬の時期で

もっとも風味豊かな味わいが楽しめます。

 
 
しめじの歴史

古くから日本に自生していたしめじは、

北半球温帯以北の森や林に分布します。

しめじの一種であるひらたけは「今昔物語」

や「平家物語」に登場しており、昔から人々

に食べられていたことがわかります。

しかし、一般的に流通していたわけではなく、

本格的な流通は人工栽培が本格化した

1970年頃からだそうです。

 
 
しめじの種類

本しめじ
アカマツなどに生えるキノコで、長い間栽培化

できず希少品とされていましたが、近年は

人工栽培により「大黒本しめじ」などの名前で

店頭販売されています。笠がふっくらとしていて、

やや大きく全体の長さは5~13cmです。

ぶなしめじ
一般的に「本しめじ」として出回っているものは

この菌床栽培されたぶなしめじです。本来は

ブナの木の倒木に生えるため、この名前が

一般的です。

1株ごとにパックされたものが主流で食感が良く

うまみ成分が多いため炒め物や汁物、炊き込み

ご飯などに使われます。

ホワイトぶなしめじ
ぶなしめじを品種改良し真っ白にしたもので苦味

が少ないそうです。つるりとした食感が、美味しく

感じます。

ひらたけ
笠の表面が灰色をしており、若いものは「しめじ」の

名前で売られることが多いです。味は淡白であり

ながら香りはおだやかであり、様々な料理にあい

ます。

 
 
しめじの選び方と保存方法

しめじは、笠が開きすぎず、丸くて張りのあるものが

新鮮なものです。笠が密着して、全体が一株のもの、

軸は白く、太めのものを選ぶとより、おいしく食べること

ができます。

しめじは傷みが早いため、当日に使いきることが理想

です。保存する際は、水気をふきとってポリ袋に入れ

冷蔵庫の野菜室に保存します。翌日には使いきり

ましょう。また長く保存したいときは、電子レンジなどで

加熱してからよく冷まし、保存袋に入れて冷凍する方

が確実です。

 
 
しめじの食べ方

炒めもの、和えもの、揚げもの、鍋もの、煮物、焼きもの、

炊き込みご飯、汁物などにしめじを入れるとおいしく

食べることができます。

しめじの風味を保つため極力水で洗うことは避け、汚れ

が気になる箇所を軽く洗う程度でよいでしょう。また根元

部分はカットして手でほぐしてから調理することが

おすすめです。

多くのキノコが生息する森林には、植物たちも日々

生きています。そんな森林で木が倒れると、木は

放っておいても少しずつ崩れて土に還っていきます。

しめじをはじめとするキノコは、その朽ちていく木を

住み家として育ち、豊かな森林づくりに貢献して

います。

 
 
しめじの有効成分

ビタミンB2と食物繊維です。

ビタミンB2は、細胞の呼吸を助け、また細胞の

再生にも力を貸してきます。ビタミンB2は、皮膚や

粘膜の健康を維持する上で大切な栄養素で、

不足すると肌荒れや、眼の充血のもとになります。

なかでも粘膜への影響が大きく、理由として粘膜

は、他の細胞と較べ新陳代謝が活発な

ため、ビタミンB2不足に陥りやすいということが

挙げられます。またビタミンB2が充分にあれば、

脂肪酸の代謝が滞って脂肪がたまるといった

事態も防げるため、肥満予防にもつながります。

さらにビタミンB2には、過酸化脂質を分解する

働きがあり、動脈硬化の主な原因である

コレステロールを減らす働きもあるので、動脈硬化

には、有効といえましょう。しめじには、さつまいも

に匹敵するほど豊富な食物繊維が便秘や大腸

ガンの予防に役立ち、血中コレステロールの上昇

を抑えたり、血行を良くして血圧を安定させます。

コレステロールは肉類を多く摂りすぎる現代人

は摂りすぎの傾向があります。摂りすぎると血管

をつまらせ、動脈硬化の原因となり悪玉コレステ

ロールを増加させてしまいます。

しめじに含まれるβ-グルカンは食物繊維の

一種で、水分を吸収して毒素をからめとり、

しかも消化されることなく腸まで届いて、コレステ

ロールを吸着してから、便として体外へ排出する

働きがあります。これはデトックス効果といえる

でしょう。

 
 
しめじの美肌効果

しめじに含まれる特有のうま味成分である

グアニル酸は動脈硬化や高血圧を防ぐ働きが

あるほか、体内の毒素を排出します。

動脈硬化が予防され毒素が排出されれば、

血行が促進され、美肌の方向に導かれます。

またしめじに含まれるビタミンB2は脂肪の代謝

を促す働きがあり、しかも低エネルギーなので

肥満防止にも一役買います。脂質をエネルギーに

かえて、代謝の様々な場面で働くほか、皮膚や

爪、髪の健康を保ち美肌ビタミンとして細胞の

入れ変わりを促進します。今回はここまで

とさせて頂きます。姫路でしめじを食べる。笑

(生粋の江戸っ子の人は、「ひ」と「し」の区別が

つかないので上のジョークがまさにはまります、爆笑)

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

女性の美容と健康についてのご相談は、当クリニック

皮膚科にて承ります。

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美しい肌Vol.232

2013-05-29 10:39:18

カテゴリー:女性の美容と健康

バラの花4

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美肌の野菜&果物(各論:なめこ)

 
 
なめこの正体

なめこはモエギタケ科スギタケ属のキノコです。

日本原産のキノコで、中国や台湾などでも

見られますが、食用とされているのは日本だけ

です。日本人は、なめこのぬめりが好き

なんですね。

天然のなめこは広葉樹の倒木に群生する

かたちで自生していますが、最近では袋や瓶

におがくずにふすまや米ぬかなどの栄養剤

を混ぜて固めた床に、なめこの菌を植え

付けて育てる菌床栽培や、ブナやトチなど

の樹木を用いて育てられる原木栽培

によって生産されています。

原木なめこは天然のなめこに引けを取らない

味と香りを持ちます。また菌床栽培のものは

肉質が軟らかく色とぬめりが薄いことが

特徴です。

 
 
なめこの歴史

日本が原産のなめこは、昭和の初期までは

主にブナなどの広葉樹の倒木や切り株に

自生している、天然のなめこが食用とされて

いました。最近は人工栽培で生産されて

いますが、なめこの原木栽培が始まったのは

大正時代だそうです。また菌床栽培の技術

が確立されたのは第二次世界大戦後です。

現在、小売店で売られているなめこは、

ほとんどが菌床栽培によって作られたものです。

なめこの名前は、特有のぬめりから「滑らっ子

(ヌメラッコ)」となり、そこから「なめこ」といわれる

ようになりました。ぬらぬらぬるぬるなめなめ。笑

 
 
なめこの生産地

なめこは栽培種が主流のため、年間を通して

店頭に並びますが、天然のなめこの収穫時期

は9月~11月です。中でも最も多く出回り

おいしく食べることのできる旬は、10月~11月

中旬です。晩秋から初冬にかけての風物詩

といったところでしょうか?

主な生産地は、新潟県、長野県、山形県

であり、原木栽培では山形県で特に多く生産

されています。といいうことは、山形県産の

なめこが美味しいことになりますね。

 
 
なめこの保存

なめこは小粒で傘が開いており、肉厚で

全体的にツヤのあるものを選びます。また

粒の大きさが揃っており、ぬめりの

濁っていないものが新鮮です。

基本的には冷蔵庫で保存ができますが、

他のキノコよりも傷みが早く日持ちが

しないため、袋から出したものは密封

容器などに入れて、1~2日を目安に

使い切るようにして下さい。また、足付き

なめこはポリ袋に小分けにして、冷凍

保存することができます。なめこはしめじ

などと同様におが粉などの培地を詰めた

瓶やポットで発生させます。なめこの

生産者に聞くと、ワッと発生したなめこは

ナイフで 一時に刈ってしまいます。

そうすると2度目が発生するということ

でした。横にばっさり、だから足がついて

いないのです。

一部「株獲りなめこ」や「足つきなめこ」

として近隣のスーパーや直売所に卸して

いるそうです。この場合は培地の少し上から

しめじのように刈り取っていました。

軸は美味しいです。なめこ料理のレシピ

の中には「足つきなめこで!」というのも

あります。

 
 
なめこの調理方法

古くから日本で食べられてきたなめこは、

みそ汁の具などに使われます。なめこ

のぬめりには栄養が多く含まれるので、

水で洗う際はぬめりを落としすぎない

ように気を付けた方がよろしいようです。

また、なめこはあまり消化がよくないため、

消化を促してくれる消化酵素を多く持つ

大根などと合わせて調理をすると、効率

よく栄養を摂取することができます。

 
 
なめこの有効成分

なめこのぬめりは、水溶性多糖類のムチン

といわれる成分によるものです。ムチンは

オクラや山芋にも豊富に含まれており、

粘膜を保護する作用があることから、

ドライアイや胃潰瘍などの予防に役立ち

ます。

また、ムチンにはコレステロールや発ガン

物質の排泄を促したり、有害物質を排泄

する働きがあります。つまりデトックスして

くれるというわけです。

他にも、食物繊維の働きによる整腸作用

や、β-グルカンによる免疫力増強などの

効果が期待できます。

 
 
なめこの粘膜保護作用

なめこのぬめり成分であるムチンは、

多糖類のガラクタンやマンナンなどが

たんぱく質と結合したものです。

たんぱく質分解酵素を持つため、

たんぱく質の消化を促進して吸収を

高めます。

ムチンは体内では目の表面や胃腸

の粘膜に存在する成分です。目では

表面にある3つの涙の層のうちの1つ

であるムチン層として存在しており、

水層に含まれるラクトフェリンとともに

涙を保持し、潤いを与えるため

ドライアイなど目の乾きに効果を発揮

します。また、胃粘膜にあるムチンは

胃壁を保護する働きがあり、粘膜が

傷ついた際には傷ついた部分を

修復する作用があるため、胃炎や

胃潰瘍の予防に効果的です。

他にも、ムチンには腎臓や肝臓、

胃腸などの内臓の機能を強化する

働きがあります。

 
 
なめこの免疫賦活作用

なめこをはじめ、キノコに多く含まれる

不溶性食物繊維のβ-グルカンには、

免疫力の増強や、ガンの増殖を抑制

する作用、生活習慣病予防などの

働きがあります。

β-グルカンは、体内で免疫機能を

つかさどるマクロファージやナチュラル

キラー細胞などの働きを活性化させる

働きや、インターフェロンの分泌を促す

作用があります。これらの因子を

活性化し免疫力を高めることでガン

細胞の増殖も抑制することができ

ます。β-グルカンのガンに対する働き

から、キノコのβ-グルカンを利用した

抗ガン剤も開発されています。

免疫システムが正しく働くように

コントロールする作用を持つことから、

β-グルカンはアレルギーや生活習慣病

などの予防や治療に役立つとして注目

されています。

 
 
なめこのデトックス作用

水溶性食物繊維のムチンや不溶性

食物繊維のβ-グルカンなど、なめこ

には豊富に食物繊維が含まれて

います。水溶性食物繊維は水に

溶ける性質をもち、腸内で

コレステロールや糖質が吸収される

のを防ぐ効果があります。

一方、不溶性食物繊維は水に

溶けず、腸内で水を含んで膨張し、

腸を刺激してぜん動運動を活発

にするため、腸内の不要なものの

排出を促します。

腸内に不要なものを排出し、乳酸菌

などの善玉菌を増やす食物繊維の

働きにより、腸内環境を良い状態に

保ちます。

 
 
なめこの美肌作用

なめこには、コンドロイチンが含まれます。

コンドロイチンは、タンパク質が多糖と

結合した物質です。人体ではコラーゲン

とともに、軟骨、骨、角膜、水晶体、

血管壁、皮膚などの結合組織を構成

しています。コンドロイチンは、特に関節

軟骨の約27%~43%を占めており、

全身の関節がスムーズに動くために

重要な働きをします。さらにコンドロイチン

は組織に保水性や弾力性を与えるため、

肌や皮膚のみずみずしさを保ったり、

活性化したりするのに不可欠です。

また年齢と共に減っていくため、外からの

補充が必要となります。従ってなめこを

食べれば、美肌効果が期待されます。

今回は、ここまでとさせて頂きます。

なめこをなめたらいかん!笑

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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