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診療マル秘裏話  号外Vol.1993 令和2年12月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)大腸ガン進行が線維芽細胞の多様性により制御
2)ベルベリンがMITOL発現量増加し毛髪加齢変化抑制

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 大腸ガン進行が線維芽細胞の多様性により制御

 
 
 
 
 
 名古屋大学は11月19日、大腸
ガンの進行が線維芽細胞の多様
性により制御されていることを
明らかにしたと発表しました。
この研究は、同大大学院医学系
研究科の小林大貴大学院生(名
古屋大学・アデレード大学国際
連携総合医学専攻/ジョイント
ディグリープログラム)、榎本
篤教授、髙橋雅英名誉教授ら、
豪アデレード大学のSusan Wood
s博士,南オーストラリア健康医
学研究所のDaniel Worthley 博
士、藤田医科大学の浅井直也教
授らとの研究グループによるも
のです。研究成果は、米国消化
器病学会「Gastroenterology」
オンライン版に掲載されていま
す。
 ガンでは、その周囲部にガン
細胞以外の間質細胞が存在しま
す。間質細胞のうち、線維芽細
胞の増生が大腸ガンの進展に著
しい影響を与えていることが、
今までの研究から示されていま
す。ガン組織の中に存在する線
維芽細胞は、関連線維芽細胞(
Cancer-associated fibroblast
s:CAF)と呼ばれ、ガンを促進
する「ガン促進性線維芽細胞」
とガンを抑制する「ガン抑制性
線維芽細胞」の2種類あること
が、近年の研究から示唆されて
います。しかし、どのような分
子機構により、これらの機能的
な違いが決定されるのかは明ら
かではありません。このため、
特定のCAF を標的とする効果的
な治療法の開発は困難を極めて
います。

 大腸を含む多くの正常臓器に
おいて、間質細胞や上皮細胞が
分泌する骨形成因子(bone mor
phogenetic protein:BMP)は、
生理的状態の維持に重要である
ことが知られています。例えば、
正常大腸においては、間質細胞
が繊細に調節するBMP の濃度勾
配により、大腸上皮細胞の増殖・
分化が正常に保たれています。
一方、大腸ガンにおいては、BM
P がどのように間質細胞により
調節され、それがどのように大
腸ガン進展に影響を与えるのか
は明らかではありませんでした。

 今回、研究グループは、大腸
ガン組織中の異なるCAF に発現
するメフリン(別名:ISLR)と
グレムリン1が、大腸ガンのBM
P のシグナルを調節することに
より、それぞれ、ガンを抑制お
よび促進することを明らかにし
ました。

 まず、網羅的な遺伝子解析デ
ータを用いて、大腸ガンのCAF
での特異的なBMP 関連遺伝子と
して、メフリンとグレムリン1
を同定しました。研究グループ
の先行研究により、メフリンは
膵ガンにおける「ガン抑制性CA
F」 のマーカーであり、BMP シ
グナルを増強する役割を有する
ことが明らかになっています。

 研究グループのDaniel Worth
ley博士らは、BMPシグナルを抑
制する分子であるグレムリン1
の消化管における機能の研究を
専門としています。そこで、小
林大貴大学院生がアデレード大
学に派遣され、メフリン陽性お
よびグレムリン1陽性CAFが大腸
ガン進行に与える影響の研究が
行われました。

 病理組織検体を用いた遺伝子
発現解析により、メフリンを多
く発現する大腸ガン患者さんは
良好な予後を示し、グレムリン
1を多く発現する大腸ガン患者
さんは悪い予後を示したという
ことです。

 CAF の分化に重要な役割を果
たすTGF-βシグナル活性の違い
が、大腸ガン周囲でのメフリン
陽性CAF とグレムリン1陽性CAF
の分化を決定していることが明
らかになりました。

 また、グレムリン1の機能を
抑制、あるいは、メフリンを増
やすことで、BMP シグナルが増
強され、大腸ガンの増殖が抑え
られることが分かったというこ
とです。

 これらの結果から、今まで明
らかでなかった「ガン促進性CA
F」 および「ガン抑制性CAF」
は、それぞれグレムリン1およ
びメフリンにより規定され、CA
F の機能的な多様性の本態はBM
P 発現量の違いによるものであ
る可能性が示唆されました。

 手術や薬剤が進歩した現在で
も、ガンの肝臓転移は、ガンに
よる死亡の大きな原因の1つで
す。続いて研究グループは、特
殊なウイルスベクターを使って
正常マウスの肝臓細胞にメフリ
ンを分泌させることにより、大
腸ガン肝転移の進行が抑えられ
ることを発見しました。今まで
の所、遺伝性疾患の血友病にお
いては、特殊なウイルスベクタ
ーを用いて正常肝臓細胞に不足
している遺伝子を届けることで、
患者さんの症状が改善すること
が、臨床試験で示されています。

 同研究グループが知る限り、
今回の研究は肝臓細胞に特異性
の高いウイルスベクターを用い
てガンの肝転移進行が抑制でき
る可能性があることを示した最
初の研究成果であり、今後は肝
転移をおこしやすい他の消化器
系ガンでも検証していく必要が
あるとしています。

 約50年前に最初に同定された
BMP は、現在、消化管上皮の生
理的状態の維持やガン細胞自体
の増殖の調節に関わっているこ
とは知られていますが、ガン間
質のBMP シグナルがどのように
調節されているかは明らかでは
ありませんでした。今回の研究
で、大腸ガンにおける間質のBM
P シグナル調節には、CAF が分
泌するメフリンとグレムリン1
が貢献していることが明らかと
なりました。

 今まで理解が不十分であった
CAF の機能的な多様性は、メフ
リンとグレムリン1の発現のバ
ランスと、それによるBMP シグ
ナルの制御で説明できる可能性
があり、本研究は、今後のCAF
の多様性の研究の発展に大きく
寄与するものと推察されます。

 また、ガンに対する新規治療
法の開発において、間質細胞を
介した「ガン抑制性BMP シグナ
ル」の増強は、今後の重要な治
療標的となると考えられる、と
研究グループは述べています。

TGF-βシグナルについて解説し

ている動画です。

 
 


 
 
 
 成魚の発育を制御する。 笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 ベルベリンがMITOL発現量増加し毛髪加齢変化抑制

 
 
 
 
 
 
 大正製薬は、生薬「オウレン」
「オウバク」から抽出したエキ
スの主成分「ベルベリン」にか
かわる新知見を得ました。学習
院大学理学部生命科学科の柳茂
教授との共同研究の成果です。
ベルベリンがミトコンドリアの
形態制御などを行う分子「MI
TOL」の表皮中発現量を増加
させること、加齢にともなう「
17型コラーゲン(COL17A
1)」の発現低下を抑制する可
能性を見いだしました。MIT
OL、COL17A1の発現低
下はともに、毛髪の加齢変化に
影響するため、知見を応用した
エイジングケア製品の開発が、
期待されます。

 両者はミトコンドリアの形態
制御、品質管理などにかかわる
MITOLに着目した共同研究
を進めています。MITOLの
発現低下が毛包や皮膚の機能低
下(脱毛、白髪)に関与するこ
と、オウレン、オウバクエキス
がMITOL発現を高めること
を見いだしてきました。MIT
OL賦活成分を活用したヘアケ
ア技術「マイトチャージ・テク
ノロジー」も開発しています。

 今回はオウレン、オウバクエ
キスに含まれるベルベリンに着
目しました。表皮中のMITO
L発現量を増加させることを突
き止めました。毛包幹細胞と色
素幹細胞が働きを維持するうえ
で重要なCOL17A1の加齢
による発現低下を抑制する可能
性があることも分かりました。

 成果は今秋、都内で開催され
た「第38回日本美容皮膚科学会
総会・学術大会」のなかで発表
しました。

最新の毛髪再生療法について

解説している動画です。

 
 


 
 
 鰈が華麗に加齢した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 名古屋大学が11月19日、大腸
ガンの進行が線維芽細胞の多様
性により制御されていることを
明らかにしたと発表したのは、
素晴らしい業績です。今まで理
解が不十分であったCAF の機能
的な多様性は、メフリンとグレ
ムリン1の発現のバランスと、
それによるBMP シグナルの制御
で説明できる可能性があり、本
研究は、今後のCAF の多様性の
研究の発展に大きく寄与するも
のと推察されるということです
ので、CAF をターゲットにした
ガン治療薬の創生に期待したい
と思います。
 ベルベリンがミトコンドリア
の形態制御などを行う分子「M
ITOL」の表皮中発現量を増
加させること、加齢にともなう
「17型コラーゲン(COL17
A1)」の発現低下を抑制する
可能性を見いだしたこととMI
TOL、COL17A1の発現
低下はともに、毛髪の加齢変化
に影響するため、知見を応用し
たエイジングケア製品の開発が、
期待されるということですから、
脱毛症や白髪の患者さんにとっ
ては、希望の光が見えてきたと
言っても過言ではないでしょう。

 携帯電話の形態を説明する。


 
 
 
 
 
 
 
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2021-10-24 17:52:38

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診療マル秘裏話  号外Vol.1992 令和2年12月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)神経芽腫のGM-CSFの併用薬ヒト化モノクロナル抗体承認
2)原発性胆汁性胆管炎の長期観察研究の結果報告

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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1】 神経芽腫のGM-CSFの併用薬ヒト化モノクロナル抗体承認

 
 
 
 
 
 米国食品医薬品局(FDA) は
11月24日、前治療の効果が不完
全な(部分奏効、やや有効また
は安定)骨または骨髄の再発・
難治性高リスク神経芽腫の1歳
以上の小児および成人の患者さ
んに対し、顆粒球マクロファー
ジコロニー刺激因子(GM-CSF)
との併用薬として、ヒト化モノ
クローナル抗体naxitamab (商
品名DANYELZA、Y-mAbs Therape
utics社,国内未承認)を迅速承
認しました。

 今回の承認は、再発・難治性
神経芽腫患者さんを対象とした
非盲検単群試験2件(201試験お
よび12-230試験)の結果を受け
たものです。前治療後に病勢が
進行した患者さんは対象から除
外しました。多施設共同の201
試験では22例、単施設の12-230
試験では38例に、4週間サイク
ルの-4日目から0日目にGM-CSF
250μg/m2/日、1-5日目にはGM
-CSF500μg/m2/日を皮下投与し
た上で,1日目、3日目および5日
目にnaxitamab 3mg/kgを点滴静
注しました。このほか、治験責
任医師の裁量で、201 試験では
原発巣、12-230試験では非標的
骨病変または軟部組織病変にそ
れぞれ放射線療法を実施しまし
た。主要有効性評価項目は、改
訂国際神経芽細胞腫応答基準(
INRC)で判定した全奏効率(OR
R)と奏効期間(DOR)でした。

 その結果、201試験のORRは45
%で、治療が有効だった患者さ
んの30%では、DORが6カ月以上
でした。一方、12-230試験のOR
Rは34%で、患者さんの23%でD
ORが6カ月以上を示しました。
いずれの試験でも、骨または骨
髄で有効性が確認されました。

 なお、naxitamab の添付文書
には、同薬は重篤な輸注反応の
ほか、重度の神経障害性疼痛や
横断性脊髄炎、可逆性後頭葉白
質脳症症候群(RPLS)などの重
篤な神経毒性を引き起こす危険
性を示す黒枠警告が記載されて
います。FDA は、このリスクを
抑制するためには、naxitamab
投与前に前投薬を実施し、点滴
中および点滴終了後2時間以上
は慎重に観察すべきだとしてい
ます。

 発現頻度の高かった(両試験
ともに25%以上)の有害反応は、
輸注反応、疼痛、頻脈、嘔吐、
咳、悪心、下痢、食欲減退、高
血圧、倦怠感、多形紅斑、末梢
神経障害、蕁麻疹、発熱、頭痛、
注射部位反応、浮腫、不安、限
局性浮腫および過敏症でした。
最も発現頻度の高かった(両試
験ともに5%以上)グレード3
または4の臨床検査値異常に、
リンパ球や好中球、ヘモグロビ
ン、血小板数の減少、カリウム
濃度の低下、アラニンアミノト
ランスフェラーゼ(ALT) 増加、
血糖低下、カルシウムやアルブ
ミン、ナトリウム、リンの濃度
低下がありました。

神経芽腫の症状と治療について

解説している動画です。

 
 


 
 
 広範な多型紅斑を認める。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 原発性胆汁性胆管炎の長期観察研究の結果報告

 
 
 
 
 
 
 新潟大学は11月27日、原発性
胆汁性胆管炎(Primary bilia
ry cholangitis: PBC)の長期
(1982~2016年まで)観察研究
を行い、その結果を報告したと
発表しました。この研究は、同
大大学院医歯学総合研究科消化
器内科学分野の寺井崇二教授と
高村昌昭准教授らが、関連施設
とともに行ったものです。研究
成果は、「Hepatology Researc
h」 にオンライン掲載されてい
ます。

 PBC は、厚生労働省の難病指
定にされており、肝臓の小さな
胆管が免疫異常により障害を受
ける疾患です。早期では胆汁の
流れが少し滞る軽度の胆管炎を
きたす程度ですが、進行し多く
の小さな胆管が破壊され、胆汁
の流れが一層悪くなると肝硬変
さらには肝不全に至ることもあ
ります。

PBC は、早期より黄疸を呈し
肝不全に至る症例もあり、早期
に診断し適切な治療を受けるこ
とが重要となります。消化器内
科学分野ではその前身の医学部
第三内科の初代教授である故市
田文弘名誉教授が、国内でPBC
の疾患概念の認識が普及し始め
た1968年に、黄疸が見られる進
行したPBC 症例を報告しました。
その後、歴代教授、教室、関連
施設をあげて早期診断・治療を
行ってきました。

 最近では、症状もなく健診等
で胆管障害の目安となるアルカ
リフォスファターゼ(ALP) が
高値を示したことが発見の契機
となることも多く、早期に診断
し適切な治療を行うことで予後
良好な症例が増えています。同
疾患の病態や予後に関して、多
数例の長期にわたる観察研究は
ほとんど行われておらず、今回
の研究は、国内初の報告となる
もので、教室の伝統を踏まえた、
教室全体の成果だということで
す。

 研究では、消化器内科学分野
および21の関連施設で集積され
長期追跡調査を行ってきたPBC
症例508 例を用いました。診断
された時期を1999年以前、2000
~2009年、2010年以降と3つの
年代別に分け、年齢、性別、血
液検査所見、治療薬投与状況や
反応性、生命予後等のさまざま
な因子を解析しました。

 その結果、近年では男性例が
有意に増加しており、女性例は
高齢で診断される例が有意に増
加していました。研究の対象症
例は、無症状の時点で診断され
た例が1999年以前の診断例でも
83.5%と多く、胆管障害の目安
となるALP 値や黄疸の目安とな
る総ビリルビン値も低い軽症例
が多いことが分かりました。ま
た組織学的検査が行われた症例
では、軽症例が90%を越えてい
ることが分かりました。研究グ
ループは、「今後もPBC 長期追
跡調査を継続し、同疾患に対し
てさらなる病態解明を行い、難
病に苦しんでいる患者の救命に
貢献したいと考えている」と、
述べています。

原発性胆汁性胆管炎の症状と治

療について解説している動画で

す。

 
 


 
 
 軽症例に警鐘を鳴らす。 笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 川崎医科大(岡山県倉敷市松
島)肝胆膵(すい)内科学の日
野啓輔教授らのグループが、肝
臓ガン細胞の増殖を防ぐ薬剤を
超微細な粒子にしてマウスに投
与すると、効率的に患部まで運
ばれ、抗ガン効果を高めること
を突き止めたのは、素晴らしい
業績です。抗ガン効果だけでな
く、免疫が高まる効果も確認で
きたということで総合的にガン
対策ができると期待されます。
治療の選択肢を増やせるよう、
さらに大きな動物で効果や安全
性などを検証し、新たな治療法
の確立につなげて頂きたいもの
です。
 京都大学医学部附属病院が、
再生医療ベンチャーのサイフュ
ーズ(東京都文京区、秋枝静香
社長)と神経損傷に対して、3
Dプリンターを用いた治験の開
始を発表したのは、素晴らしい
業績です。現在主流になってい
る末梢神経損傷に対する治療方
法は自家神経の移植です。しか
し、神経の一部を摘出するため、
周辺の部位に異常をもたらすケ
ースもあり、最善の治療法では
ないと分かっています。今回の
バイオ3Dプリンターを用いる
のは、画期的と言えましょう。
この治療法で、たくさんの末梢
神経損傷の患者さんを救って頂
きたいものです。

 腫瘤に対する主流な治療法を
検討する。        笑

 
 
 
 
 
 
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診療マル秘裏話  号外Vol.1991 令和2年12月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)肝臓ガン細胞増殖を防ぐ薬剤で抗ガン効果上昇
2)神経損傷に対して3Dプリンター使う治験の開始発表

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
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1】 肝臓ガン細胞増殖を防ぐ薬剤で抗ガン効果上昇

 
 
 
 
 
 川崎医科大(岡山県倉敷市松
島)肝胆膵(すい)内科学の日
野啓輔教授らのグループは、肝
臓ガン細胞の増殖を防ぐ薬剤を
超微細な粒子にしてマウスに投
与すると、効率的に患部まで運
ばれ、抗ガン効果を高めること
を突き止めました。抗ガンだけ
でなく、免疫が高まる効果も確
認しました。

 薬剤は、ガン細胞が増殖する
のに必要なブドウ糖の吸収を阻
害する「2―デオキシ―D―グル
コース」です。効果は大きいの
ですが、高血糖などの副作用が
あるため、治療には使われてい
ません。

 グループは、粉末の薬剤を特
殊な方法で50~150 ナノメート
ル(ナノは10億分の1)まで微
細化しました。目印となる無害
の蛍光物質を加えた後、肝臓ガ
ンにしたマウスの静脈に注射し
ました。1週間後に発光させた
ところ、肝臓ガンの周辺に薬剤
が集積しました。従来の薬剤で
は“通路”にできなかった血管
内皮細胞の層と層の間を通った
後、その壁の隙間からしみ出し
て、効率的に患部へたどり着い
た可能性が高いということです。

 マウス10匹を、薬剤投与群と、
非投与群に分けて比較する検証
も実施しました。非投与群はガ
ンの固まりが大きくなるスピー
ドが投与群の2倍以上でした。
肝臓ガン細胞が薬剤をブドウ糖
と間違えて吸収する一方、免疫
細胞(Tリンパ球)が寄ってき
て、ブドウ糖を優先的に取り込
み、その働きを活性化させたた
めとみていています。

 微細化したためか、いずれの
マウスにも大きな副作用はみら
れませんでした。日野教授は「
治療の選択肢を増やせるよう、
さらに大きな動物で効果や安全
性などを検証し、新たな治療法
の確立につなげたい」と話して
います。

肝細胞ガンの診断と治療につい

て解説している動画です。

 
 


 
 
 新たな治療法の確立の確率を
推定する。        笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 神経損傷に対して3Dプリンター使う治験の開始発表

 
 
 
 
 
 
 京都大学医学部附属病院は、
再生医療ベンチャーのサイフュ
ーズ(東京都文京区、秋枝静香
社長)と神経損傷に対して、3
Dプリンターを用いた治験の開
始を発表しました。手指のけが
による末梢神経損傷に対して、
臨床用バイオ3Dプリンターで
神経導管を製造し患者さんに移
植する治療法を開発しました。
2021年12月までに目標の症例数
3例を探し、移植後は約1年間
安全性の確認などを行う予定で
す。

 導管の製造には患者さんの腹
部、鼠径部から2平方センチメ
ートルの皮膚を採取しました。
細胞塊を積層し、立体的な組織
を作製するサイフューズ独自の
3次元細胞積層技術で、約2カ
月かけて導管を製造し、損傷部
に移植します。観察期間は皮膚
組織採取から治験製品製造に約
60日、移植後の観察期間は48週
です。

 治験対象は20~60歳以下の男
女となっています。けがをして
から6カ月以内に登録可能で、
損傷部位が手首より先にあり、
神経損傷の長さが20ミリメート
ル以下のものです。

 現在主流になっている末梢神
経損傷に対する治療方法は自家
神経の移植です。しかし、神経
の一部を摘出するため、周辺の
部位に異常をもたらすケースも
あり、最善の治療法ではありま
せんでした。

 京大は佐賀大学、サイフュー
ズとともに研究開発を進め、20
17年にラットの座骨神経損傷に
神経導管を移植する治療法を発
表しました。このほどヒトを対
象にした医師主導治験の実施体
制が整いました。

 治験主任研究者で、京大医学
部附属病院の松田秀一教授は「
長年神経損傷の治療に携わって
きたが、バイオ3Dプリンター
を用いるのは画期的。神経損傷
で悩む患者のためになるだろう」
と大きな期待を寄せました。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
 神経損傷の治療に成功した医
師を尊称で呼ぶ。     笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 川崎医科大(岡山県倉敷市松
島)肝胆膵(すい)内科学の日
野啓輔教授らのグループが、肝
臓ガン細胞の増殖を防ぐ薬剤を
超微細な粒子にしてマウスに投
与すると、効率的に患部まで運
ばれ、抗ガン効果を高めること
を突き止めたのは、素晴らしい
業績です。抗ガン効果だけでな
く、免疫が高まる効果も確認で
きたということで総合的にガン
対策ができると期待されます。
治療の選択肢を増やせるよう、
さらに大きな動物で効果や安全
性などを検証し、新たな治療法
の確立につなげて頂きたいもの
です。
 京都大学医学部附属病院が、
再生医療ベンチャーのサイフュ
ーズ(東京都文京区、秋枝静香
社長)と神経損傷に対して、3
Dプリンターを用いた治験の開
始を発表したのは、素晴らしい
業績です。現在主流になってい
る末梢神経損傷に対する治療方
法は自家神経の移植です。しか
し、神経の一部を摘出するため、
周辺の部位に異常をもたらすケ
ースもあり、最善の治療法では
ないと分かっているので今回の
バイオ3Dプリンターを用いる
のは、画期的と言えましょう。
この治療法で、たくさんの末梢
神経損傷の患者さんを救って頂
きたいものです。

 腫瘤に対する主流な治療法を
検討する。        笑

 
 
 
 
 
 
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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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2021-10-22 21:17:05

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診療マル秘裏話  号外Vol.1990 令和2年12月20日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)膵くびれ指摘が膵ガン早期発見に繋がる可能性
2)喫煙が日本人排尿症状悪化要因であること解明

 
 
 
 
 
 
 
 
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1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 膵くびれ指摘が膵ガン早期発見に繋がる可能性

 
 
 
 
 
 膵ガンでは慢性膵炎が発ガン
に関連することが知られていま
すが、慢性膵炎患者におけるス
クリーニングが膵ガンの早期診
断につながっているとはいえま
せん。東京歯科大学市川総合病
院放射線科講師の小橋優子氏は
「CTスクリーニングによる膵く
びれの指摘が膵ガンの早期発見
につながる可能性がある」と第
28回日本消化器関連学会週間(
JDDW 2020、11月5〜8日、ウェ
ブ併催)で報告しました。

 小橋氏らは、以前から膵のCT
スクリーニングから膵ガンの早
期診断につながる所見について
の検討を行っています。同院の
先行研究では、膵ガン患者さん
32例における診断前の過去のCT
所見を観察した所、24例(75%)
に膵くびれが見られました。

 そこで同氏らは、膵くびれが
膵ガンの早期診断につながるか、
炎症と関連があるかどうかを前
向き研究で明らかにすることと
しました。同院で撮影される胸
腹部CT全てをスクリーニングの
対象とし、膵くびれが見られた
場合はCTおよび磁気共鳴胆管膵
管造影(MRCP)で追跡しました。
くびれの進行がある場合にはさ
らに精査します。画像の追跡は
3〜6カ月間行い、全観察期間は
5年間としました。

 2017年11月〜19年10月の2年
間で1万6,920件の腹部CTを撮影・
診断し、16例(0.09%)を膵く
びれと同定(多スライスで周囲
膵組織より痩せている部分をく
びれと判断します)。そのうち
15例で画像の追跡を行いました。
15例中3例(20%)に膵くびれよ
り尾部側で主膵管の拡張が認め
られ、膵ガンの存在を疑い脾合
併膵体尾部切除術を施行しまし
た。観察期間は平均15カ月でし
た。

 小橋氏は、3例の所見を紹介
しました。症例1(女性、77歳、
膵尾部にくびれ)では、スリッ
ト状の膵くびれを指摘し、3カ
月後には主膵管の拡張が発生、
4.5 カ月後には拡張が進行しま
した。内視鏡的逆行性膵管造影
(ERP) では主膵管狭窄が確認
されました。術中に肉眼ではく
びれは同定できず、術中エコー
では主膵管内部に低エコー結節
が認められました。

 症例2(男性、81歳、膵体
部にくびれ)では、膵くびれ同
定から12カ月後には特に変化が
ありませんでしたが、24カ月後
に膵くびれの進行と主膵管の拡
張が認められました。MRCPでは
膵くびれ部分に一致した主膵管
の狭小化と膵尾部膵管の拡張が
認められました。術中肉眼所見
でくびれは同定できず、術中エ
コーでも明確な腫瘍は指摘でき
ませんでした。

 症例3(男性、81歳、膵体部
にくびれ)では、膵くびれ発見
時にくびれ部分は脂肪組織が非
常に目立っていました。6カ月
後には膵くびれの脂肪濃度が消
失して目立たなくなり、MRCPの
最大値投影(MIP) 画像ではく
びれ部分の主膵管の狭小化が認
められました。12カ月後には主
膵管拡張が出現し、くびれ部分
には不明瞭ながら腫瘍が存在し
ているように見えました。MIP
画像では主膵管の拡張とくびれ
部分に相当する主膵管の途絶が
認められましたが、術中肉眼に
よるくびれの同定はできません
でした。体尾部切除が施行され、
直径12mmの浸潤性膵管ガンでし
た。

 肉眼病理標本では、症例1は
膵周囲に脂肪があり、膵くびれ
の脇にわずかな上皮内ガンが認
められました。症例2でも膵実
質は少なく脂肪が多く、くびれ
に相当する部位である主膵管に
浸潤性膵管ガンが、その周辺に
上皮内ガンが認められました。
症例3では膵くびれは既にガン
に置換しており同定できず、く
びれ相当部位で浸潤性膵管ガン
が認められました。周囲の脂肪
組織も明確には同定できません
でした。

 病理所見においては、症例1、
2では膵組織の萎縮と脂肪変性
が見られ、さらに慢性炎症性細
胞浸潤や線維化も認められまし
た。症例3では脂肪変性ははっ
きりせず、線維化や慢性炎症性
細胞浸潤が目立っていました。

 小橋氏は「上皮内ガンや微小
浸潤性膵管ガンの段階で、既に
周囲の膵組織に炎症所見や線維
化、脂肪浸潤が認められたのは
非常に興味深い。CTでは膵実質
は脂肪変性後、経時的に脂肪濃
度が上昇していた。病理所見と
併せて考えると、最初になんら
かの原因による膵の限局性の炎
症から脂肪変性、その後線維化
が発生しているのではないか。
または、炎症から線維化、膵実
質の萎縮が起こり結果として脂
肪変性が生じた可能性もある」
と考察しました。

 さらに、「CTおよび病理所見
から、膵くびれは膵実質の脂肪
変性を反映していると考えられ
る。脂肪変性が発生し、その後
線維化が進行することで脂肪が
消失していくと思われ、最終的
には膵ガンに至ると推測できる」
と述べ、「CTによる膵くびれの
指摘と慎重な経過観察によって、
膵ガンの早期発見につながる可
能性が示唆された」と結びまし
た。

膵臓ガンの早期発見の取り組み

について解説している動画です。

 
 


 
 
 脂肪変性についての研究者の
編成が行われた。     笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 喫煙が日本人排尿症状悪化要因であること解明

 
 
 
 
 
 
 横浜市立大学附属市民総合医
療センター 泌尿器・腎移植科
河原崇司診療講師、上村博司診
療教授、伊藤悠城医師(横須賀
共済病院泌尿器科)らの研究グ
ループは、アイブリッジ社と共
同で世界初となる喫煙と排尿障
害に関する大規模な臨床研究を
行い、喫煙が日本人における排
尿症状悪化の要因であることを
明らかにしました。
 排尿障害の罹患率は8人に1
人と多い一方で、排尿の問題で
あることから恥ずかしくて病院
に来られないなど実際の患者数
より病院の受診が少ないと報告
されています。本研究ではイン
ターネット調査を用いて短期間
に今まで報告されている排尿障
害の研究の中で最大規模の調査
を実施することができました。
特に、排尿障害と喫煙との関係
を示した大規模研究は行われて
おらず、いずれの年齢層におい
ても喫煙が排尿障害のリスク因
子であったことが明らかになり
ました。さらに、若年者におい
て喫煙による排尿障害の影響は
顕著であり、高齢・糖尿病・高
血圧など、他の因子が少ない分
喫煙の影響が強く出たと考えら
れました。

 今後は、本研究での解析結果
をもとに、喫煙による排尿症状
の影響について基礎研究を進め
ていく予定です。本研究は、『
Scientific Reports』に掲載さ
れました。

喫煙の健康への有害性について

解説している動画です。

 
 


 
 
 収入印紙が忘れられる因子に
ついて考察。       笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 東京歯科大学市川総合病院放
射線科講師の小橋優子氏が「CT
スクリーニングによる膵くびれ
の指摘が膵ガンの早期発見につ
ながる可能性がある」と第28回
日本消化器関連学会週間(JDDW
2020、11月5〜8日、ウェブ併
催)で報告したのは素晴らしい
発見だったと思います。最近、
リキッドバイオプシーで膵ガン
を発見しようとする試みが続い
ていますが画像での新たな検出
法が出たのは、珍しいことだと
思います。リキッドバイオプシ
ーにしても、画像診断にしても
患者さんに、負担のかからない
検査は、これから進歩していっ
て欲しいものです。
 横浜市立大学附属市民総合医
療センター 泌尿器・腎移植科
河原崇司診療講師、上村博司診
療教授、伊藤悠城医師(横須賀
共済病院泌尿器科)らの研究グ
ループが、アイブリッジ社と共
同で世界初となる喫煙と排尿障
害に関する大規模な臨床研究を
行い、喫煙が日本人における排
尿症状悪化の要因であることを
明らかにしたのは、素晴らしい
業績です。喫煙とガンについて
の研究は、たくさん行われてい
ますが、喫煙と排尿障害につい
て解析されたのは、これが初め
てではないでしょうか?禁煙を
することで排尿障害の改善を認
めれば、喫煙している人に禁煙
を勧めやすいと考えました。

 近縁の人から禁煙を勧める。


 
 
 
 
 
 
 
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診療マル秘裏話  号外Vol.1989 令和2年12月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)腫瘍間質が口腔ガン悪性度や浸潤等性格を制御
2)脂肪幹細胞分化制御の遺伝子発現が老齢で動揺

 
 
 
 
 
 
 
 
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さい。

 
 
 
 
 
1】 腫瘍間質が口腔ガン悪性度や浸潤等性格を制御

 
 
 
 
 
 岡山大学は11月26日、通常は
口腔ガンの手助けをするはずの
腫瘍間質が、口腔ガンの悪性度
や浸潤などの性格を制御してい
ることを見出したと発表しまし
た。この研究は、同大大学院医
歯薬学総合研究科(歯)の長塚
仁教授、高畠清文助教らの研究
グループによるものです。研究
成果は、スイスの学術誌「Inte
rnational Journal of Molecul
ar Sciences」 に掲載されてい
ます。

 口腔ガンの中には、病変が口
腔粘膜の表層上皮に限局し、深
部に浸潤していないにもかかわ
らず、病変部を切除した後の再
生上皮組織にガンの再発を繰り
返すものがあります。また、口
腔ガンの手術後に皮膚皮弁を用
いて再建する場合がありますが、
ガンが存在しないはずの皮膚皮
弁からガンが発生する症例があ
ります。

 このように口腔ガンを取り切
ったにもかかわらず再発を起こ
す症例が散見され、従来のガン
化の概念では説明できない現象
が臨床の場で起こっています。
そのため、このガン化メカニズ
ムの解明が強く望まれています。

 今回の研究では、浸潤度の異
なる2種類の腫瘍間質を口腔ガ
ン手術材料から採取し、ヒト由
来口腔扁平上皮ガン細胞株とと
もにマウスの頭蓋部に移植しま
した。移植後1か月、腫瘍が成
長したところで摘出して顕微鏡
で観察しました。

 すると、浸潤性の高い口腔ガ
ンから採取した腫瘍間質を移植
したマウスでは、口腔ガンの浸
潤が著しく、また分化度が低く
なりました。一方で、浸潤性に
乏しい口腔ガンから採取した腫
瘍間質を移植したマウスでは、
口腔ガンの浸潤性は低く、分化
度も高くなりました。

 このように同一の口腔ガン細
胞を移植したにも関わらず、移
植した腫瘍間質が異なると、口
腔ガン細胞の浸潤性や分化度な
どの性格が異なることが分かり
ました。このことから、研究グ
ループは「ガン細胞は一度手懐
けたはずの腫瘍間質により、逆
に影響を受けて生物学的性格を
変化させる可能性が示唆された」
としています。

 今回の研究結果は、従来から
考えられている口腔ガンの発ガ
ン・進展メカニズムとは異なる
新たな腫瘍学の概念を提示する
結果だということです。

 口腔ガン治療では手術による
切除が一般的ですが、腫瘍切除
時の外科的切除範囲設定の新た
な基準をもたらし、再発率を軽
減させることが期待される、と
研究グループは述べています。

口腔ガンについて解説している

動画です。

 
 


 
 
 定時で帰ることを、提示する。


 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 脂肪幹細胞分化制御の遺伝子発現が老齢で動揺

 
 
 
 
 
 
 東京都健康長寿医療センター
は11月26日、包括的1細胞遺伝
子発現解析により、脂肪組織か
ら培養を経ない幹細胞を同定し、
脂肪幹細胞の分化を制御する遺
伝子発現が老齢で揺らいでいる
ことをはじめて明らかにしたと
発表しました。これは同センタ
ー石神昭人研究部長、土志田裕
太、佐野遙香連携大学院生と、
和歌山県立医科大学の橋本真一
教授、岩淵禎弘助教、東京都立
大学の相垣敏郎教授、東京医科
歯科大学の吉田雅幸教授らと共
同研究によるものです。研究成
果は、「PLOS ONE」電子版に掲
載されています。

 再生医療は、組織や臓器の欠
損や機能不全に対して、幹細胞
を用いて機能を回復する医療で
す。幹細胞には、iPS 細胞のよ
うな多能性幹細胞と間葉系幹細
胞のような体性幹細胞がありま
す。間葉系幹細胞は、骨髄や脂
肪、皮膚など全身のさまざまな
場所に存在しており、自分自身
から採取した間葉系幹細胞を再
生医療に使用することが可能で
す。超高齢社会において再生医
療を受ける患者さんでは今後、
高齢者の増加が予想されます。
しかし、高齢者から採取した間
葉系幹細胞が、若年者の間葉系
幹細胞と分化能が同等であるか
は分かっていませんでした。

 そこで今回研究グループは、
老齢と若齢のマウス脂肪組織か
ら培養を経ない幹細胞を同定し
て、脂肪幹細胞の遺伝子発現が
老若マウスで同等であるかを明
らかにすることを目的に、多く
の細胞集団から細胞1個ずつを
区別して解析できる、最新の1
細胞遺伝子発現解析を行いまし
た。

 その結果、包括的1細胞遺伝
子発現解析により、老若マウス
の脂肪組織から成熟脂肪細胞を
除いた間質血管画分を分離、精
製して、培養を経ることなく、
間質血管画分に存在する脂肪幹
細胞を同定しました。そして、
細胞分化の抑制に関与する3種
類の遺伝子(Adamts7、Snai2、
Tgfbr1)が脂肪幹細胞で高発現
していることを新たに見出しま
した。さらに、これらの遺伝子
と脂肪前駆細胞で高発現する遺
伝子を老若マウスの間で比較し
た所、脂肪幹細胞の分化を制御
する遺伝子発現の厳密性が、老
齢で揺らいでいることが分かっ
たということです。

 今回の研究から、培養を経る
ことなく間質血管画分に存在す
る脂肪幹細胞が同定されました。
また、再生医療に使用される脂
肪幹細胞は、老齢で分化を制御
する遺伝子発現が揺らぐことを
明らかにしました。「この研究
成果は、脂肪幹細胞を使用する
高齢者の再生医療に大きく貢献
するものと期待される」と、研
究グループは述べています。

脂肪幹細胞を使う再生医療につ

いて解説している動画です。

 
 


 
 
 遺伝子発現について発言する。


 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 岡山大学が11月26日、通常は
口腔ガンの手助けをするはずの
腫瘍間質が、口腔ガンの悪性度
や浸潤などの性格を制御してい
ることを見出したと発表したの
は、素晴らしい業績です。同一
の口腔ガン細胞を移植したにも
関わらず、移植した腫瘍間質が
異なると、口腔ガン細胞の浸潤
性や分化度などの性格が異なる
ことが分かったというのは本当
に驚きでした。口腔ガン治療で
は手術による切除が一般的です。
しかし、腫瘍切除時の外科的切
除範囲設定の新たな基準をもた
らし、再発率を軽減させること
が期待されるようですから、訳
の分からない再発に対する手立
てができるということだと私は、
理解しました。
 東京都健康長寿医療センター
が11月26日、包括的1細胞遺伝
子発現解析により、脂肪組織か
ら培養を経ない幹細胞を同定し、
脂肪幹細胞の分化を制御する遺
伝子発現が老齢で揺らいでいる
ことをはじめて明らかにしたと
発表したのは、素晴らしい業績
です。高齢者から採取した間葉
系幹細胞が、若年者の間葉系幹
細胞と分化能が同等であるかは
分かっていなかったということ
ですので、遺伝子発現について
はっきり結果が出たのは、老化
が幹細胞の分化に関与している
ことを示唆していると思います。
老化が問題であれば、NMN のよ
うなサーチュイン遺伝子を活性
化する物質で若返らせることを
考えた方が良いと思います。

 廊下で互いの老化の話をした。


 
 
 
 
 
 
 
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2021-10-20 23:37:42

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診療マル秘裏話  Vol.834 令和1年12月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)胆管ガンにおいてARID1Aの欠失が悪性度に関連
2)脳脊髄液で2種類の蛋白質を測定ALSと診断可能

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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1】胆管ガンにおいてARID1Aの欠失が悪性度に関連

 
 
 
 
 
 東京医科歯科大学は11月6日、
胆管ガンにおいてARID1Aの欠失
が、幹細胞遺伝子のALDH1A1 の
発現を亢進し、胆管ガンの悪性
度に関連していることを世界で
初めて明らかにしたと発表しま
した。この研究は、同大大学院
医歯学総合研究科分子腫瘍医学
分野の田中真二教授、秋山好光
講師、島田周助教、吉野潤大学
院生の研究グループが、同ウイ
ルス制御学の山岡昇司教授、同
肝胆膵外科学分野の田邉稔教授
との共同研究で行ったものです。
研究成果は、国際科学誌Carcin
ogenesis(カルシノジェネシス)
オンライン版に掲載されていま
す。 胆道ガンは世界的に増加
傾向で、特に日本を含むアジア
で発症頻度が高い悪性腫瘍です。
発生部位により肝内胆管ガン、
肝外胆管ガン、胆嚢ガンに分け
られ、それぞれ異なった遺伝学
的背景や臨床経過を呈します。
肝内胆管ガンは胆道ガンの約10
%を占め、その悪性度は高く、
切除後5年生存率は25~35%で
す。現在、胆道ガンに対して有
効な薬剤は少なく、新たな治療
薬の開発が待ち望まれています。
胆道ガンの大規模遺伝子解析の
結果、エピジェネティック制御
遺伝子の異常が高頻度に認めら
れており、特にARID1A変異の割
合は約11%を占め、TP53、KRAS
に続いて3 番目に頻度が高いこ
とが報告されています。しかし
ながら、胆道ガンにおけるARID
1A欠失による分子機構はよくわ
かっていませんでした。今回研
究グループは、胆道ガンにおけ
るARID1Aの発現異常と臨床病理
学的諸性状との関連を調べ、AR
ID1A発現低下は肝内胆管癌患者
の予後に関与していることを明
らかにしました。胆道ガンの臨
床症例を用いた解析から、ARID
1A発現の陰性症例が胆道ガン12
0例中21例(17.5%)で認められ、
その内訳は肝内胆管ガンが15/6
9例(21.7%)、肝外胆管ガンが
4/34例(11.8%)、胆嚢ガンは2
/17例(11.8%)であり、ARID1A
発現欠失は肝内胆管ガンで最も
多くみられました。ARID1A発現
と臨床病理学的諸性状との関連
を検討した結果、予後因子のみ
に有意差が認められ、ARID1A陰
性胆管癌群は陽性群に比べて予
後が不良でした(P=0.005)。

胆管ガンにおけるARID1A欠失の
生物学的意義を調査するため、
ゲノム編集法を用いてARID1Aノ
ックアウト胆管ガン細胞株を作
成しました。ARID1Aノックアウ
ト株の遊走能、浸潤能とスフェ
ア形成能はARID1A野生型細胞に
比べて有意に高く、ARID1A欠失
は胆管ガンの悪性度亢進に関与
することが明らかになりました。
さらに網羅的遺伝子発現および
シグナル経路解析により、ARID
1Aノックアウト細胞では幹細胞
性や浸潤亢進に関わる複数の遺
伝子群が同定され、その中でも
幹細胞遺伝子であるALDH1A1 の
発現亢進が最も大きな変化でし
た。ARID1Aノックアウト細胞で
は、ALDH1A1遺伝子のプロモー
ター領域のヒストンH3の27番目
リジン(K27 )のアセチル化(
H3K27ac )レベルが野生型細胞
に比べて強く、ALDH1A1 の発現
亢進にはヒストンアセチル化の
増強が関与することが分かりま
した。一方、ARID1A存在下では、
ARID1Aはヒストン脱アセチル化
酵素HDAC1 と結合して複合体を
作りました。さらにARID1A・HD
AC1 複合体によるヒストン脱ア
セチル化の促進により、ALDH1A
1遺伝子のプロモーター領域のH
3K27acレベルが減少することが
示唆されました。臨床検体を用
いた解析でも同様にALDH1A1 と
ARID1Aとの発現は逆の関係であ
り(P=0.018),ARID1A陰性かつ
ALDH1A1 陽性群はそれ以外の症
例群に比べて有意に予後不良で
した。(P=0.002)。

今回の研究では、肝内胆管ガン
においてARID1Aの発現低下が悪
性化に関与していることを見出
しました。そして、ARID1AはHD
AC1 と結合してヒストン脱アセ
チル化を促進させ、ALDH1A1 発
現を抑制していることが明らか
になりました。ARID1Aが欠失し
た胆管ガンではヒストンアセチ
ル化レベルが高く、ALDH1A1 の
発現亢進によって幹細胞性が増
強するという機序が示唆されま
した。研究グループは、「今後、
ARID1Aによるヒストン修飾異常
を標的とした新規治療法の開発
が期待される」と述べています。

エピジェネティックスについて

解説している動画です。

 
 


 
 
 ガン細胞の悪性度亢進のため、
後進に道を譲った。    笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 脳脊髄液で2種類の蛋白質を測定ALSと診断可能

 
 
 
 
 
 
 京都府立医科大の研究チーム
は11月11日、神経細胞が死に、
全身の筋力が弱っていく難病の
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
患者さんの脳脊髄液から2種類
の蛋白質を測定することに成功
し、正確で迅速にALSと診断
できたと発表しました。
 ALSは、経験ある専門医で
ないと診断が難しく、確定に時
間がかかります。これまでにT
DP―43やNfLといった蛋
白質の濃度で診断できると指摘
されていましたが、測定が難し
いとされていました。
 研究チームは、微量の蛋白質
を測定できる技術を活用しまし
た。ALS患者とALSに似た
障害の患者など2集団計150
人で、髄液中のTDP―43と
NfLの濃度を測定し、比較し
ました。

ALSについて解説している動画

です。

 
 


 
 
 皮革製品の値段を比較した。


 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 東京医科歯科大学が11月6日、
胆管ガンにおいてARID1Aの欠失
が、幹細胞遺伝子のALDH1A1 の
発現を亢進し、胆管ガンの悪性
度に関連していることを世界で
初めて明らかにしたと発表した
のは、偉大な業績です。胆管が
んは、発見が遅れることが多く
予後不良な病気と考えられてい
ましたが、予後不良である要因
として、発見が遅れたことだけ
ではなく、悪性度の亢進が関与
していることが明らかになりま
した。悪性度の亢進を防ぐとい
う切り口で予後不良を改善する
必要があるようです。当然早期
発見、早期治療は言うまでもあ
りません。
 京都府立医科大の研究チーム
は11月11日、神経細胞が死に、
全身の筋力が弱っていく難病の
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
患者さんの脳脊髄液から2種類
の蛋白質を測定することに成功
し、正確で迅速にALSと診断
できたと発表したのは、素晴ら
しい業績です。ALSは、経験
ある専門医でないと診断が難し
く、確定に時間がかかります。
これまでにTDP―43やNf
Lといった蛋白質の濃度で診断
できると指摘されていましたが、
測定が難しいとされていたので
今回の成果は非常に有用だと思
います。ただ腰椎穿刺をしなけ
ればなりませんが、侵襲の強い
検査であることだけは指摘させ
て頂きたいと思います。

 聖歌を歌って成果をだす。笑

 
 
 
 
 
 
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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
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診療マル秘裏話  号外Vol.1988 令和2年12月18日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)抗菌・抗真菌活性やガン細胞毒性を持つ化合物
2)武漢熱中和抗体治療薬をFDAが緊急使用許可

 
 
 
 
 
 
 
 
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さい。

 
 
 
 
 
1】 抗菌・抗真菌活性やガン細胞毒性を持つ化合物

 
 
 
 
 
 東京理科大学は11月24日、抗
菌・抗真菌活性やガン細胞に対
する細胞毒性などを有すること
が知られている天然化合物N-ア
ルキルフェナジノン類を容易に
調製できる新規合成法の開発に
成功し、細胞毒性試験の結果、
天然化合物よりもさらに高いガ
ン細胞選択性を示す誘導体を見
出したと発表しました。この研
究は、同大理工学部応用生物科
学科の倉持幸司教授らの研究グ
ループによるものです。研究成
果は、「ACS Omega」 に掲載さ
れています。

 フェナジンは、窒素原子を含
む複素環式化合物です。これま
で、100 種類以上のフェナジン
誘導体が天然化合物として同定
され、6,000 種を超えるフェナ
ジン類の化学合成が報告されて
います。その中で、N-アルキル
フェナジノンは天然化合物とし
ては11種しか知られておらず、
これまでPseudomonas属やStrep
tomyces 属などの細菌から単離
されてきました。

 例えば、緑膿菌(Pseudomona
s aeruginosa)からは、N-アル
キルフェナジノンで最も単純な
構造のピオシアニンが単離され、
Streptomyces属の放線菌からは
ラバンズシアニン(別名WS-965
9 A)やその2位の炭素原子にハ
ロゲン原子(塩素または臭素)
が結合した化合物であるWS-965
9 B、マリノシアニンA、また、
マリノシアニンA とは異なるア
ルキル基を有する化合物である
マリノシアニンB などが単離さ
れ、抗菌・抗真菌活性、ガン細
胞に対する細胞毒性、バイオフ
ィルム形成、クオラムセンシン
グ(自身と同種の菌の生息密度
の感知と物質産生制御)、免疫
反応抑制など、さまざまな生物
活性に関わっていることが明ら
かになっています。

 そのため、N-アルキルフェナ
ジノン類は医薬品としての応用
に関心が持たれていますが、こ
れまで簡便な合成法が確立され
ていませんでした。また、試料
として十分な量の入手が困難で
あり、化学構造と生物活性との
相関や作用機序などに関する知
見が十分には得られていません
でした。

 倉持教授らの研究グループは、
N-アルキルフェナジノンおよび
そのハロゲン化物の新規合成法
の開発を目指して研究を開始し、
2019年に、N-アルキルベンゼン
-1,2-ジアミンと,1,2,3-ベンゼ
ントリオールの酸化的カップリ
ング反応が酸素雰囲気下に置く
だけで進行してN-アルキルフェ
ナジノン(ピオシアニン、ラバ
ンズシアニン)が得られること
と、それにN-ブロモスクシンイ
ミド(NBS)を反応させると2位
の炭素原子に臭素原子が結合し
た誘導体(マリノシアニンA、B)
が得られることを報告。

 今回は、さらに簡便な合成法
の開発と共に、まだ得られてい
なかった塩化物の合成を試み、
さらには得られたそれぞれの化
合物の細胞毒性の評価を行いま
した。

 まず、N-アルキルフェナジノ
ンの合成と、それに続く2位の
炭素のハロゲン化の2段階合成
を用いて塩化物の合成を試しま
した。その結果、臭化物とは異
なり、4位の炭素に塩素が選択
的に結合した化合物が主成分と
して得られることが分かりまし
た。4位の炭素のすぐ近くには
比較的大きなN-アルキル基があ
り、立体障害によって臭素は4
位よりも2位の炭素と結合する
一方、塩素はファンデルワール
ス半径が臭素よりも小さいため、
4位と結合することが示唆され
ました。

 そのため、今回の研究では、
N-アルキルフェナジノンを合成
した後に塩素化を行うという2
段階合成ではなく、N-アルキル
ベンゼン-1,2-ジアミンと,もと
もと目的の位置が塩素化された
4-クロロ-1,2,3-ベンゼントリ
オールをワンステップで酸化的
カップリングさせることを試み
ました。

 酸化剤として酸素、1,4-ベン
ゾキノン、o-クロラニルをそれ
ぞれ試し、この場合でも酸素の
場合に最も高い収率が得られる
こと、添加物として塩基である
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸セシウムをそれぞれ添加し
た場合では炭酸セシウムの場合
に収率が最も高くなることを見
出しました。

 そこで、N-アルキルベンゼン
-1,2-ジアミンと4-クロロ-1,2,
3-ベンゼントリオール(または
4-ブロモ-1,2,3- ベンゼントリ
オール)を酸素雰囲気下、炭酸
セシウムを添加する条件で酸化
的カップリング反応をそれぞれ
行い、2位の炭素が塩素化また
は臭素化されたN-アルキルフェ
ナジノンを計6種、合成(塩化
物:収率17~21%、臭化物:収
率10~18%)。そのうち、ラバ
ンズシアニンの2位の炭素が塩
素化された天然化合物(WS-965
9 B) はこれまで天然由来のも
のしか報告されておらず、初め
ての化学合成例だということで
す。

 次に、2位の炭素がハロゲン
化されていない3種のN-アルキ
ルフェナジノンを含めて、今回
合成した計9種のN-アルキルフ
ェナジノンの細胞毒性とガン細
胞に対する選択性を評価しまし
た。9種それぞれを添加した条
件で、ヒト前骨髄性白血病細胞
(HL-60),ヒト肺腺ガン細胞(
A549)、正常なヒト肺線維芽細
胞(MRC-5) をそれぞれ培養し、
IC50(細胞生存率が50%になる
濃度:値が小さいほど細胞毒性
が高い)を測定しました。また、
MRC-5細胞に対するIC50 をA549
細胞に対するIC50で割った値(
SI)をそれぞれ算出し、ガン細
胞に対する選択性の指標としま
した(SIが2を超えるとガン細
胞に対する選択性があると言え
ます)。

 その結果、ラバンズシアニン
(WS-9659 A)、WS-9659 B、マ
リニシアニンA,マリノシアニン
B、マリノシアニンBの類縁体2
種(置換基なし、および2位炭
素を塩素化した化合物)の計6
種はそれぞれの細胞に対する細
胞毒性が高いものの、SI値が0.
49~1.79と低く、肺腺ガンにお
けるガン細胞選択性は低いこと
が分かりました。

 一方、構造のより単純なN-ア
ルキルフェナジノン類(アルキ
ル基はメチル基)の3種(ピオ
シアニン、2-クロロピオシアニ
ン、2-ブロモピオシアニン)は、
それらよりも細胞毒性は若干緩
やかであるものの、SI値が高く、
特にピオシアニンはSI=3.95、
2-クロロピオシアニン(非天然
化合物)はSI=5.80と顕著なガ
ン細胞選択性を示すことが明ら
かとなりました。

 今回の研究において、一連の
N-アルキルフェナジノン誘導体
の簡便な合成法の開発に成功し
たため、研究グループでは今後、
化学構造とガン細胞選択性の相
関や作用機序についてさらに研
究を進める予定だとしています。

 倉持教授は同研究の成果につ
いて、本論文で発見した化合物
は細胞レベルでしか効果を確か
めていないので、今後は動物レ
ベルでの抗ガン作用を検証し、
もし動物レベルで効果が検証で
きた場合には安全性試験や臨床
試験を進めていきたいと、述べ
ています。

同じく東京理科大学の研究で、

真菌由来の化合物を合成したと

いう業績についての動画です。

 
 


 
 
 簡便な合成法の開発に成功し
たため、既存の業者から簡便し
てと言われた。      笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 武漢熱中和抗体治療薬をFDAが緊急使用許可

 
 
 
 
 
 
 米国食品医薬品局(FDA)
は、米リジェネロン・ファーマ
シューティカルズが開発した武
漢熱治療薬に対し緊急使用許可
(EUA)を出しました。中和
抗体2種類を組み合わせた「カ
クテル療法」で、武漢熱に感染
したトランプ米大統領にも投与
された治療薬です。先ごろEU
A取得した米イーライリリーに
続き、米国で2つ目の抗体治療
薬になります。

 武漢熱ウイルスの感染を阻害
する2種類の抗体「カシリビマ
ブ」「イムデビマブ」を組み合
わせた治療薬です。12歳以上の
小児、高齢者を含む成人を対象
に、重症化リスクが高い軽症~
中等症の武漢熱に対する治療薬
として緊急使用が認められまし
た。両抗体を点滴静注で1回投
与して治療します。重症患者さ
んは適応外となっています。酸
素吸入が必要な重症例に投与す
ると、症状が悪化する可能性が
あるということです。

 まず月内に8万人分を出荷、
来年1月中には30万人分を用意
する予定です。製造にはスイス・
ロシュも協力します。米国外で
の開発はロシュ主導で進める予
定です。日本もロシュグループ
の中外製薬が国内導入を検討し
ています。

 米国では今月9日、イーライ
リリーの抗体医薬も軽症~中等
症のコロナ治療薬としてEUA
が出ています。

抗体カクテル療法について解説

している動画です。

 
 


 
 
 
 軽症~中等症の武漢熱に警鐘
を鳴らす。        笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 東京理科大学が11月24日、抗
菌・抗真菌活性やガン細胞に対
する細胞毒性などを有すること
が知られている天然化合物N-ア
ルキルフェナジノン類を容易に
調製できる新規合成法の開発に
成功し、細胞毒性試験の結果、
天然化合物よりもさらに高いガ
ン細胞選択性を示す誘導体を見
出したと発表したのは、素晴ら
しい業績です。まだ、これから
臨床試験という高いハードルが
ありますが、この高いハードル
を超えて、素晴らしい薬剤にな
ってくれることを期待したいと
思います。特に、ガンに対する
効果を期待したいと思います。
 米国食品医薬品局(FDA)
が、米リジェネロン・ファーマ
シューティカルズが開発した武
漢熱治療薬に対し緊急使用許可
(EUA)を出したのは、喜ば
しいことです。トランプ米大統
領にも投与された治療薬という
ことで適応が、12歳以上の小児、
高齢者を含む成人を対象に、重
症化リスクが高い軽症~中等症
の武漢熱ということですので、
トランプ大統領は、この適応に
合致していたということになり
ます。ただ不思議なのは、トラ
ンプ大統領は、酸素吸入してい
たと記憶しています。大統領に
リスクを負わせてでも、投与を
決断したのは、誰でしょうか?

 12歳以上の小児に異常が現れ
た。           笑

 
 
 
 
 
 
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2021-10-18 17:59:08

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診療マル秘裏話  号外Vol.1987 令和2年12月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)ガン微小環境改善剤の末期膵臓ガンを対象の治験
2)微粒子可視化システムの施設内飛沫感染の検証実験

 
 
 
 
 
 
 
 
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1】 ガン微小環境改善剤の末期膵臓ガンを対象の治験

 
 
 
 
 
 新薬開発のDelta-Fly Pharma
(デルタフライファーマ)と日
本ケミファは、両社間でライセ
ンス契約を締結しているガン微
小環境改善剤「DFP-17729」 に
ついて、末期の膵臓ガンを対象
とした第1/2相臨床試験(治
験)の患者さん登録を始めまし
た。第1相の6例で安全性が確
認されれば、第2相として33例
を登録し、安全性と有効性を評
価します。同剤は酸性となって
いる腫瘍周辺の環境をアルカリ
化することで改善し、難治性ガ
ンの画期的治療効果が期待され
ています。

ガン微小環境の透過性を亢進す

る薬剤について解説している

講演動画です。

 
 


 
 
 酸性物質を産生する。笑

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 微粒子可視化システムの施設内飛沫感染の検証実験

 
 
 
 
 
 
 新日本空調は、微粒子可視化
システムで市場展開に拍車をか
けています。新型コロナウイル
スの感染拡大で、飛沫による空
気感染リスクが高まっています
が、テレビのニュース番組で同
社の微粒子可視化システムが繰
り返し紹介されています。この
ため従来の産業用途に加えて、
音楽ホールや劇場、スポーツ施
設などにおける飛沫感染の検証
実験用として導入する動きが活
発となっています。今後、同シ
ステムの販売および受託エンジ
ニアリングサービスを強化し、
多様な市場ニーズに応える予定
です。

 新日本空調は、建築物の空調
関連を核とした総合エンジニア
リング企業で、クリーンルーム
(CR)など多様なラインアップ
を持ち顧客に提供しています。

 微粒子可視化システムは、20
年ほど前から手がけ、半導体用
途をはじめCR内での作業発塵、
PM2.5 の環境測定など、さまざ
まな産業用途の検証実験でこれ
まで採用されてきました。微粒
子可視化システム自体は、多く
のシステムがあるものの、世界
で最高感度を実現する特徴が市
場で評価されています。

 最近では、秋から冬にかけて
空気が乾燥し、国内で毎年のよ
うにインフルエンザが流行して
いますが、くしゃみ飛沫を防ぐ
ためマスクを着用する人が増加
しています。その際、飛沫がど
の程度、拡散するのか検証実験
のニーズが強まっています。

 今春には新型コロナが世界的
に拡大し、終息の見通しが立っ
ておらず、第2波、第3波の到
来が懸念され、テレビニュース
で連日、飛沫感染対策が報道さ
れています。その際の実験映像
は、ほぼすべてが同社の本社(
東京都中央区)のラボで撮影さ
れたものです。

 微粒子可視化システムの概要
は、独自の光源と超高感度カメ
ラの組み合わせ。光源には走査
型レーザーシート光源、ファイ
バー式レーザーシート光源、発
光ダイオード(LED)多機能
光源を使い、世界最高クラスの
高感度可視化が可能な専用カメ
ラで微粒子を撮影します。可視
化用画像処理基本パッケージな
ど、多種類のツールも活用しま
す。

 本社のラボでは顧客がサンプ
ルを持ち込み、受託して実験す
る受託エンジニアリングサービ
スと、微粒子可視化システム自
体を販売するケースの両面でビ
ジネス展開しています。

 新型コロナにともなう緊急事
態宣言後は、経済再開と、感染
抑止の両立が社会的テーマとな
っていますが、さまざまな新規
分野からの試験依頼が増加して
います。音楽ホールでコンサー
ト、映画館、スポーツ施設など
で、観客の入場制限が緩和され
つつあります。

 ただ人数制限を緩和するには、
飛沫感染リスクを抑制するため、
客観的データが必要となります。
こうした市場環境のもとで、同
社の微粒子可視化システムの需
要は当面着実に増えると予測さ
れます。同社では新規分野へ積
極的に展開することで、事業基
盤を強化していく予定です。

微粒子可視化システムのCM動

画です。

 
 


 
 
 狂歌の意味付けを強化する。


 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 新薬開発のDelta-Fly Pharma
(デルタフライファーマ)と日
本ケミファが、両社間でライセ
ンス契約を締結しているガン微
小環境改善剤「DFP-17729」 に
ついて、末期の膵臓ガンを対象
とした第1/2相臨床試験(治
験)の患者さん登録を始めたの
は喜ばしいことです。しかし、
このガン微小環境改善剤が酸性
となっている腫瘍周辺の環境を
アルカリ化することで改善する
というのならば、この薬剤より
確実に安価な重曹を用いるべき
だと思います。中には、重曹の
点滴をやっていれば、ガンは、
ほとんど治るという過激な本も
売られているようですが、ガン
細胞は、非常に狡猾な細胞でし
て、すぐに対策を打たれて効か
なくなるということが起こりそ
うですね。
 新日本空調は、微粒子可視化
システムで市場展開に拍車をか
けているというのは、凄いこと
だと思います。微粒子可視化シ
ステムの概要は、独自の光源と
超高感度カメラの組み合わせと
さりげなく、書いていますが、
なかなかどうして凄いシステム
だと思います。光源には、走査
型レーザーシート光源、ファイ
バー式レーザーシート光源、発
光ダイオード(LED)多機能
光源を使い、世界最高クラスの
高感度可視化が可能な専用カメ
ラで微粒子を撮影します。可視
化用画像処理基本パッケージな
ど、多種類のツールも活用しま
すということですので、これは、
売れない方が、おかしいという
気がしました。

 高原で、多機能光源を試した。


 
 
 
 
 
 
 
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2021-10-17 16:24:33

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診療マル秘裏話  号外Vol.1986 令和2年12月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)ガン治療遺伝子薬の日本での治験来年1月開始
2)武漢熱罹患小児の抗体獲得・保持に関する調査

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
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1】 ガン治療遺伝子薬の日本での治験来年1月開始

 
 
 
 
 
 ナノキャリアの松山哲人社長
CEOはこのほど開いた決算説
明会で、ガンを治療する遺伝子
薬の日本での治験を早ければ2
021年1月に開始することを
明らかにしました。イスラエル
企業から日本の権利を導入した
開発品「VB-111」で、米
国を中心に進行中のグローバル
第3相臨床試験に日本も参画す
る準備を進めています。

 VB-111は腫瘍血管内皮
細胞の細胞死を誘導する遺伝子
を非増殖型のアデノウイルスベ
クターで選択的に腫瘍に運ぶ遺
伝子治療薬です。米国やイスラ
エルでプラチナ抵抗性卵巣ガン
を対象に実施された第2相試験
で抗ガン剤パクリタキセルとの
併用で優れた延命効果が確認さ
れ、第3相に進んでいます。

 グローバル第3相の中間解析
でも試験の継続勧告が続き、実
用化期待が高いとみてナノキャ
リアも試験に参画します。すで
に昨年11月にカルタヘナ法の承
認を取得しているほか、松山社
長は日本での治験について「医
薬品医療機器総合機構に年内に
も認めてもらえる見通し」と話
しました。治験実施施設の選定
も始めました。

 新型コロナウイルスワクチン
の非臨床試験や臨床開発、GM
P対応を担う計画も示しました。
ナノ医療イノベーションセンタ
ー(iCONM)と東京都医学
総合研究所が共同研究している
mRNAワクチンで、部分的に
2本鎖の構造しており、ワクチ
ン効果と免疫賦活化を兼ね備え
る特徴があります。

遺伝子医療の経過についての

講演動画です。

 
 


 
 
 
 幸三さんが化学構造を解明し
た。           笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 武漢熱罹患小児の抗体獲得・保持に関する調査

 
 
 
 
 
 
 横浜市立大学と東京慈恵会医
科大学の研究チームは、東ソー、
関東化学と連携し、新型コロナ
ウイルス感染症(武漢熱)にか
かった小児の抗体獲得・保持に
関する調査を開始しました。血
液を採取・分析、武漢熱に対す
る免疫機能がどのように変化し
ているかを明らかにするのが、
目的です。実態解明を通じ、抗
体検査キットやワクチンの開発・
普及を後押ししていきます。

 登録時に16歳未満の国内在住
者が対象で登録数は50例以上
を計画しています。回復後3カ
月、6カ月、1年のそれぞれで
血液を採取し、抗体検査と中和
活性測定を実施します。来年1
月まで行い、横浜市大の梁昭秀
教授らが開発した検査キットを
利用します。

 小児の場合、武漢熱にかかっ
たとしても、その数は少なく、
重症者の割合、死亡率も成人に
比べて極めて低いとされていま
す。ただ、その理由などは分か
っておらず、今後の対策を進め
るうえでも解明することが必要
となってきます。成人に関する
抗体調査については、横浜市大
などのグループがすでに8月か
らスタートしています。

小児の感染が急増しているとい

う2ヶ月前のニュース動画です。

 
 


 
 
 
 抗体調査の調査員を交替する。


 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 ナノキャリアの松山哲人社長
CEOがこのほど開いた決算説
明会で、ガンを治療する遺伝子
薬の日本での治験を早ければ2
021年1月に開始することを
明らかにしたのは、素晴らしい
企画です。VB-111は腫瘍
血管内皮細胞の細胞死を誘導す
る遺伝子を非増殖型のアデノウ
イルスベクターで選択的に腫瘍
に運ぶ遺伝子治療薬です。米国
やイスラエルでプラチナ抵抗性
卵巣ガンを対象に実施された第
2相試験で抗ガン剤パクリタキ
セルとの併用で優れた延命効果
が確認され、第3相に進んでい
るとのこと治療効果に期待が持
てそうです。新生血管阻害剤の
新しい形と言えるかもしれませ
ん。
 横浜市立大学と東京慈恵会医
科大学の研究チームが、東ソー、
関東化学と連携し、武漢熱にか
かった小児の抗体獲得・保持に
関する調査を開始したのは、喜
ばしいことです。 小児の場合、
武漢熱にかかったとしても、そ
の数は少なく、重症者の割合、
死亡率も成人に比べて極めて低
いとされているので、その理由
を知ることで、大人の診療に生
かされると考えられるからです。
大人と小児の根本的な違いは、
免疫力だと私は考えています。
確かに、免疫力が、病気などで
低下している小児の方も例外的
にいらっしゃるかも知れません
が、大部分は、免疫力がしっか
りとしていると考えられるから
です。

 定価の低下を依頼する。笑

 
 
 
 
 
 
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発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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最近の号外Vol.1985メルマガ

2021-10-16 18:08:02

カテゴリー:ブログ



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診療マル秘裏話  号外Vol.1985 令和2年12月14日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)生殖細胞系列変異検出能を前向コホート研究で検証
2)医療に関するお勧め便利ツールをいくつか紹介

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 生殖細胞系列変異検出能を前向コホート研究で検証

 
 
 
 
 
 固形ガン患者さん2984例を、
対象に、診療ガイドラインに基
づく標的遺伝子検査およびカス
ケード家族性変異検査検査(fa
mily variant testing:FVT )
と比較した一般的な多遺伝子パ
ネル検査による病原性の生殖細
胞系列変異(PGV) 検出能を前
向き多施設コホート研究で検証
しました。患者さんの平均年齢
は61.4歳で、53.0%が男性でし
た。

 次世代シーケンス解析の結果、
397例(13.3%)に中浸透率ない
し高浸透率のガン感受性遺伝子
282個を含むPGV、1415例(47.4
%)に意義不明の変異が検出さ
れました。192例(6.4%)に、
表現型や家族歴に基づく検査基
準では検出されなかったと考え
られる臨床的に対応可能な結果
が認められました。高浸透率の
PGV がある患者さんの28.2%が、
検査結果に基づき治療法を修正
しました。診断時の若年齢のみ
がPGV の存在と関連を示しまし
た。PGV がある患者さんに無料
のカスケードFVT を実施した割
合はわずか17.6%でした。

体細胞分裂と減数分裂について

解説している動画です。

 
 


 
 
 習性を修正する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 医療に関するお勧め便利ツールをいくつか紹介

 
 
 
 
 
 
 近年はスマホを使う人が非常
に多く、高齢者でもスマホを使
いこなす方が増えています。し
かし、医療に関するツールとな
ると、便利なものでも意外に知
られていません。ここでは、お
勧めできる便利なツールをいく
つか紹介しましょう。

 スマホには、持病やアレルギ
ー、使用中の薬、身長や体重、
生年月日などの情報を登録して
おくことができます。iPhone(
アイフォーン)では「メディカ
ルID」、アンドロイドでは「緊
急情報」と呼ばれる機能です。

 「メディカルID」は、「ヘル
スケア」というアプリを使って
登録できます。「緊急情報」は、
アプリではなく「設定」からア
カウント情報として登録できま
す。

 これらは、万が一のときに他
人がロックを解除しなくても見
ることができます。自分が突然
倒れて意識を失ったり話せなく
なったりしたときに、応急処置
に当たってくれた人が閲覧でき
るのです。

 ちなみに、緊急通報(110 番
や119 番)も、ロックをかけた
まま行うことができます。iPho
neの場合は、サイドボタンと音
量ボタンを同時に長押しするか、
サイドボタンまたは上部のボタ
ンを素早く5回押すことで、緊
急通報が可能な画面に切り替わ
ります。一方、アンドロイドの
場合は、ロック画面の隅に緊急
通報ボタンが表示されています
(機種によって異なるため、公
式サイトで確認が必要)。

 誰もがいつ大きな事故にあっ
たり病気に見舞われたりするか
分かりません。こうしたスマホ
ツールを使って身の安全を守る
ことは大切です。

 救急車を呼ぶべきか悩んだと
きは、「Q助」 というアプリが
便利に使えます。消防庁が作成
したアプリで、症状に関する質
問にタップで答えていくと、緊
急度に合わせて必要な対応を教
えてくれます。

 表示されるのは、「今すぐ救
急車を呼びましょう」「できる
だけ早めに医療機関を受診しま
しょう」「緊急ではありません
が医療機関を受診しましょう」
「引き続き、注意して様子を
みてください」のいずれかです。

 迷ったときに行動指針を示し
てくれる、とても頼りになるア
プリです。

 また、子どもの症状で困った
ときは、佐久医療センター小児
科が中心となって行っている「
教えてドクター!プロジェクト」
が作ったスマホアプリ「教えて!
ドクター」がお勧めです。

 症状や病名から手軽に情報検
索できるほか、子どもの防災に
関するまとまった情報も閲覧で
きます。また「予防接種スケジ
ューラー」として、子どもの生
年月日を入力すると接種が必要
な日付が表示される、便利な機
能も搭載されています。

 小さなお子様がいらっしゃる
家庭にとって、こうしたアプリ
があるととても安心でしょう。

 もちろん、いずれのアプリも
無料で使えます。ぜひ、スマホ
にダウンロードしておき、いざ
というときに備えておくことを
お勧めします。

Q助の紹介動画です。

 
 


 
 
 
 家庭での人間関係を仮定する。


 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 固形ガン患者さん2984例を、
対象に、診療ガイドラインに基
づく標的遺伝子検査およびカス
ケード家族性変異検査検査(fa
mily variant testing:FVT )
と比較した一般的な多遺伝子パ
ネル検査による病原性の生殖細
胞系列変異(PGV) 検出能を前
向き多施設コホート研究で検証
したのは、素晴らしい業績です。
やはり、ガンは、何らかの遺伝
子変異による病気ということが
示されたのだと思います。ガン
細胞と正常細胞の核と細胞質を
入れ替えるというサイブリッド
実験を根拠にガン化する要因は、
細胞質にあると言う先生がいら
っしゃいますが、正常細胞の核
にガン細胞の細胞質を作ったり
あるいは、その逆のことと言う
のは、自然界では、ありえない
ことを行っているので検証にな
らないと思います。
 近年はスマホを使う人が非常
に多く、高齢者でもスマホを使
いこなす方が増えています。し
かし、医療に関するツールとな
ると、便利なものでも意外に知
られていないというのは当然だ
と思います。医療の情報そのも
のに疎い人が多く、アプリを使
って、医療的問題を解決すると
いう方向に思考が向かないので
はないかと私は考えています。
しかし、禁煙アプリの保険点数
が算定され、ガンのアプリも、
開発中とのことです。そんな時
代であるならば、もっと身近に
医療のアプリを利用するという
ことを考えた方が良いのではな
いかと思います。子どものいざ
という時の対応や、予防接種の
管理など重要な場面で使われる
ことで正確な医療情報が伝わる
ことを期待したいと思います。

 理容店を利用する。笑

 
 
 
 
 
 
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「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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