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2023-04-07 06:35:08

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診療マル秘裏話  号外Vol.2447 令和4年6月6日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)放射線の遮蔽性能評価を簡易に行えるアプリ開発
2)AI技術と自動化機能搭載した低被曝CT装置発売

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 放射線の遮蔽性能評価を簡易に行えるアプリ開発

 
 
 
 
 
 清水建設は、高エネルギー放
射線医療施設の遮蔽設計時に必
要な放射線の遮蔽性能評価を、
一般の設計者でも簡易に行える
アプリ「SC-HoRS」 を開発した
ことを2022年4月27日に発表し
ました。

 国内では、高齢化の深刻化や
食生活の変化により、ガンや脳
疾患の罹患者数が増大する中、
身体への負担が少ない放射線治
療が普及しています。一方、病
院の新設や改修の際には放射線
治療装置の導入が標準化しつつ
あり、放射線遮蔽室へのニーズ
が高まっています。

 放射線遮蔽室は、管理区域外
への放射線漏えいを基準値以下
に抑えるため、コンクリートと
鉄板を併用した厚さ1メートル
を超える遮蔽壁で覆う必要があ
ります。このため、遮蔽設計は、
部屋の形状や装置の性能などに
対応した、複雑な計算による設
計が求められていました。しか
し、簡易式の計算手法もありま
すが、過剰な安全裕度を見込ん
で遮蔽壁の壁厚や鉄板量を設定
しなければならず、建設コスト
が膨らむ要因となっていました。

 そこで、清水建設は、遮蔽室
の形状や装置の性能を入力する
だけで放射線遮蔽性能を自動計
算し、最適設計が可能になるア
プリのSC-HoRS を開発しました。

 SC-HoRS の開発では、病院施
設設計の知見や既存の手法を分
析し、合理的な設計が可能にな
る独自の簡易式自動計算手法を
確立し、この手法をさまざまな
端末で使えるアプリとしてソフ
トを構築しました。

 SC-HoRS は、活用することで、
専門家による最終的な総合評価
が必須ではあるものの、これま
で専門家の計算によって数週間
かかっていた評価が、一般の設
計者でも数時間で行えます。さ
らに、安全性を確保した上で、
遮蔽壁の鉄板量や壁厚のスリム
化を図れるため、従来手法と比
べて、建設コストを10~20%カ
ットすることが可能となります。
加えて、これまでは困難だった
複雑な形状の施設設計やレイア
ウト変更時における治療装置の
配置検討などにも柔軟に応じる
ことができます。

 また、米国では、ガン患者さ
んの約70%が放射線治療を受療
していますが、日本では依然と
して30%程度となっているため、
清水建設ではSC-HoRS を利用し、
今後も需要が見込まれる放射線
医療施設の建設受注拡大を目指
しています。

 放射線治療専門施設について

解説している動画です。

 
 


 
 
 ハイチに新施設を配置する。


 
 
 
 
 
 
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2】 AI技術と自動化機能搭載した低被曝CT装置発売

 
 
 
 
 
 GEヘルスケア・ジャパンは20
22年4月18日、AI(人工知能)
技術と自動化機能を搭載したCT
装置「Revolution Ascend (レ
ボリューションアセンド)」を
発売しました。企画から開発ま
で日本チームが主導しており、
国内ユーザーの声を多く取り入
れています。

 Revolution Ascend では、こ
れまでのCT検査で課題とされて
いた検査工程を見直し、AI技術
や自動化機能をそれぞれの工程
に活用しています。患者さんご
とに異なる体格や内容に適した
検査を実施可能になるため、こ
れまで操作者に委ねられていた
作業工程を標準化できます。ま
た、患者さんや医療従事者の負
担軽減も期待できます。

 画像再構成処理技術として、
AIプラットフォーム「Edison」
で開発したディープラーニング
画像再構成アルゴリズム「True
Fidelity」を搭載し、低被ばく
と高画質を両立しました。特に
頭部、腹部などの密度分解能が
重要とされる領域での読影負担
軽減、診断能の向上が期待でき
ます。なお、ディープラーニン
グを活用した画像再構成技術が、
全身領域のCT検査に対応するの
は初になるということです。同
社は、国内の総合大型病院や地
域中核病院など専門性の高い施
設、買い替えを検討している施
設を主対象とし、販売を進める
予定です。

 AI画像診断支援について解説

している動画です。

 
 


 
 
 診断能の向上に対する口上を
述べる。         笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 清水建設が、高エネルギー放
射線医療施設の遮蔽設計時に必
要な放射線の遮蔽性能評価を、
一般の設計者でも簡易に行える
アプリ「SC-HoRS」 を開発した
のは、喜ばしいことです。SC-H
oRS は、活用することで、専門
家による最終的な総合評価が必
須ではあるものの、これまで専
門家の計算によって数週間かか
っていた評価が、一般の設計者
でも数時間で行えるという利点
や安全性を確保した上で、遮蔽
壁の鉄板量や壁厚のスリム化を
図れるため、従来手法と比べて、
建設コストを10~20%カットす
ることが可能となる利点は非常
に魅力的と言えましょう。
ことを2022年4月27日に発表し
GEヘルスケア・ジャパンは20
22年4月18日、AI(人工知能)
技術と自動化機能を搭載したCT
装置「Revolution Ascend (レ
ボリューションアセンド)」を
発売したのは喜ばしいことです。
ディープラーニングを活用した
画像再構成技術が、全身領域の
CT検査に対応するのは初になる
ということですので、技術革新
と言えましょう。Revolution A
scend では、これまでのCT検査
で課題とされていた検査工程を
見直し、AI技術や自動化機能を
それぞれの工程に活用しており、
患者さんごとに異なる体格や内
容に適した検査を実施可能にな
るため、これまで操作者に委ね
られていた作業工程を標準化で
きるのは、素晴らしいことです。

 検査工程を、校庭で説明する。


 
 
 
 
 
 
 
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