美しい肌Vol.166

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2013-05-06 00:00:00

カテゴリー:女性の美容と健康

町医者のブログ



美肌の野菜&果物(各論:さつまいも)



さつまいもは食物繊維が豊富な紫色の野菜です。



別名、甘藷(かんしょ)、唐芋(からいも、



とういも)、琉球薯(りゅうきゅういも)などと



呼ばれることがあります。



根菜の中でも育てやすい、さつまいもは親株



から採取した切り苗を植えて育てていきます。



さつまいもに含まれるデンプンがビタミンCを守り、



加熱して焼き芋にしても、もとのビタミンCの8割



が残ります。



寒さに弱く生育適温は20~30℃と高温が適し、



9月~11月が出荷のピークです。旬は10月~11月です。



土壌を選ばずやせた土地でも育つため、飢饉のとき



には多くの人を救いました。これはそばも同じでした。



そばの場合、タンパク質が多いのですが、さつまいも



には、そばのようなタンパク質がなく、炭水化物が



ほとんどです。そのため、さつまいもだけを食べている



と栄養失調になるそうです。



栽培がしやすく昔から身近で手軽な食べ物として



知られています。



熱帯アメリカ原産で日本には江戸時代に南九州に



伝わり、鹿児島で栽培が始まったことから「薩摩いも」



と呼ばれるようになりました。熱帯では周年、主産地



の温帯では秋季に収穫する一年生の稙物です。



日当たりの良い場所を選び、畑に親株から採取した



切り苗を植えて育てます。葉を地上に出して茎を浅く



地中に埋めるのが肝要です。寝かせるように植え、



茎の節を多く埋め込むとたくさんのさつまいもができ、



逆に苗を立てて植えつけ、節を少なく埋めると、数は



少なくなりますが大きなさつまいもがとれます。苗を



植えつけてから1週間後には根づいて立ち上がり生長



を始め、気温が上がるとぐんぐん成長します。つるの



途中から根がでてきますが、そのままにすると養分が



分散されておいしいさつまいもができ上がらないため、



8月につるを持ち上げて途中から出ている根を引き



ちぎる「つる返し」を行うことが重要です。収穫時期



になると株元からたぐって試し掘りをし、さつまいも



の大きさや太さを確認してからスコップで丁寧に掘り



とります。その後、出荷されます。



鹿児島県、茨城県、千葉県、宮崎県、徳島県が



さつまいも生産のトップ5県です。栽培地を選ばない



さつまいもですが、とりわけ水はけの良い火山灰を



含んだ土地がさつまいも作りに最適です。芋類を食べると



決まってガスがでるため、美容によくても食べるのは嫌だ



とおっしゃる方がまれにいらっしゃいます。サツマイモの皮



に含まれるミネラルに、糖質の異常発酵を抑える効果



があるとされ、バターなどの脂肪分および皮を一緒にとる



ことで、ガスの発生が軽減されるといわれています。



抗酸化力のあるビタミンCとビタミンE,βカロテンを



豊富に含み、これらの抗酸化物質は美肌づくりに



役立ちます。その中でもりんごの約5倍以上も含まれる



ビタミンCは、豊富に含まれたでんぷん質によって



熱から守られ加熱後も摂ることができます。



ビタミンCの働きにより体内のコラーゲン生成が



スムーズになり、丈夫な骨の生成やしわやたるみ



のない肌をつくることが期待されます。ビタミンB群、



ビタミンC、ビタミンE、βカロテンが肌トラブルの



改善に役立ち、美肌効果が期待されます。今回はここ



までとさせて頂きます。さつまいーもん持ってる。笑



最後までお読み頂き、ありがとうございました。



女性の美容と健康についてのご相談は、当クリニック皮膚科



にて承ります。



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