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2017-07-01 01:07:27

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診療マル秘裏話   号外Vol.640 平成28年8月29日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)人工知能が60代の女性の難治白血病治療を助言
2)ジカ熱感染を防ぐ3種類のワクチンの有効性を確認

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 人工知能が60代の女性の難治白血病治療を助言

 
 
 
 
 
 
膨大な医学論文を、学習した
人工知能(AI)が、診断が難
しい60代の女性患者の白血病
を10分ほどで見抜いて、東京
大医科学研究所に適切な治療法
を助言、女性の回復に貢献して
いたことが4日、分かりました。

使われたのは、米国のクイズ
番組で人間のチャンピオンを破
った米IBMの「ワトソン」で
す。東大は、昨年からワトソン
を使ったガン診断の研究を始め
ており、東條有伸教授は「AI
が、患者の救命に役立ったのは
国内初ではないか」と話してい
ます。他にもガン患者の診断に
役立った例があるという事です。

AIは物事を学習し、考える
能力を持つコンピューターのプ
ログラム。チェスや囲碁などで
人間に勝つだけでなく、今後は
医療への本格応用が、進みそう
です。

女性患者は昨年、血液ガンの
一種である「急性骨髄性白血病」
と診断され、医科研に入院しま
した。2種類の抗ガン剤治療を
半年続けたのですが回復が遅く
敗血症などの危険も出ました。
そこでガンに関係する、女性の
遺伝子情報を、ワトソンに入力
すると急性骨髄性白血病のうち
「二次性白血病」というタイプ
であるとの分析結果が出ました。
ワトソンは抗ガン剤を別のもの
に変えるよう提案しました。
女性は、数カ月で回復、現在は
通院治療を続けているという事
です。

このニュースのニュース動画

です。



 
医科研は、イカす病院。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 ジカ熱感染を防ぐ3種類のワクチンの有効性を確認

 
 
 
 
 
 
ブラジルなど中南米で流行し
ているジカ熱の感染を防ぐ、3
種類のワクチンを作り、サルで
有効性を確認したと米ハーバー
ド大などのチームが4日付の米
科学誌サイエンス電子版に発表
しました。

蚊がウイルスを媒介するジカ
熱に妊婦が感染すると、小頭症
の子どもが生まれる可能性があ
り、有効な予防策が求められて
います。チームは、ウイルスの
病原性をなくした不活化ワクチ
ンと、ウイルスの遺伝子を組み
込んで合成したDNAワクチン、
遺伝子を別のウイルスに組み込
んだワクチンの3種類を作製し
ました。

いずれもアカゲザルに接種す
ると、数週間の内に体内でウイ
ルスを無害化する抗体が増えま
した。

このニュースのニュース動画

です。



 
ジカ熱の予防に直に作用する
ワクチン。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
人間の記憶力には限界があり、
人では思いつかないような治療
を提案する人工知能が実在する
となると人間の医師の存在価値
すら、危うくなる気がします。
ただ全ての医療行為を人工知能
が行うことができるようには、
なりません。医師や医療関係者
などでは、とってかわられる事
が無きよう、普段から練磨して
置く必要があるようです。逆に
人工知能の暴走を見逃さない事
も必要であると考えています。
機械は、暴走するものと考えた
方が、宜しいようです。
ブラジルなど中南米で流行し
ているジカ熱の感染を防ぐ、3
種類のワクチンを作り、サルで
有効性を確認したのは、偉大な
業績です。妊婦がジカ熱の感染
を受けると小頭症の子供が生ま
れる可能性があるということで
すから、少なくとも妊婦さんは、
優先的に、ワクチン接種を受け
ることができるよう取り計らっ
て頂きたいものです。また最近
感染経路も、今まで知られてい
なかったものが、確実にあると
いうことが分かるようになって
来て、根本的治療はない以上、
予防が一番大事ということにな
り、ワクチンの価値が想像以上
に上がることになりそうです。

想像力をたくましくして創造
性を高めた。笑

 
 
 
 
 
 
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