2017-07-09 01:10:15

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診療マル秘裏話　 Vol.609　平成27年8月13日作成
作者　医療法人社団　永徳会　藤田　亨

 
 
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目次

1)世界初、加齢黄斑変性の患者に人工眼の手術
2)乳由来ﾍﾟﾌﾟﾁﾄﾞが,糖尿病血管機能低下を抑制

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 世界初、加齢黄斑変性の患者に人工眼の手術

 
 
 
 
 
 
英中部のマンチェスター大は
２２日までに、眼鏡に取り付け
た小型カメラの映像を電気信号
に変換し眼球に埋め込んだ電極
から網膜に伝えることで視力を
回復する手術を、８０歳の男性
患者さんに実施したと発表しま
した。高齢のため視力が衰える
「加齢黄斑変性」の患者に対す
る人工眼の手術は世界で初めて
ということです。

まだ健在な網膜の上に手術で
電極を埋め込み、無線で伝えた
映像の電気信号で網膜を刺激し
ます。　患者さんは人工視力を
獲得するため、目を閉じてもカ
メラ映像を感知できます。ただ、
脳内で信号を再構成するために
は、一定の学習期間が必要だと
いうことです。

このニュースのニュース動画

です。



 
 
基幹の機関の学習機関が必要。
笑

 
 
 
 
 
 
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2】 乳由来ﾍﾟﾌﾟﾁﾄﾞが,糖尿病血管機能低下を抑制

 
 
 
 
 
カルピスは、独自にみつけた
乳由来ペプチドが糖尿病による
血管機能の低下を抑制すること
を確認しました。糖尿病の症状
を示すラットに、乳酸菌飲料
「カルピス」の製造過程で生じ
るバリン－プロリン－プロリン
（ＶＰＰ）とイソロイシン－プ
ロリン－プロリン（ＩＰＰ）の
２種類のペプチドを与えたとこ
ろ、糖尿病にみられる血流を整
える血管内皮の機能低下と血管
の柔軟性低下が抑制されました。
この結果は人にも応用できるも
ので、糖尿病による動脈硬化や
循環器疾患の予防に役立つ可能
性が考えられます。

カルピスのペプチドのサプリメ

ントのCM動画です。



 
 
ペプチドが血管内皮の欠陥を
補う。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
日本なら、加齢黄斑変性症の
治療は、VEGF阻害薬の眼内注射
か、先端医療のiPS 細胞を使う
再生医療というところでしょう
が、人工眼を使うところがヨー
ロッパらしいと言えるのでは、
ないでしょうか？VEGF阻害薬の
眼内注射か先端医療のiPS 細胞
を使う再生医療は、人工眼のよ
うに、脳内で信号を再構成する
ために、一定の学習期間が必要
ということは、ありません。
「カルピス」の製造過程で生
じるバリン‐プロリン‐プロリ
ン（ＶＰＰ）とイソロイシン－
プロリン－プロリン（ＩＰＰ）
の２種類のペプチドを与えた所、
糖尿病にみられる血流を整える
血管内皮の機能低下と、血管の
柔軟性低下が抑制されたという
のは、素晴らしい発見と言えま
しょう。この結果は、臨床試験
として、早く人に応用すべきで
あると思います。

結跏趺坐で結果をだす。笑

 
 
 
 
 
 
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