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2017-07-10 00:14:41

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診療マル秘裏話   号外Vol.647 平成28年9月6日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)善玉ホルモンアディポネクチンの新知見を得る
2)双極性障害鬱症状改善新薬の製造販売承認申請

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 善玉ホルモンアディポネクチンの新知見を得る

 
 
 
 
 
 
 
自治医科大学と東京大学の研
究グループはインスリン感受性
を高め、抗糖尿病作用があり、
受容体作動薬の臨床応用が見込
まれる善玉ホルモン「アディポ
ネクチン」の新知見を得ました。
同ホルモンが持つ食欲の亢進・
抑制作用の研究成果で、血糖値
の高低によって亢進と抑制が切
り替わることを突き止めました。
同ホルモンをめぐっては食欲の
亢進と抑制の相反する作用が、
さまざまな研究から報告され、
「作用の矛盾」を科学的にどの
ように説明できるかが焦点とな
っていました。今回その理由が
分かりました。

アディポネクチンは脂肪細胞
から分泌されるホルモンです。
インスリン感受性亢進の他、抗
メタボリックシンドローム作用
などヒトにいい作用を示すとさ
れています。 研究対象とした
食欲の亢進と抑制は脳への伝達
情報を介した作用であることが
分かっており、これまで相反す
る作用解明への挑戦が世界的に
進められていました。

研究グループは、同ホルモン
により、刺激を受ける脳の視床
下部組織の摂食調節に働くPO
MC神経細胞に着目しました。
実験動物によると、空腹で低血
糖状態の時に同ホルモンを脳内
に投与すると同神経細胞が活性
化され摂食量が減少しました。
一方、高グルコース濃度の条件
では同ホルモンが同神経細胞の
働きを抑制しました。グルコー
スと同時に同ホルモンを投与す
ると摂食量が増加しました。

また阻害剤を使った実験によ
り、同ホルモンの働きに反応す
る同神経細胞の細胞内シグナル
伝達を調査しました。PI3キ
ナーゼ、AMP依存性キナーゼ
が摂食量の亢進と抑制の切り替
えに重要にかかわるという分子
機構も、明らかとなりました。
肥満をはじめ摂食障害の改善に
つながる情報基盤として活用が
見込まれます。

成果は9日の英科学誌「Scie
ntific Reports(サイエンティ
フィック・リポーツ)」に掲載
されました。

アディポネクチンについての

ニュース動画です。



 
 
 
機構の言い分を聞こう。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 双極性障害鬱症状改善新薬の製造販売承認申請

 
 
 
 
 
 
アステラス製薬は、英アスト
ラゼネカから導入し日本で開発
中のクエチアピンフマル酸塩(
一般名)の徐放錠「FK949
E(開発コード)」について、
双極性障害におけるうつ症状の
改善の効能・効果で厚生労働省
に、製造販売承認申請を行いま
した。同剤は、有効成分として
クエチアピンフマル酸塩を含有
する1日1回経口投与の徐放錠
です。「医療上の必要性の高い
未承認薬・適応外薬検討会議」
の開発要請に基づき開発を行っ
ていました。

今回の承認申請は双極性障害
のうつ症状を対象に日本で実施
したクエチアピンフマル酸塩徐
放錠の有効性及び安全性を確認
する第3相試験(プラセボ対照
二重盲検群間比較試験及び継続
投与試験)などの結果に基づく
ものです。

双極性障害について解説している

動画です。



 
 
 
筝曲を聞いた双極障害の患者
さん。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
インスリン感受性を高め、抗
糖尿病作用があり、受容体作動
薬の臨床応用が見込まれる善玉
ホルモン「アディポネクチン」
の新知見が得られたのは、喜ば
しい限りです。 アディポネク
チンが持つ、食欲の亢進・抑制
作用の研究成果で血糖値の高低
によって亢進と抑制が切り替わ
ることが分かったのが、ブレイ
クスルーとなった様です。世界
中の研究者が研究していたのに
他に先駆けて見つけたのは偉大
な業績と言えましょう。アディ
ポネクチンの作用の全容の解明
や受容体作動薬が出てくること
を期待して止みません。
双極性障害の治療は、普通の
うつ病より困難です。治療薬と
して、リチウムが使われること
が多いのですがリチウムは調節
が非常に難しく沢山の相互作用
があるため、併用薬によっては
使えないと判断することが多い
ようです。病気の性質上、うつ
の状態の時に、診察されるのと
躁状態の時に診察されるのとで
は、診断が違ってしまうことも
あります。 精神疾患の診断は、
未だに、問診に頼ることが多く
誤診となる確率が上がるのでは、
ないかと危惧しています。診断
は、光トポグラフィーのような
客観的指標を導入することで、
正確にお願いしたいと思います。
双極のうつ状態の改善薬がでて
きたのは、喜ばしい限りです。

器具が使えないのではないか
と危惧している。笑

 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
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