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2017-07-13 01:03:03

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診療マル秘裏話   号外Vol.650 平成28年9月10日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)難聴治療で、内耳組織に遺伝子を効率的に導入
2)健康寿命を全うする上で最も気にする目の健康

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 難聴治療で、内耳組織に遺伝子を効率的に導入

 
 
 
 
 
 
アイロムグループ子会社のI
Dファーマ(茨城県つくば市)
と防衛医科大学校耳鼻咽喉科学
講座の塩谷彰浩教授らの研究グ
ループは、感音性難聴を対象に
センダイウイルスベクターを用
いて、内耳・蝸牛(かぎゅう)
組織に遺伝子を効率的に導入す
る方法を、共同開発しました。
将来的に、感音性難聴に対する
遺伝子治療製剤の開発につなが
る成果としています。

研究グループは、遺伝子導入
ベクターとして使用した、セン
ダイウイルスベクターをヒアル
ロン酸で前処理してモルモット
の蝸牛組織へ送達したところ、
同ベクターが、効率的に到達し、
効果的な遺伝子導入方法になる
ことを明らかにしました。この
時、遺伝子導入による聴力消失
など影響は生じませんでした。

感音性難聴に対する、遺伝子
治療は内耳での有毛細胞の再生
を促して完全治癒させる可能性
を有しています。ただ、従来、
内耳・蝸牛組織は、解剖学的に
隔離された組織であるため安全
で、効果的な遺伝子導入方法は
確立されていませんでした。

今回の研究成果は感音性難聴
に対するセンダイウイルスベク
ターとヒアルロン酸処理の組み
合わせによる遺伝子治療の有用
性を示すとともに、感音性難聴
に対する遺伝子治療製剤の開発
に道を開く成果だと期待されて
います。

難聴の原因、予防と治療につい

ての動画です。



その2です。



 
勇猛な仕事ぶりで、有毛細胞
を再生した。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 健康寿命を全うする上で最も気にする目の健康

 
 
 
 
 
 
バイエル薬品は健康的な老後
のための目の健康に対する取り
組みや加齢黄斑変性(AMD)
の認知の現状について、調査を
実施しました。「全国の50~
70代(本人世代)の男女10
00人」および「20~40代
(下の世代)の男女で自身、又
は配偶者の親や祖父母(50代
以上)と同居、又は年1回以上
顔を合わせている1000人(合計
2000人)」を対象に、調査しま
した。

その結果、健康寿命を全うす
るうえで、本人世代が最も気に
しているのは目の健康である事
が分かりました。命にかかわる
病気や寝たきりになる可能性が
ある「脳の病気」「循環器系の
病気」「ガン」をしのぎ、1位
(44・1%)となっています。
一方で、本人世代とその家族で
は、本人世代の見え方の悪化に
関するコミュニケーションは、
十分に取られていない可能性が
うかがえました。

また、本人世代におけるAM
Dの認知率は7割を超えるもの
の、下の世代では48・3%と
世代間の認知のギャップが課題
と指摘しました。家族における
目の健康のコミュニケーション
を推進するうえでは、より若い
世代における、疾患認知向上が
必要なことが分かりました。

健康寿命を延ばす4つの秘訣に

ついて解説している動画です。



 
私的な課題の克服を、史的に
指摘し、過大な評価を与えた。


 
 
 
 
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編集後記

 
感音性難聴を対象にセンダイ
ウイルスベクターを用いて内耳・
蝸牛(かぎゅう)組織に遺伝子
を効率的に導入する方法を共同
開発したのは、偉大な業績です。
伝音性難聴は、外耳、中耳に何
かしらの障害が起こると発症す
る難聴に対し、感音性難聴は、
内耳に何かしらの障害が起こる
と発症する難聴の事を言います。
感音性難聴の治療としては現在、
耳鼻科的治療又は補聴器の着用
です。 耳鼻科的治療を著しく
進歩させるのが、遺伝子治療と
考えて頂ければ幸いです。
目の健康に対する取り組みや
加齢黄斑変性(AMD)の認知
の現状について調査の結果、目
の健康が健康寿命を全うするの
に最も必要と考える人が多かっ
たようです。目からの感覚神経
を通じての情報は、人が受け取
る情報の約9割と言われていま
す。情報が取れなくなると人の
尊厳は、著しく傷つけられます。
ただ、本人世代は、ある程度、
老化というものを経験して分か
っているのですが、子や孫の代
になると経験していないことを
推測でものを言うことになるの
で、調査結果に開きがあるので
は、と私は、考えています。

鰈が華麗に加齢する。笑

 
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