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2017-07-06 00:19:59

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診療マル秘裏話   号外Vol.644 平成28年9月3日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)香醋から発見の新規化合物で脂肪減少効果発現
2)自己免疫の過剰反応を防ぐ新たな仕組みを発見

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 香醋から発見の新規化合物で脂肪減少効果発現

 
 
 
 
 
 
フレグライド研究会 (辻野
義雄代表)は、香醋から発見さ
れた新規化合物「ブテノライド
化合物」に関する臨床実験結果
を公表しました。同物質を含有
する香醋によるヒト内臓脂肪減
少効果を確認したところ、皮下
脂肪および内臓脂肪減少効果が
認められました。 肥満・生活
習慣病などの予防効果が期待で
きることから、同物質を用いた
健康食品や機能性食品、医薬品
の創出が見込まれるということ
です。

北陸先端科学技術大学院大学
マテリアルサイエンス研究科の
辻野義雄教授らのグループは、
日本恒順の製品「8年熟成恒順
香醋」から新規のブテノライド
化合物を発見しました。食品か
ら初めて発見された化合物で、
細胞実験や動物実験でその有用
性が確認されています。

香醋は2000年以上も前か
ら食されている調味料で、世界
で年間50万トン以上も食され
ている。健康維持にさまざまな
有効性があると知られていたが、
そのメカニズムは解明されてい
ませんでした。

同研究グループでは、香醋中
の機能性物質探索のため、細胞
の核の中にある蛋白質で、多く
のDNAの発現や活性等を調節
する働きを持つ、核内受容体型
転写因子「PPARs」に着目
しました。 香醋の中からPP
ARγリガンド活性を、有する
機能性物質 「5H4PB」を
発見しました。同物質を「Fr
aglide(フレグライド)
1」と名付け、その可能性を更
に、探求するためフレグライド
研究会を発足した。

高脂肪食マウスによる、動物
実験では、体重の増加を約26
%、皮下脂肪の増加を約35%
抑えられることを確認しました。
また濃度依存的に、アデポネク
チン量を高め、過度のレプチン
量を抑制するほか、インスリン
の分泌量を抑制(血糖値の上昇
を抑える)することも分かりま
した。

ヒト試験では、体格指数(B
MI値)が25~30の30~
60歳の男女40人に対し、ラ
ンダム化二重盲検並行群間比較
試験を実施しました。半数には
「8年熟成香醋」(フレグライ
ド1を0.4マイクログラム/ミリ
リットル含有)を、半数には「
半年熟成香醋」(同0.2 マイク
ログラム/ミリリットル含有)
を12週間連続摂取し、開始4週
前、試験開始時と開始12週後
に内臓脂肪面積(CTスキャン)
を確認しました。8年熟成香醋
群は、半年熟成香醋群に対して
内臓脂肪面積を有意に減少させ
るなど、フレグライド1の濃度
依存的に、皮下脂肪および内臓
脂肪減少効果が認められたとし
ています。

フレグライド1はメタボリッ
ク症候群、動脈硬化、高脂血症
などの生活習慣病の予防や改善
が期待できる事から、辻野代表
は、「フレグライド1を用いた
健康食品や機能性食品、医薬品
の開発により、QOL(生活の
質)向上への寄与を目指す」と
しています。

酢のダイエット効果について

解説している動画です。



 
 
キヨさんが、坊ちゃんの勤務
態度向上に寄与する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 自己免疫の過剰反応を防ぐ新たな仕組みを発見

 
 
 
 
 
 
 
横浜市立大学、東京大学、沖
縄科学技術大学大学院、エーザ
イは、自己免疫の過剰な反応を
防ぐ新たな仕組みを発見しまし
た。インターフェロン調節因子
のLynが、自己免疫応答を引
き起こす、転写因子IRF5の
活性を阻害していました。この
仕組みが破綻すると難病の全身
性エリテマトーデス(SLE)
に類似した疾患が発症します。
IRF5の発現量を半分に減ら
すとSLE発症を抑制できる事
もマウスで確認しました。

自己免疫疾患の一つで全身の
臓器に炎症を起こすSLEは20
~40歳の女性に多く、日本では
6万~10万人が罹患している
とされています。ステロイド等
を用いた免疫抑制が、治療法の
中心ですが、副作用により生活
の質が低下することが多いこと
が問題です。 今回の発見は副
作用が少なく効果の高いSLE
治療法となる可能性があります。

自己免疫性疾患が女性に多い

理由を解説している動画です。



 
 
箇条書きの部分から、自意識
過剰な所を発見する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
ブテノライド化合物」に関す
る臨床実験結果を公表し同物質
を含有する香醋によるヒト内臓
脂肪減少効果を確認したところ、
皮下脂肪及び内臓脂肪減少効果
が認められたのは、素晴らしい
発見です。肥満・生活習慣病等
の予防効果が期待できることか
ら、同物質を用いた健康食品や
機能性食品、医薬品の創出が見
込まれるように、早くも人々は
これを使って、儲けようと考え
ているようです。ただこの物質
だけを抜いてくるより、香醋を
摂取した方が良いのは、誰の目
にも明らかでしょう。ファッシ
ョン界のトップモデルが黒酢を
飲んで、体重を維持していたと
いう話を聞いていました。黒酢
より、アミノ酸量の多い香醋な
らなおの事、痩身効果が期待さ
れます。
自己免疫の過剰な反応を防ぐ
新たな仕組みを発見したのは、
偉大な業績です。インターフェ
ロン調節因子のLynが、自己
免疫応答を引き起こす転写因子
IRF5の活性を阻害していて、
この仕組みが破綻すると難病の
全身性エリテマトーデス(SL
E)に類似した疾患が、発症す
るという事ですから、因果関係
があるのは、一目瞭然です。I
RF5の発現量を半分に減らす
とSLE発症を抑制できる事も
マウスで確認ということですの
で早く臨床試験が行われて医師
なら誰でも使えるようにして頂
きたいものです。

王統の正当性を桜桃の土産で
応答する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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