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2015-07-14 06:28:25

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診療マル秘裏話 号外Vol.129 平成27年1月20日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)カプセル内視鏡の画像をより鮮明にする、大容量通信手法
2)「医薬品副作用被害救済制度」の支給が認められない事例

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】カプセル内視鏡の画像をより鮮明にする、大容量通信手法

 
 
 
 
薬のように飲み込んで小腸
や大腸を検査するカプセル内
視鏡の画像をより鮮明にする
大容量通信手法を名古屋工業
大の安在(あんざい)大祐助
教(通信工学)らが開発しま
した。異変を見極めやすくな
り、カプセル内視鏡の普及や、
これまで実施されていなかっ
た胃検査の実現にも寄与しそ
うです。26日に開かれる電子
情報通信学会の専門部会で、
発表します。

一般的なカプセル内視鏡は、
長さ2.5センチ、直径1セ
ンチ程度のカプセルに、カメ
ラや発光ダイオード(LED)
のライト通信アンテナを内蔵
しています。 臓器の内部を
撮影しながら体外の受信機に
画像を送ります。撮影後は、
そのまま大便と共に排出され
る仕組みです。

安在助教は大量のデータを
やりとりできる高周波数帯の
通信方式を採用しました。
小型アンテナを使った高周波
帯の電波は体内の水分で弱め
られる特性があるため、これ
まで使われてきませんでした
が試行錯誤の結果、アンテナ
を円形にし、特殊な素材を使
うことで体の外まで電波を届
きやすくしました。

研究に協力しているノルウェー
のオスロ大病院でブタを使っ
て実験したところ、アンテナ
1本で、これまでの3万画素
程度だった画像の20倍以上
となる70万画素程度のデー
タを体外に送信することに
成功しました。試算では、
アンテナを2本にすることで、
400万画素以上の画像デー
タを送れるということです。

安在助教は「インターネッ
トで言えば電話線から光通信
になるほどの向上が期待でき
る」と説明しています。実用
化に向けて通信規格への対応
や企業との協力を進めていき
ます。

名古屋大病院(名古屋市)
でカプセル内視鏡検査を多く
手掛ける中村正直助教は、
画像が鮮明になる利点につい
て「腫瘍の広がりや深さを見
極めやすく、小さな異変も見
つけやすくなる」と話してい
ます。「視力が良くなり、顔
のしわが見えるようなもので
す」とたとえて話しました。

カプセル内視鏡は、小腸で
2007年、大腸で昨年1月
に保険が適用されるようにな
りました。ワイヤによる内視
鏡と比べ、患者さんにとって
楽に検査が受けられますが、
画像が劣る上、袋状で広い胃
では撮影が難しく実現してい
ません。

口や肛門から入れるワイヤ
式の腸の内視鏡検査は、入院
が必要だったり痛みがあった
りして敬遠されがちで、便潜
血検査で陽性が出ても検査を
受けに来ない人が多いといわ
れています。 このため中村
助教はワイヤ式に抵抗のある
人にカプセル式を勧めていま
すが、「僕らが求めているの
はワイヤ級の画像」といい、
ワイヤで使われている数十万
から100万画素程度の実現
に期待しています。

大腸カプセル内視鏡に関する

動画です。



 
 
 
 
 
 
便潜血陽性で、カプセル内
視鏡検査を要請。笑

 
 
 
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2】「医薬品副作用被害救済制度」の支給が認められない事例

 
 
 
 
薬の副作用の被害者に給付
金が支払われる国の「医薬品
副作用被害救済制度」の請求
件数が年々増えるなか、支給
が認められない事例も目立っ
ています。不適切な薬の処方
や患者さんへの説明不足など
があり、厚生労働省は「医師
は添付文書を熟読して、薬を
適切に処方し、患者さんにも
服用法をしっかり指導してほ
しい」と呼びかけています。

この制度は、医薬品を適正
に使ったのに、入院を必要と
する副作用や障害などの健康
被害があった人を対象に、
医療費や障害年金などを製薬
会社の拠出金などから支払う。

給付金の請求は増加傾向で、
2009年度に1000件を
超え、13年度は1371件
に達しました。制度が始まっ
た1980年度から2013
年度末までの支給件数は、約
1万2000件に上ります。
その一方で、支給が認められ
ない事例も増えており、不支
給事例は12年度は215件、
13年度は232件です。
過去5年では全体の1~2割
を占めています。

この中には、薬を飲む間隔
や、飲む量が不適切で、重い
皮膚障害を起こしたり、薬の
添付文書で使用を禁じている
人に投与して肺炎を発症した
りしたケースがありました。
家人に処方された薬を家族の
別の人が飲んで副作用が表れ
た事例もありました。

薬の副作用に関する動画です。

薬剤師のお仕事について解説

されています。



 
 
 
 
 
 
 
 
間隔が空いた感覚。笑

 
 
 
 
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編集後記

口や肛門から入れるワイヤ
式の腸の内視鏡検査は、入院
が必要だったり痛みがあった
りして敬遠されがちというの
は、患者さんあるいは、検診
受診者のニーズをうまくくみ
取るやり方が、素晴らしいと
思いました。家人に処方され
た薬を家族の別の人が飲んで
副作用が表れた事例というの
は、医師の過失ではないと私
は、思います。開業医をして
いると、おばあちゃんの湿布
を借りて、貼っているという
患者さんを何人も見かけます。
そのことについて何回注意し
ても、改められたためしが、
ありません。確かに、薬の
添付文書で使用を禁じている
人に投与して肺炎を発症した
というのは、医師の重大過失
に当たると思います。しかし
患者さんが、家族の薬を勝手
に使うことまでは、注意しき
れません。これは、不可抗力
というものです。そのあたり
を厚生労働省も分かって頂き
たいものです。

南海で難解な本を読み何回
も不信感を募らせた。笑

 
 
 
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