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2015-07-07 16:22:06

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診療マル秘裏話 号外Vol.126 平成27年1月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)兵庫県宝塚市の自助グループ「チェリーピア」
2)双子を専門的に研究する世界的にも珍しい機関

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】兵庫県宝塚市の自助グループ「チェリーピア」

 
 
 
 
不妊治療の普及などで現在、
100回の出産に1回の割合
で双子が誕生し、年間約1万
組に上ります。育てる親にと
っては双子ならではの育児の
大変さが存在します。各地で
自助グループの活動が広がる
一方、予防医学の観点からは、
双子研究に注目が集まってい
ます。兵庫県宝塚市の自助グ
ループ「チェリーピア」が今
秋、多胎児を持つ家族向けに
作った冊子「ふたごを迎える
ご家族のみなさんへ」が、双
子を妊娠している女性やその
家族の間で、評判を呼んでい
ます。

「かつて育児に手出し口出
しされて嫌だったので、手伝
う時はお嫁さんに何でも相談
した」「双子が泣いている時
や寝かしつけはママでないと
ダメだったので、僕が家事を
担当し、ママの負担を減らす
ことを考えた」などと掲載さ
れているようです。

先輩双子ママの体験を基に、
家族の理解や役割分担の大切
さを伝えるほか、義母や夫の
声なども掲載しています。全
ページカラーでイラストを多
用した読みやすい作りになっ
ています。送料は、自己負担
ですが、発行した1000部
のうち、既に900部が無料
配布されました。 「双子を
妊娠中の娘に読ませたい」等
「じいじ、ばあば世代」から
の申し込みが多いということ
です。

小学生以上の双子や三つ子
を持つ母親たちで作るチェリー
ピア代表の山田律子さん(43)
は、「双子の育児本はよくあ
るが、双子ママを家族がどう
サポートしたらよいのかアド
バイスした冊子はあまりなか
った。ほんのちょっとの気遣
いで双子ママが救われること
を分かってほしい」と話して
います。

2012年には「双子を持
つ母親の大変さを知ってほし
い」と日常の障壁をミニドラ
マで再現したDVDを研究者
と製作し、保健師や学生らを
対象に上映会付きミニ講座を
開いてきました。

山田さんは「双子育児は、
ママだけが頑張るのではなく、
思いを伝え合ってみんなで、
協力することが大事。
孤立しがちな双子ママには、
育児書にはないリアルな助言
がもらえる地域の双子サーク
ルなどに、できれば、妊娠中
から参加してほしい」と呼び
かけています。

冊子(数に限りあり)の
希望者は、メール
(gurigura_cherry_2525@
zeus.eonet.ne.jp)へ。
ほほえましい、双子の動画です。



 
 
 
 
 
 
産科の領域に参加する。笑

 
 
 
 
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2】双子を専門的に研究する世界的にも珍しい機関

 
 
 
 
 
一方で、双子を専門的
に研究する世界的にも珍しい
機関が09年に日本で初めて
開設されました。大阪大学の
ツインリサーチセンター
(大阪府吹田市)です。

「双子ならではのエピソー
ドはありますか?」
「自分を双子と認識した瞬間
はいつでしたか?」。今月10
日、大阪市内で「ふたご研究
の最前線と可能性」と題して
開かれた、対話イベントには、
多くの市民が参加し、大阪大
に通う双子学生へ質問が矢継
ぎ早に飛びました。

同センターには、現在、60
歳以上の高年齢双子を中心に
約1万2250組の双子が
登録されています。20歳以上
の双子を対象に、年間100
組ペースで、喫煙や飲酒、
運動の有無などの問診のほか、
血液や心電図、超音波などの
検査を行いデータ収集、分析
をしています。 また、全国
から双子が集まるイベント
「ふたごフェスティバル」を
開催し、あらゆる年代の双子
とその家族が交流する機会を
設けていまう。

なぜ今、双子研究に注目が
集まっているのでしょうか。
妻が、二卵性双子だったこと
から、双子の研究を始めたと
いう早川和生センター長(63)
は「キーワードは、予防医学
だ」と話しています。「遺伝
情報が似ている双子ならでは
の特徴を生かした研究をする
ことで、病気の原因や予防法
を探ることができる」と力説
しています。

例えば、100%同じ遺伝
子を持つ一卵性双生児のどち
らか1人だけに病気が発症し
ていれば、その病気は、遺伝
ではなく生活習慣などの環境
に原因があることが、分かり
ます。2人を比較することに
より、病気を発症させた環境
因子を特定し、病気を発生さ
せるメカニズムを解明する事
ができるのだということです。

また、平均で半分の遺伝子
情報が同じとされる二卵性双
生児と一卵性双生児とを比較
することで、遺伝要因と環境
要因が、どう影響するのかを
算出することができるとされ
ています。「他の研究では得
られない独自のデータを双子
研究から得ることができる。
さまざまな分野の専門家が多
面的に分析することによって、
将来的には、ガンや認知症等
の予防薬開発につながれば」
と早川センター長は期待を寄
せています。問い合わせは、
センター事務局(06‐68
79‐2556)へどうぞ。

ツインリサーチセンターの紹介

動画です。



 
 
 
 
 
 
 
双子産出の割合を算出する。笑

 
 
 
 
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編集後記

先輩双子ママの体験を基に、
家族の理解や役割分担の大切
さを伝えるほか、義母や夫の
声なども掲載しているという
のは、本当に役に立つ情報を
配っている点からも評価でき
ます。その上、無料配布とは、
本当に恐れ入りました。困っ
た時は、助け合いというのは、
古き良き日本の伝統であると
確信しています。遺伝情報が
似ている双子ならではの特徴
を生かした研究をすることで、
病気の原因や予防法を探ると
言うのは、本当にエレガント
な手法であると思います。
研究が進んで、ガンや認知
症等の予防薬開発につなげて
欲しいものです。

牌譜を配布する。笑

 
 
 
 
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