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2015-07-09 10:42:48

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診療マル秘裏話 号外Vol.127 平成27年1月18日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)2014年に生まれた赤ちゃんは、統計上過去最少
2)増殖や転移を促す細胞の集まりに関わる蛋白質

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】2014年に生まれた赤ちゃんは、統計上過去最少

 
 
 
2014年に生まれた赤ちゃん
は100万1千人とみられ、過去
最少だったとする人口動態統計の
年間推計を厚生労働省が12月31日、
公表しました。亡くなった人は、
126万9千人、死亡数から出生
数を引いた人口の自然減は26万
8千人で、減少幅は過去最大とな
りました。

出生数は100万人の大台割れ
目前ですが、千人程度の誤差も
想定され、15年6月公表予定の
人口動態統計(概数)では出生数
が大台割れとなる可能性もあるそ
うです。厚労省は、「出産世代の
女性人口が減っている」とし今後
も少子化が進むのは避けられない
とみています。

14年に結婚したカップルは、
13年から約1万2千組減の64
万9千組で、戦後最少となったそ
うです。

東京都の少子化の現状について

の動画です。



 
 
 
 
 
 
 
 
少子化が避けられないとの見通
しは、笑止千万かも知れない。笑

 
 
 
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2】増殖や転移を促す細胞の集まりに関わる蛋白質

 
 
 
 
ガンの周りにあり、増殖や転移
を促す細胞の集まり「ガンニッチ」
に関わるたんぱく質を発見したと、
中山敬一九州大教授らの研究グル
ープが発表しました。論文は3日、
米医学誌に掲載されます。
研究チームは、ガン患者約40
0人の血液を分析しました。たん
ぱく質「Fbxw7」が少ない人
はガンが再発しやすいことを発見
しました。このたんぱく質をなく
したマウスにガン細胞を移植した
ところ、通常のマウスに比べて、
転移が増え、死が早まることも分
かりました。
このマウスでは、白血球を呼び
寄せる働きを持つたんぱく質
「CCL2」が増え、転移した
ガン細胞の周りに白血球などが集
まって通常より大きなニッチを作
っていました。Fbxw7が低下
するとCCL2が増え、ニッチが
できる速度が速まるということで
す。
CCL2を抑制する薬剤「プロ
パゲルマニウム」をマウスに投与
すると、転移部位に白血球が集ま
らなくなり、ガンの大きさが4分
の1~10分の1になりました。
プロパゲルマニウムはB型肝炎の
薬として販売されており、研究チ
ームは人のガン転移を抑える効果
があるかを調べる治験を行いたい
としています。
中山教授は「人に効果があると
いう保証はない。使用法を間違え
るとガンが悪化する危険もある」
と説明、自己判断で服用しないよ
う求めています。

この研究は、どのようなガンで行わ

れたか?やプロパゲルマニウムの

商品名についても述べられている

動画です。



 
 
 
 
 
 
 
典医が転移を抑制する。笑

 
 
 
 
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編集後記
2014年に生まれた赤ちゃん
は100万1千人とみられ、過去
最少だったとする人口動態統計の
年間推計を厚生労働省が12月31日、
公表されたのは、危機感を抱かな
ければならないと思います。ただ
単に、出産可能な女性の人数が減
っているだけではなく、周産期を
担当する医師(産婦人科、小児科)
の数も少なく、出産に伴うリスク
も減っておらず、相変わらず医療
訴訟が絶えない状況が続いていま
す。これらの状況の改善が見られ
なければ、出産可能な女性が安心
して子供を産める雰囲気にないと
私は、考えています。
ガンの周りにあり、増殖や転移
を促す細胞の集まり「ガンニッチ」
に関わるたんぱく質が発見された
ことは、非常に喜ばしいことであ
ると思います。この蛋白質CCL
2を抑制する薬剤「プロパゲルマ
ニウム」をマウスに投与すると、
転移部位に白血球が集まらなくな
り、ガンの大きさが4分の1~10
分の1にななった事が分かったの
も素晴らしいことです。。
研究チームが行うプロパゲルマ
ニウムが、人のガン転移を抑える
効果があるかを調べる臨床試験の
結果が待ち遠しい限りです。

結跏趺坐で結果を聴く。笑

 
 
 
 
 
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