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診療マル秘裏話 Vol.404 平成23年9月1日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次
1) 免疫療法の応用で白血病の新しい遺伝子治療
2) ヨーグルト飲料でインフルエンザ感染率低下

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を
増やして欲しいという要望もあるのですが、私の能力の
なさから1週間に1回が限度となっています。これからも
当たり前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識
を吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思って
おります。不撓不屈の精神で取り組む所存ですので
どうかお許し下さい。

 
 
 
 
1】 免疫療法の応用で白血病の新しい遺伝子治療

 
 
 
遺伝子操作で作った本人の
免疫細胞を3人の白血病患者
さんに投与した結果、2人が
治ったとする研究結果を米ペ
ンシルベニア大の研究チーム
が8月10日、米医学誌ニュ
ーイングランド・ジャーナル・
オブ・メディシンに発表しま
した。

米メディアによると、遺伝
子治療で、ガンが治ったとの
報告は初めてということです。
より多くの患者さんで有効性
の確認が必要ですが別の種類
のガンにも効果がある可能性
があり、新たなガン治療法と
して注目を集めそうです。

チームは、慢性リンパ性白
血病の患者さんから血液中の
免疫を担うT細胞を採取しま
した。遺伝子組み換え技術で、
ガン細胞を特異的に攻撃する
受容体を導入しT細胞を体内
に戻しました。患者は数週間
後から吐き気や発熱に見舞わ
れましたが、同時にガン細胞
も減少し始め、1年以内に2
人の患者さんの白血病症状が
治ったということです。

患者さんの体内には、9~
12カ月後もT細胞が残って
おり、ガンを攻撃する能力が
あることも確認されました。
チームは、より多くの白血病
患者さんを対象とした研究を
実施するほか、膵臓(すいぞ
う)ガンや、卵巣ガンなどを
対象に、この治療法の臨床
試験を検討しています。

ガン遺伝子治療に関する動画

です。



 
 
 
 
 
 
 
 
祭主が採取した。笑

 
 
 
 
 
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2】 ヨーグルト飲料でインフルエンザ感染率低下

 
 
 
 
 
R―1乳酸菌を含むヨーグ
ルト飲料を飲んだ小中学生は
インフルエンザの感染率が低
かったとの調査結果を 有田
共立病院(佐賀県有田町)の
井上文夫病院長が8月9日、
東京都内のセミナーで発表し
ました。

昨年10月~今年3月、同
町内の全小中学生約1900
人にR―1乳酸菌入りヨーグ
ルトを毎日飲んでもらいまし
た。インフルエンザの感染率
を調べると小学生は0・31
%、中学生は0・64%で、
周辺の地域(約1・3~10
%)や佐賀県全体の平均(約
2・6~4・4%)より大幅
に低いという結果が出ました。
井上院長は「驚くほど低い。
乳酸菌で免疫力が上がった可
能性がある」と話しています。

実際の有田町の予防を企画

した保健師も出演しています。



 
 
 
 
 
 
 
最近の腸内細菌は、インフ
ルエンザの予防効果あり。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

白血病の免疫療法は、私が
大学病院にいた時はほとんど
なされていませんでした。し
かし時代が変われば、こうし
た遺伝子治療が全盛になる
可能性はあります。数年前ま
で慢性骨髄性白血病の治療は、
分子標的薬でした。 白血病
細胞の染色体異常にダイレク
トに効くという薬で、一世を
風靡しましたが、保険が効い
ても非常に高い薬代と副作用
に患者さんが悩まされると言
う欠点がありました。 また
白血病細胞が耐性(薬が効か
なくなること)を獲得し、別
の分子標的薬に替えざるを得
ないということも起こりまし
た。しかし自分のT 細胞だと
全く拒絶反応を心配すること
もなく治療ができます。もっ
と大規模な臨床試験が早期に
行われることを希望いたしま
す。ヨーグルトを飲むだけで
インフルエンザを予防する
ことができれば、素晴らしい
ことだと思います。何らかの
原因で予防接種ができないお
子さんには、ヨーグルトをた
くさん食べていただきましょ
う。

ヨーグルトの予防効果をよ
ぼう!笑

 
 
 
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