最近の号外Vol.491メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.491メルマガ

2017-01-10 00:30:02

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
 
診療マル秘裏話  号外Vol.491 平成28年3月9日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)音楽が運動後の自律神経活動に良い効果を演出
2)家族性高コレステロール 血症で重症化しやすい遺伝子

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 音楽が運動後の自律神経活動に良い効果を演出

 
 
 
 
 
 
東北大学は2月10日、同大学
大学院医学系研究科内部障害学
分野の小川佳子助教、上月正博
教授らの研究グループが、心拍
変動解析を用いて音楽が運動後
の自律神経活動に良い効果をも
たらすことを科学的に実証した
と発表しました。 研究成果は、
米国科学誌「PLoS ONE」オンラ
イン版に2月4日付けで掲載され
ました。
運動は、健康の維持や増進に
加えて、生活習慣病や心疾患の
予防・治療に有用といわれてい
ます。運動を行うと、短期的に
は交感神経活動が増加したり副
交感神経活動が低下したりしま
すが、この変化は運動後しばら
くして回復します。 心大疾患
患者さんは運動を習慣的に継続
することで、自律神経活動のア
ンバランスが改善しますが、副
交感神経活動の回復反応の遅れ
は、運動後の致死性の不整脈の
発生や心臓突然死のリスクを高
めるため、運動後の副交感神経
活動の回復を高めることは重要
な課題となっています。
一方、音楽には自律神経活動
を調整する効果を有していると
いわれており、特に気分を落ち
着かせるような音楽は、副交感
神経活動を高めることが明らか
になっています。そこで、研究
グループは、気分を落ち着かせ
るような音楽を聴きながら運動
を行えば、運動後の副交感神経
活動を高めることができるので
はと考えたとしています。
研究では、若年健常者に対し
て、何もしないで座っている(
安静セッション)、被験者自身
が選んだ気分を落ち着かせるよ
うな音楽を聴きながら座ってい
る(音楽セッション)、「やや
きつい」と感じるくらいの自転
車こぎ運動を行う(運動セッシ
ョン)、音楽を聴きながら自転
車こぎ運動を行う(併用セッシ
ョン)という4つのセッション
をそれぞれ別の日に15分間行い、
セッション前後の自律神経活動
を、心拍変動解析ソフトを用い
て測定して比較しました。
その結果、音楽セッションで
は、セッション終了後の副交感
神経活動が有意に増加し、運動
セッションではセッション終了
後の副交感神経活動が、有意に
低下していましたが、音楽を聴
きながら運動した併用セッショ
ンでは、セッション終了後の副
交感神経活動は、介入前の値と
ほぼ同じになりました。これは、
被験者自身が選んだ気分を落ち
着かせるような音楽が運動によ
る副交感神経活動の低下を和ら
げたことを意味する、としてい
ます。
この研究成果より音楽と運動
を併用することで安全に運動を
実施できることが明らかになり
ました。 また、音楽と運動の
併用療法を長期的に繰り返す事
により、音楽療法あるいは運動
療法単独よりもより大きな効果
が得られる可能性も考えられ、
さまざまな疾病に対する新しい
リハビリテーションプログラム
の確立につながることが期待さ
れると研究グループは述べてい
ます。

自律神経を整える音楽の動画

です。しばし、癒されて下さい。



 
運動療法、音楽療法の両方の
療法。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 家族性高コレステロール 血症で重症化しやすい遺伝子

 
 
 
 
 
生まれつきコレステロールが
異常にたまりやすい家族性高コ
レステロール血症で、重症化し
やすい遺伝子の特徴がわかった
と、国立循環器病研究センター
が発表しました。早期に治療が
必要な患者さんの発見につなが
るということです。論文は13
日、米医学誌電子版に掲載され
ました。

動脈硬化の原因となる悪玉コ
レステロールが血管にたまり、
若い頃から心筋梗塞などを発症
しやすくなる疾患で国内の患者
数は24万~60万人と推定さ
れます。

斯波真理子・病態代謝部長ら
は、患者さん269人の遺伝子
を解析しました。悪玉コレステ
ロールの減少等に関わる2種類
の遺伝子がともに変異している
と、コレステロール値が特に高
く、心筋梗塞や狭心症の発症率
も高くなることが分かりました。
斯波さんは「遺伝子検査で重症
化しやすいと診断できれば、速
やかに治療を始められる」と話
しています。

脂質異常症について解説している

動画です。



 
重商政策で経済が重症になる。


 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
心拍変動解析を用いて音楽が
運動後の自律神経活動に、良い
効果をもたらすことが科学的に
実証されたのは偉大な業績だと
思います。以後リハビリで運動
療法をやる時は、落ち着く音楽
をかけながら、した方が良いと
いうことでしょう。ちなみに私
のクリニックでは、モーツアル
トをかけています。私は、クラ
シックの方が落ちつく感じがし
ます。
生まれつきコレステロールが
異常にたまりやすい家族性高コ
レステロール血症で、重症化し
やすい遺伝子の特徴が分かった
のは、素晴らしい業績であると
思います。遺伝子検査を通じて
早く、この成果を生かせるよう
になることを切に期待しており
ます。ただ、コレステロール値
が高いだけというより、生活
習慣とくに嗜好品(アルコール
タバコなど)を摂取することに
よって、活性酸素が発生しこれ
が、悪玉コレステロールを酸化
することで、酸化LDL という超
悪玉に変化して、動脈壁にこび
りつくことを忘れないで、頂き
たいと思いました。

傘下の企業が酸化反応を実験
する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。