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2017-01-31 01:37:20

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診療マル秘裏話  号外Vol.509 平成28年3月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)ヒト臓器機能を持つ臓器ヒト化マウス 作製技術を確立
2)化学物質「アクリルアミド」の健康影響を評価

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ヒト臓器機能を持つ臓器ヒト化マウス 作製技術を確立

 
 
 
 
 
トランスジェニックは、ヒト
の臓器機能を持つ「臓器ヒト化
マウス」の作製技術を確立しま
した。従来のヒト化マウス作製
は免疫不全マウスを用いていま
したが、免疫応答が正常なマウ
スの体内にヒト肝臓を構築する
ことを可能としています。ヒト
iPS細胞(人工多能性幹細胞)
から分化誘導した肝細胞を胎児
の卵黄嚢血管経由で移植する事
により実現しました。
遺伝性疾患なども含めて、よ
りヒトに近い病態モデルを作製
できます。また、薬剤の効果や
代謝等の非臨床実験を腸内細菌
叢も含め正常な生理的環境を持
ちヒトの臓器機能が反映された
マウスで行うことが可能となり
ます。ヒトの状況を忠実に反映
した疾患モデルの作製より精度
の高い、非臨床試験や創薬等に
利用する道が開けます。
ヒト化マウスの作製を担うジ
ェノミクス事業部とヒト化マウ
スを用いた非臨床を担うグルー
プのCRO事業部とのシナジー
創出で事業化を進めていくそう
です。
なお国内では迅速審査を可能
とする「スーパー早期審査制度」
を活用し、このほど特許査定を
受けています。海外での権利化
も推進します。

ヒト化マウスで白血病を克服する

ことに成功というニュース動画

です。



 
 
ヒトの状況を忠実に反映した
疾患モデルの作製で繁栄する。


 
 
 
 
 
 
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2】 化学物質「アクリルアミド」の健康影響を評価

 
 
 
 
 
 
野菜やイモの加熱中に発生し、
発ガン性が指摘されている化学
物質「アクリルアミド」の健康
影響を評価した食品安全委員会
の作業部会は7日までに「でき
る限り低減に努める必要がある」
との見解をまとめました。

アクリルアミドは、国際機関
の評価で「人に対して恐らく発
ガン性がある」と分類されてい
ます。 フライドポテト(和製
英語:欧米でこれをこの名称で
注文すると揚げたじゃがいもが
出てくる)や野菜炒めなどを通
じた日本人の摂取量は動物実験
で発ガン性が確認された量の約
千分の1でしたが、作業部会は
「懸念がないとはいえない」と
慎重な姿勢を示しました。
作業部会の評価によると、日
本人が1日に食品から摂取する
平均量は、推計で体重1キロ当
たり0.24マイクログラムだそう
です。

アクリルアミドについて解説して

いる動画です。



 
 
水系のダムの貯水量の推計を
発表する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
 
ヒトの臓器機能を持つ「臓器
ヒト化マウス」の作製技術を、
確立したのは、偉大な業績です。
免疫応答が正常なマウスの体内
にヒト肝臓を構築することがで
きたので、遺伝性疾患なども含
めて、よりヒトに近い病態モデ
ルを作製することが可能となり
ました。 このよりヒトに近い
病態モデルを使って非臨床試験
や創薬等に貢献することを期待
しています。
野菜やイモの加熱中に発生し、
発ガン性が指摘されている化学
物質「アクリルアミド」の健康
影響を評価したのは素晴らしい
業績であると思います。できる
限り低減に努める必要があると
いう見解は、妥当であると思わ
れます。 更に、研究を重ねて、
どのような調理で「アクリルア
ミド」の発生量が増えるのかを
調査して頂きたいと思います。

加熱中に、競争が過熱する。


 
 
 
 
 
 
 
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