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2017-01-17 00:08:34

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診療マル秘裏話  号外Vol.497 平成28年3月16日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)重症熱性血小板減少症候群に、アビガンが有効
2)論文撤回後もSTAP細胞作製に向け、研究を続行

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 重症熱性血小板減少症候群に、アビガンが有効

 
 
 
 
 
 
 
マダニが、媒介するウイルス
感染症「重症熱性血小板減少症
候群(SFTS)」に、インフルエ
ンザ薬のアビガン(一般名・フ
ァビピラビル)が有効である事
をマウスの実験で確かめたと、
厚生労働省研究班のチームが22
日までに米微生物学会の専門誌
に発表しました。

SFTSは、西日本で患者が多く、
6~30%が死亡する深刻な病気
ですが、有効な治療法がありま
せん。研究班の西條政幸・国立
感染症研究所ウイルス第1部長
は「アビガンはインフルエンザ
の薬として安全性や副作用がす
でに明らかになっている。SFTS
への適応も、近い将来に実現さ
れることを期待したい」と話し
ています。

SFTSの予防法について解説して

いる動画です。



 
 
深刻な病気のSFTSを申告する。


 
 
 
 
 
 
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2】 論文撤回後もSTAP細胞作製に向け、研究を続行

 
 
 
 
 
 
 
 
STAP細胞論文の共著者チ
ャールズ・バカンティ氏が論文
撤回後もSTAP細胞作製に向
け、研究を続けていたとの記事
を米誌ニューヨーカー電子版が
22日、掲載しました。同誌の
取材に対し「(STAP細胞は)
正しいと確信したまま墓場に行
くだろう」と話したということ
です。
記事によると、論文に不正が
あるのではないかと問題になっ
た際、バカンティ氏は、著者の
小保方晴子(おぼかた・はるこ)
氏に「データの捏造(ねつぞう)
はしてないのか」と尋ね、「そ
れなら、こんなに時間をかけて
実験はしない」との回答を得た
ということです。
バカンティ氏は論文の問題が
指摘された後、2014年夏か
ら1年間米ハーバード大を休職
しました。大学は、「復職後も
再生医療の研究を続けている」
としていました。
記事によると、同誌は昨年7
月にバカンティ氏に取材しまし
た。共著者の小島宏司(こじま・
こうじ)医師と実験を続けてい
ると説明しました。既に分化を
終えた細胞にさまざまな刺激を
与える手法で、どんな細胞にも
分化できる万能性を獲得できる
かどうかを検証しました。万能
性を示す遺伝子の働きを確認し
ましたが、実際に万能性がある
細胞の作製には成功していない
ということです。
STAP細胞の論文は14年
1月に、英科学誌ネイチャーに
掲載され7月に撤回されました。

STAP細胞について「あったの

では?」と考えている意見につ

いての動画です。


鉄塊を売却することを撤回す
る。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
SFTSは、西日本で患者が多く、
6~30%が死亡する深刻な病気
ですが、有効な治療法がないと
いうことは、知っていました。
アビガンと言えば、この間エボ
ラ出血熱の初期に有効という事
が分かったばかりです。その上
SFTSとインフルエンザにも効く
ということですので本当に多面
的に、様々な病気に薬効を示す
薬という印象を受けました。SF
TSとエボラとインフルエンザの
ウイルスに共通点があるという
ことでしょうか? 今後のSFTS
について臨床試験の結果を期待
しています。
「(STAP細胞は)正しい
と確信したまま墓場に行くだろ
う」というバカンティーさんの
言葉には、執念が感じられます。
現在の所、万能性を示す遺伝
子の働きを確認しましたが実際
に万能性がある細胞の作製には
成功していないということです
が、この執念をもって実験を続
ければ万能性がある細胞の作製
に成功する日がくるかもしれま
せん。その時に、小保方さんの
復権が認められても、特許は、
理研にあり、何らバカンティー
さんや小保方さんに利益がもた
らされないのではないかと危惧
しています。

器具の故障を危惧。笑

 
 
 
 
 
 
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