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2017-01-20 01:07:16

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診療マル秘裏話  号外Vol.500 平成28年3月20日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)大腸ガンは多様な遺伝子変異と不均一細胞で構成
2)子どもが欲しいと思ったら禁煙が不可欠である

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 大腸ガンは多様な遺伝子変異と不均一細胞で構成

 
 
 
 
 
 
 
九州大学は、2月19日、大腸
ガンが多様な遺伝子変異を持つ、
不均一な細胞集団から構成され
ることを明らかにしたと発表し
ました。
同成果は、九州大学病院別府
病院の三森功士 教授と、HPCI
戦略プログラム 分野1「予測す
る生命科学・医療および創薬基
盤」プロジェクトの東京大学医
科学研究所の新井田厚司 助教、
宮野悟 教授、および大阪大学
大学院医学系研究科の森 正樹
教授らの研究グループによるも
のです。2月18日(現地時間)に
米国学術誌 「PLOS Genetics」
に掲載されました。
大腸ガンは1つの正常な大腸
粘膜細胞が、遺伝子変異を蓄積
しながら進化し、異常増殖する
ことで発生すると考えられてい
ます。この遺伝子変異の組み合
わせは患者さんごとに異なり、
さらに同じ患者さんのガンの中
でも異なる遺伝子変異の組み合
わせを持つ細胞が1つのガンを
構成していることが知られ腫瘍
内不均一性と呼ばれています。
ある抗ガン剤が効く細胞が、
腫瘍の大部分を占めているとき
は抗ガン剤が有効となりますが、
その抗ガン剤への耐性を引き起
こす遺伝子変異を持つ細胞が
存在すると、耐性細胞が増える
ことでガンは再発してしまいま
す。これまで、多くの大腸ガン
に関わる遺伝子変異が同定され
てきましたが、実際にどのよう
に遺伝子変異が蓄積されながら、
ガンが進化するか、また大腸が
んにどのような腫瘍内不均一性
が存在するかは明らかとなって
いませんでした。
ガンの進化や不均一性を調べ
る方法として、1つのガンから
複数の部位を採取し、解析する
方法があります。今回の研究で
は、9症例の大腸ガンから5~
21カ所、合計75カ所の検体採取
を行い、解析しました。 その
結果、大腸ガンには一塩基変異、
コピー数異常、DNA メチル化等
さまざまなタイプの遺伝子変異
について、高い腫瘍不均一性が
存在することが分かりました。
さらに、進化の前半にみられる
遺伝子変異で、加齢と関連する
異常が特徴的にみられた事から、
ガン化につながる遺伝子変異が
正常細胞に徐々に刻まれている
と考えられるということです。
またスーパーコンピューター
「京」によるシミュレーション
と、遺伝子変異解析の結果を合
わせて考えると、腫瘍内不均一
性はガン細胞に有利になるよう
な遺伝子変異が選択され蓄積す
るのではなく、ガン細胞の生存
とは、関係のない遺伝子変異の
蓄積による「中立進化」によっ
て生み出されていると推測され
ました。
今回の研究により、スーパー
コンピューターを用いて、ガン
の不均一性が生まれるメカニズ
ムを理解することが可能となっ
たため、ガンの多様化を阻害す
る治療方法や、不均一性を持つ
細胞集団に効果的な治療戦略を
考える重要な基板となることが
期待されます。

大腸ガンの症状について解説

している動画です。



 
基板の設置で、経営基盤が、
安定化する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 子どもが欲しいと思ったら禁煙が不可欠である

 
 
 
 
 
 
 
妊娠中にたばこを吸う母親か
ら生まれた新生児は、吸わない
母親の子に比べ出生時の体重が
120グラム以上も少ないとい
う分析結果を、山梨大医学部の
鈴木孝太准教授らの研究チーム
が発表しました。
20日に国際学術誌「ジャー
ナル・オブ・エピデミオロジー」
の電子版に掲載されました。
鈴木准教授らは、全国の親子
10万組を対象に化学物質の影響
を継続して調べる環境省の「エ
コチル調査」のうち、約1万組
の結果を分析しました。

喫煙しない女性から生まれた
男児の平均体重は3096グラ
ムで、女児は3018グラムで
した。喫煙者が妊娠初期に禁煙
した場合は男児では28グラム、
女児は40グラム軽く、禁煙せ
ず出産した場合は男児が136
グラム、女児は125グラムも
少ないという結果がでました。
妊娠前に禁煙していた場合は
男児で7グラム軽く、女児は13
グラム重い結果が出ましたが「
ほとんど影響がない」(鈴木准
教授)と考えられるということ
です。
たばこに含まれるニコチン等
により母体の胎盤や臍帯の血管
が細く形成される上、血流も悪
くなり、胎児に送られる栄養が
足りなくなる可能性が考えられ
るということです。鈴木准教授
は「たばこによって小さく生ま
れた子は、2~3歳までに急に
体重が増え、将来の肥満につな
がりやすい。子どもが欲しいと
思ったら、たばこは出来るだけ
早くやめたほうがよい」と指摘
しています。

妊娠している女性は、この位、

ブチ切れて当然だと思います。



 
私的な財産の指摘が、災いを
ぶ。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
大腸ガンが多様な遺伝子変異
を持つ、不均一な細胞集団から
構成されることが分かった以上
ガンの多様化を、阻害する治療
方法や不均一性を持つ細胞集団
に効果的な治療戦略を考える事
が絶対必要であると思いました。
喫煙妊婦の子供が、低体重で
あることが分かる研究そのもの
が、喫煙妊婦が出産可能である
と考えている所に論拠している
と思われます。実際は喫煙妊婦
は、早期胎盤剥離で流産する事
が多く、出産まで至らない可能
性があることを広く認知して頂
きたいと思います。

薄利で経済的基盤が損なわれ、
損失を剥離した。笑

 
 
 
 
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