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2017-01-12 00:51:33

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診療マル秘裏話  号外Vol.493 平成28年3月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)ワクチンの蚕を使った量産体制開発に世界初で成功
2)iPS 細胞から効率良く神経細胞を作製する技術

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 ワクチンの蚕を使った量産体制開発に世界初で成功

 
 
 
 
 
 
生物資源研究所(名護市)の
根路銘国昭所長を中心に進める
県の創薬研究事業で、新型イン
フルエンザH7型と日本脳炎の
ワクチン2種類について、カイ
コを使った量産体制の開発に、
世界で初めて成功しました。2
014年に世界で初めて同研究
所などがインフルエンザH5型
で開発した技術を応用しました。
複数回の実験で抗体反応が確認
されました。インドネシアで2
年後のワクチン実用化を目指し
ます。
17日に那覇市のパシフィック
ホテル沖縄であったシンポジウ
ム「21世紀のシルクロードは
沖縄から」で根路銘氏らが発表
しました。根路銘氏は「世界的
な成果だ。沖縄が、創薬研究で
世界拠点の一つを担っていける
ようになる」と語りました。
インフルエンザワクチン製造
に必要なHA(ヘモアグロチニ
ン)蛋白を、カイコを介在させ
て人工ウイルスで大量生産しま
す。カイコの技術では、従来の
鶏卵を使うものよりも50倍程
のワクチン生産力があり、低コ
ストで短時間での大量生産がで
きます。根路銘氏によると鶏卵
のワクチンは1人分の生産コス
トが約千円ですが、カイコだと
7・6円で生産できたそうです。
インフルエンザH7型のワク
チンは、飲み薬となる経口用ワ
クチンとしての運用も可能とな
る成果が世界で初めて出ました。
根路銘氏は「飲み薬のワクチン
は米国をはじめ、多くが諦めて
いた分野だ。世界の流れを変え
ることができる可能性もある」
とし、さらなる研究に期待して
います。
創薬研究は県の「沖縄感染症
研究拠点形成促進事業」の一環
です。このほかにもデング熱や
ジカ熱のワクチン開発にも着手
していく計画だそうです。
これまでインフルエンザH5
型ワクチン製造については、同
技術の成果が、確認され、製薬
許認可に向けインドネシアで、
安全性や有効性の試験が実施さ
れていますが、今回はH7型と
日本脳炎への対応でも効果があ
ることが実証できました。

蚕から作ったインフルエンザワク

チンに関する動画です。根路銘

国昭所長も出ています。



農園で日本脳炎にかかる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 iPS 細胞から効率良く神経細胞を作製する技術

 
 
 
 
 
 
血液由来の人工多能性幹細胞
(iPS細胞)から効率的に、
神経細胞を作る技術を開発した
と、順天堂大と慶応大の研究チ
ームが18日付の国際幹細胞学
会誌に発表しました。チームは
来年度から、神経難病のパーキ
ンソン病患者さんの、世界最大
規模の「iPS細胞バンク」を
整備し、この技術を使って病態
解明や治療薬開発を進めるとい
うことです。
パーキンソン病は脳内の神経
伝達物質「ドーパミン」を作る
神経細胞が死に、手足の震えや
歩行障害などの症状が出る病気
です。チームは将来的には患者
さん3000人分のiPS細胞
を作り、それらから作った病気
の状態の神経細胞を使って詳し
い性質を調べたり薬の候補物質
を加えて、効き目を試したりし
ます。
血液由来のiPS細胞は神経
細胞になりにくく、従来の作製
法では2〜3割しか神経幹細胞
に分化しませんでした。 岡野
栄之・慶大教授らが新たに開発
した手法では、8割以上分化さ
せることに成功しました。培養
期間も7〜14日と従来(30
〜50日)より大幅に短縮させ
ました。患者さんの負担が少な
い採血によって提供を受けられ
るため、iPS細胞の大規模な
バンクを作るのが容易になりま
した。
パーキンソン病患者の9割は
遺伝性ではない「孤発性」で、
原因も不明です。 服部信孝・
順大教授は「多様な病態を詳細
に明らかにし、最終的には細胞
を移植する治療法の確立を目指
したい」と話しています。

パーキンソン病の超音波療法が

臨床試験されているというニュース

動画です。



帝京大学病院の細胞の提供を
受ける。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
鶏卵のワクチンは、1人分の
生産コストが約千円ですが、カ
イコだと7・6円で生産できた
というのは、本当に価格革命を
起こすかもしれません。現在の
インフルエンザワクチンが千円
で、非常に高すぎる気がします。
早くインフルエンザワクチン
が全て、蚕を利用したものとな
って、低価格で患者さんに提供
できるようにして欲しいと思い
ました。
血液由来の人工多能性幹細胞
(iPS細胞)から効率的に、
神経細胞を作る技術を開発した
ことは、偉大な業績であると考
えています。神経難病のパーキ
ンソン病患者さんの、世界最大
規模の「iPS細胞バンク」を
整備し、この技術を使って病態
解明や治療薬開発を進めて頂き
たいものです。

公立高校の高率の倍率に恐れ
をなさず、受験勉強を効率的に
行う。笑

 
 
 
 
 
 
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