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診療マル秘裏話 Vol.584 平成27年2月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)コーヒーに、鎮痛作用のあるペプチドの含有を確認
2)塩より「糖分:果糖」の方が心臓に悪いのでは

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 コーヒーに、鎮痛作用のあるペプチドの含有を確認

 
 
 
 
 
 
ブラジル農牧研究公社
(Brazilian Agricultural
Research Corporation,Embrapa)
とブラジリア大学(University
of Brasilia、UnB)は24日、
コーヒーに鎮痛作用のあるペプ
チド(タンパク質の破片)の
含有を確認したことを発表しま
した。このペプチドはモルヒネ
に似た効果を持つということで
す。Embrapaによると、同社の
遺伝・バイオ技術部とUnBの
科学者からなるチームは先ごろ、
鎮痛や穏やかな鎮静作用のある
性質を持つ、これまで知られて
いなかったオピオイドペプチド
を発見したということです。
また、実験用のマウスを使った
実験の結果、みつかったオピオ
イドペプチドの持続時間がモル
ヒネよりも長いとみられること
も分かりました。
今回の発見についてEmbrapa
は、健康食品業界にとってバイ
オ技術面での新たな可能性を与
えるものであり、また他方では、
食肉処理される家畜のストレス
軽減にも応用できるかもしれな
いと期待を寄せています。
EmbrapaとUnBは、品質向上を
目的にコーヒー豆の研究を続け
ています。Embrapaは、2004年
にコーヒー豆のゲノムの解析に
成功していました。

コーヒーの健康効果について

解説している動画です。



 
 
工場で荒城の月を聴き、向上
心が生まれた。笑

 
 
 
 
 
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2】塩より「糖分:果糖」の方が心臓に悪いのでは

 
 
 
 
 
 
心疾患のリスクといえば、
高血圧ですね。高血圧のリスク
といえば、塩分です。2015年版
の日本人の食事摂取基準では、
18歳以上の男性の食塩摂取目標
量は、1日につき8グラム未満、
女性は7グラム未満とされてい
ます。改定前の10年版では男性
9グラム未満、女性7.5グラム
未満でしたから、より低く変更
されたわけです。
ところが近年、塩よりも「糖」
の方が心臓に悪いのでは?とい
う研究報告が相次いでいます。
昨年末に,BMJ発行のオンライン
誌に掲載された糖分と心疾患に
関連する調査研究をレビューし
た記事によると、1日の摂取カ
ロリーの25%以上を糖分で取る
と、10%未満の人より、心疾患
発症リスクが3倍になるという
ことです。特にお菓子やジュー
スなど、「追加の糖分」が1日
の摂取カロリーの10%未満と10
~24%では後者の心疾患死リス
クが30%上昇します。
清涼飲料水の甘味成分として
使われている「果糖」が元凶の
ようで、果糖の摂取量が1日74
グラム以上では、高血圧
(140/90mmHg)と診断されるリス
クが30%上昇し、もともと高め
の人では、 160/100mmHg以上に
なるリスクが77%も上昇します。
血圧160/100mmHgが,恒常的に
続き、1カ月間の食事・運動
療法で140/90mmHgに改善しない
場合、降圧剤のお世話になるの
は必至です。 これに喫煙歴や
脂質代謝異常(高コレステロー
ルや高中性脂肪)、肥満、メタ
ボのいずれかが1、2個重なれば、
問答無用で心疾患のハイリスク
群の仲間入りです。
塩分の過剰摂取リスクは、
一般常識になりつつありますが、
糖分、果糖についてはどうでし
ょう。WHO(世界保健機関)は、
昨年春に1日の糖分摂取量は総
カロリー数の5%未満に抑える
よう、呼びかけています。成人
男性だと1日量は25グラム未満
です。一般的な、缶コーヒーの
糖分含有量は100ミリリットル
当たり、7.5グラム。190ミリリ
ットルの缶コーヒーなら1本で
約15グラムは摂取する計算です。
まして、炭酸飲料類なら25gを
簡単に突破してしまいます。
米国では「白い結晶の悪魔」は
塩か砂糖か、ということで論争
中だそうです。今のところ砂糖
の旗色が悪いようです。

糖質とカフェインを大量に含む

エナジードリンクの大量摂取で

心停止し、死亡した少女の動画

です。



 
 
佐藤さんがお酒を飲みながら
砂糖を食べ、左党がバレてしま
った。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記
コーヒーに鎮痛作用のあるペ
プチド(タンパク質の破片)の
含有を確認したというのは素晴
らしい発見だと思います。コー
ヒーが好きな方には溜まらない
ニュースであると思います。し
かも、このペプチドはモルヒネ
より持続時間が長いというおま
けつきです。塩よりも「糖」の
方が心臓に悪いというのは本当
でしょうか?私に言わせれば、
どちらも悪いということですが、
悪くなり方の質が違うので比較
できないということだと考えて
おります。

各人が確認した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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