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2017-01-08 00:33:12

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診療マル秘裏話 Vol.583 平成27年2月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)風邪予防にマスクが有効と思うも日頃マスクをつけない
2)肺ガンの悪性化に関わる新たな分子メカニズムを解明

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 風邪予防にマスクが有効と思うも日頃マスクをつけない

 
 
 
 
 
 
 
カリンの風邪予防効果の啓蒙
活動を行っている任意団体「カ
リンで風邪予防普及委員会」が、
風邪予防の実態について、調査
結果をまとめました。約8割の
人が風邪予防にマスクが有効と
思いながらも、日ごろマスクを
つけていないことが、明らかと
なりました。

調査は昨年12月、20~60代
の男女500人(男女各世代50
人ずつ)を対象として、インタ
ーネット上で実施しました。

マスクの生産量は2009年
に新型インフルエンザ騒動で、
一気に増え、現在では、国内の
年内生産数は38億枚に上りま
す。一方で、このほどの調査で
は、8割以上の人はマスクが、
風邪予防に有効だとは思いなが
らも、約6割の人はマスクを
「あまりつけたくない」と思っ
ていることが分かりました。

また、回答者の9割以上が、
「カリンはのどに良い」と答え
ましたが、カリンそのものにつ
いては約6割が「よく知らない・
知らない」と答えました。さら
にカリンを実際に取り入れてい
るかとの質問には7割以上が、
「取り入れてない」と回答、
利用法としては「飴」との回答
が85%でトップとなりました。
60代で取り入れている人は43.3
%と最も高くなり、昔から伝承
されるカリンを生活に取り入れ
ていることが分かりました。

かぜの予防法について解説して

いる動画です。



 
 
マスクメロンに、マスクをか
ける。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】肺ガンの悪性化に関わる新たな分子メカニズムを解明

 
 
 
 
 
 
 
国立ガン研究センターは、1
月20日、肺ガンの悪性化に関わ
る新たな分子メカニズムを明ら
かにしたと発表しました。この
研究は、同センター研究所難治
進行ガン研究分野の江成政人ユ
ニット長らを中心とした研究グ
ループによるものです。 研究
成果は米国科学アカデミー紀要
「PNAS」に発表されています。
これまでの研究から、肺ガン
の進展には、肺ガン細胞やその
周囲の間質細胞における、ガン
抑制遺伝子p53の失活が関与し
ていることが示唆されていまし
たが、その詳細な分子メカニズ
ムは不明なままでした。そこで
同研究グループは、肺ガン進展
過程における、肺ガンと間質の
相互作用に着目しました。ガン
進展に関わる分子メカニズムを
解明することを目的として研究
を行ってきました。
研究グループは、肺ガン細胞
から分泌される因子によって、
ガン周辺間質の主要な細胞であ
る線維芽細胞のガン抑制因子
p53の発現が抑制されることを
発見しました。 そして、この
線維芽細胞はp53発現低下によ
って、活性化型の線維芽細胞に
似た形質を獲得することが明ら
かになったそうです。
さらに、抑制因子p53発現が
低下した線維芽細胞では、
TSPAN12(テトラスパニン12)
というたんぱく質が発現し、
線維芽細胞とガン細胞との細胞
間接触依存的に、肺ガン細胞の
浸潤能及び増殖能を促進してい
ることが分かったということで
す。このTSPAN12は分泌性因子
であるCXCL6の発現を誘導しま
すが、これらも肺ガン細胞との
相互作用により増殖能や浸潤能
が増加し、肺ガン進展に協調的
に働くことが判明したそうです。
これらの結果から、今後、
TSPAN12及びCXCL6はガン周辺の
間質の有用な治療標的となり得
ると考えられ、これらの蛋白質
に対する抗体、ペプチド、低分
子化合物等が、既存の抗ガン剤
との併用で治療効果をもたらす
ことが期待されているようです。

ガン遺伝子、ガン原遺伝子、ガン

抑制遺伝子について解説している

動画です。



 
 
 
 
塀用の脚立を併用する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記
約8割の人が風邪予防にマス
クが有効と思いながらも、日頃
マスクをつけていないことが、
明らかとなった、というのは、
マスク着用を軽視している結果
であると私は、思います。手洗、
ウガイ、マスクの内もっとも、
風邪予防に効果があるのがマス
クの着用です。皆さんも、この
事実を目の前にして、改めてマ
スクの着用を励行しましょう。
肺ガン細胞から分泌される、
因子によって、ガン周辺間質の
主要な細胞である線維芽細胞の
ガン抑制因子 p53の発現が抑制
されることが分かり、更にこの
線維芽細胞とガン細胞の、接触
依存的に、肺ガン細胞の浸潤能
及び増殖能を促進しているとい
うのは、興味深い知見であると
思います。ただし、既存の抗ガン
剤治療との併用は、避けたほう
が無難であると思います。既存
の抗ガン剤では、副作用が非常
に強く発現することが多く患者
さんの身体的負担が大きいから
そのように申し上げる次第です。
水素吸引治療など、患者さんの
身体的負担が少ない治療を併用
治療にもってくることが重要で
はないでしょうか?

治験の知見。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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