最新号より100号前のメルマガ

  1. Home
  2. 最新号より100号前のメルマガ

2016-08-08 01:31:50

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話 Vol.561 平成26年9月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1) 茶カテキンが、肥満予防につながる可能性濃厚
2)他人の便中にある腸内微生物を移植する治療法

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】茶カテキンが、肥満予防につながる可能性濃厚

 
 
 
 
 
花王は天使大学(札幌市)の研究
グループ、北海道大学の斉藤 昌之
名誉教授と共同で、茶カテキンが太
りにくい体質に関与する、褐色脂肪
組織の活性を高めることを確認しま
した。5週間の継続摂取で、脂肪の
燃焼量は向上したそうです。一連の
結果から、日常生活における茶カテ
キンの飲用によって肥満予防につな
がる可能性が期待されています。

研究チームはまず、PET(ポジ
トロン断層法)による撮影結果から
褐色脂肪組織の活性の低い成人男性
10人を選定しました。茶カテキン
を含有する飲料を摂取する群、(茶
カテキン群)と、含有しない飲料を
摂取する群(対照群)に分けました。
1日に2本(茶カテキン含有量は1
本当たり540ミリグラム)5週間
の継続飲用前後で褐色脂肪細胞に関
わるエネルギー代謝を調べました。

試験結果を解析したところ、エネ
ルギー消費の変化量は茶カテキン群
が対照群の2倍となり、脂肪の燃焼
量に有意な亢進作用が確認できたと
いうことです。

成人の体内の脂肪燃焼は、従来、
筋肉と肝臓でのみ行われると考えら
れてきましたが、斉藤教授らの研究
によって幼児のみならず成人におい
ても褐色脂肪組織は首や肩の周囲に
存在し、肥満の予防に寄与すること
が報告されています。

花王によると褐色脂肪組織は太り
にくい体質に関与する要因の1つと
して考えられ、世界的に注目されて
います。

花王の茶カテキンについての研究

をまとめた動画です。個人的には、

花王は、反日企業とされているので

ヘルシアなどの飲料を飲むことは、

お勧めできません。脂肪燃焼効果を

求めるなら、L-カルニチンやCPLの

ように脂肪肝を確実に救うものを使

った方がよろしいようです。



 
 
 
 
脂肪燃焼のモニターを志望。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】他人の便中にある腸内微生物を移植する治療法

 
 
 
 
 
 
米国消化器学会(AGA)は8月14日、
シカゴで開催する2014 AGA James W.
Freston Conferenceの主要テーマで
ある「便微生物移植(fecal
microbiota transplantation:FMT)」
を紹介しました。本会議はFMT に関
する初の国際会議だそうです。

FMT は他人の便中にある腸内微生
物を移植する治療法です。専門家ら
は、消化器(GI)疾患における微生
物叢の役割に新たな光を当て、多く
の疾患を治癒すると考えています。
会議で発表される新研究は、新たな
治療法FMT により、広範なGI疾患を
治療できる可能性を提示しています。

FMTは再発性C. difficile 感染症
への安全性と有効性が証明されてい
ますが他のGI疾患治療における有効
性にはまだ疑問点が多いそうです。
本会議では、難治性過敏性腸症候群
患者の70%に症状の消失または改善
があったことを報告する研究や炎症
性腸疾患、潰瘍性大腸炎、クローン
病治療において、FMT の潜在能力を
確認したデータなど、有効性を示す
エビデンスが提供される、とAGA は
伝えています。

侵襲的手技や感染症の伝播リスク
といった課題も多いFMT ですが経口
マイクロバイオーム薬「SER-109 」
が解決策となる可能性が示されてい
ます。本会議で発表される研究の一
つでは、SER-109 の経口投与によっ
てC. difficile 感染症が100%治癒
したという、顕著な有効性と安全性
を証明しました。当薬剤はFMT に代
わり、医師や患者にとって最大限に
有用な治療法となる可能性が期待さ
れています。

FMTは 「不潔」と、検討を嫌がる
患者さんや医師もいますが、命を救
う手段となる可能性があります。本
会議で発表されるデータでは、子を
持つ親はFMT 受け入れ可能性が高い
こと、大学の学位を有している人か
らは理解を得られやすいなど、FMT
の受け入れにつながる要因にも注目
しています。

慶応病院でも、FMTの臨床試験を開始

したようです。



 
 
 
 
便移植(FMT )弁移植ではありま
せん。笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
編集後記

 
 
エネルギー代謝で、脂質代謝亢進
作用が茶カテキンに存在するとなる
と素晴らしい発見ではないかと考え
られます。肥満予防のためのサプリ
メントが作られるのでは、ないでし
ょうか?ただし、緑茶にたくさんの
茶カテキンが存在するからと言って
大量にお茶を飲むことは、お勧めで
きません。緑茶には、カフェインが
含まれ大量に摂取すると不整脈を起
こす可能性もあります。 どんなに
身体によいものでも、大量摂取は、
いけないと考えております。しかし、
通常量でお茶を楽しんで飲む程度な
ら、副作用や毒性は、考えなくても
良いと考えています。

脂質代謝亢進作用を促すため行進
した。笑

 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。