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2016-08-07 02:02:29

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診療マル秘裏話  号外Vol.358 平成27年10月6日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)糖尿病とタウ蛋白蓄積の間にアルツハイマー 病と別の関連性
2)ガン種別のガン治療の治療成績で、明暗が分かれる

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 糖尿病とタウ蛋白蓄積の間にアルツハイマー 病と別の関連性

 
 
 
 
米国神経学会(AAN )は9月2
日、糖尿病と脳内のタウ蛋白
蓄積(神経変化)の間に、アル
ツハイマー病とは独立した関連
性が存在しているという新たな
研究所見を紹介しました。AAN
の機関誌であるNeurology 誌オ
ンライン版で発表しました。

この研究は816 人(平均年齢
が74歳)を対象に、脳細胞の
喪失や接続、脳脊髄液(CSF)
中のβアミロイド及びタウ蛋白
濃度を測定し、糖尿病との関連
を検討しました。 対象者は、
軽度の認知機能障害397 人、ア
ルツハイマー型認知症191 人、
記憶と思考に問題のない被験者
28人で、そのうち糖尿病罹患者
さん124 人でした。

検討の結果、糖尿病患者では
認知症の診断の有無に関わらず、
CSF 中の平均タウ蛋白濃度が16
pg/mL 増加しました。また思考
や記憶の問題、認知機能障害や
アルツハイマー型認知症の有無
に関わらず、大脳皮質厚が非糖
尿病者さんよりも、平均で0.03
mm薄くなっていたことが分かり
ました。

研究者は、「2型糖尿病患者
は、二重の認知症発症リスクが
あることが示された」と指摘し
ながらも、「今回の研究は、1
時点のデータを検討したものの
ため糖尿病と脳の神経変性との
間に因果関係が成立するという、
断定的な結論を導きうるもので
はない」と述べています。

糖尿病と認知症の関連性について

の動画です。



 
 
 
変性疾患の本を編成した。笑

 
 
 
 
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2】 ガン種別のガン治療の治療成績で、明暗が分かれる

 
 
 
 
 
国立ガン研究センターは14
日、2007年にガン診療連携
拠点病院で、ガンと診断され、
治療を始めた患者さんのデータ
をまとめ5年後の生存率を公表
しました。乳ガンは92・2%、
大腸ガンは72・1%、胃ガン
は71・2%と比較的高かった
のに対して、肝臓ガンは35・
9%、肺ガンは39・4%と厳
しい状況が明らかになりました。
すべてのガンをまとめると64・
3%でした。
集計対象となった病院が、2
施設以上ある都道府県別の生存
率も公表しました。例えば、全
ガンでは最も高い東京(74・
4%)と最も低い沖縄(55・
2%)では20ポイント近く差
がありますが、データが限られ、
一概には比較できないとしてい
ます。

ガン治療最前線の話題2題に

関する動画です。



 
 
 
 
私設の施設を建設する。笑

 
 
 
 
 
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編集後記
糖尿病と脳内のタウ蛋白蓄積
(神経変化)の間に、アルツハ
イマー病とは独立した関連性が
存在しているという新たな研究
所見が見つけられたのは、本当
にラッキーであると言えましょ
う。 糖尿病の人は、認知症や
ガンになりやすいと考えた方が
良さそうです。
公表された5年後の生存率で
乳ガンは92・2%、大腸ガン
は72・1%、胃ガンは71・
2%と比較的高かったのに対し
て、肝臓ガンは35・9%、肺
ガンは39・4%と厳しい状況
が示されました。 厳しい肝臓
ガンや肺ガンを何とかしたいと
いう気がメラメラと湧いて参り
ました。

依願退職して胃ガンになった。


 
 
 
 
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