2016-08-14 01:16:13

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診療マル秘裏話　 号外Vol.364　平成27年10月13日作成
作者　医療法人社団　永徳会　藤田　亨

 
 
 
 
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目次

1)光の照射で特定の神経回路だけを高い精度で操作
2)微小重力では、骨を溶かす「破骨細胞」が活性化

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 光の照射で特定の神経回路だけを高い精度で操作

 
 
 
 
 
 
神経が複雑に絡み合った霊長
類の脳で、光を当てて、特定の
神経回路だけを高い精度で操作
する技術を開発したと、京都大
と筑波大のチームが２１日付の
英科学誌電子版に発表しました。
人やサルの脳は１千億以上の
神経細胞がまとまって回路を作
り、記憶や判断力、行動・感情
のコントロール等高次の脳機能
を生み出しています。
チームの井上謙一・京大霊長
類研究所助教は「高次脳機能の
解明やパーキンソン病、うつ病
の効果的な治療法開発に応用が
期待できる」と話しています。
チームによると、精神・神経
疾患の解明や治療には、複雑な
神経回路の中から特定の回路を
狙い、その機能を操作する技術
が必要とされます。

東北大学脳科学グローバルCOE

に関する動画です。



 
 
 
講堂で香道の行動を起こす。
笑

 
 
 
 
 
 
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2】微小重力では、骨を溶かす「破骨細胞」が活性化

 
 
 
 
 
 
宇宙飛行士の星出彰彦さんが
国際宇宙ステーションで育てた
メダカを調べた結果、微小重力
では骨を溶かす「破骨細胞」が
活性化していることが分かった
と、東京工業大のチームが、英
科学誌に２１日発表しました。
宇宙に長期滞在すると骨密度
が減る現象が知られており原因
の一つの可能性があります。
高齢化に伴う骨粗鬆症の解明に
も役立ちそうです。
チームは、骨をつくる細胞と
破骨細胞を蛍光色で見分けられ
るよう遺伝子操作したメダカを
開発しました。ロシアのソユー
ズ宇宙船でステーションに運び、
２０１２年１０月から２カ月、
星出さんらが日本実験棟きぼう
にある特殊な飼育装置で育てま
した。

宇宙飛行士の油井さんのインタ

ビューに関する動画です。



 
 
 
 
遺伝子検査で、捜査を操作し
た。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
神経が複雑に絡み合った霊長
類の脳で、光を当てて、特定の
神経回路だけを高い精度で操作
する技術を開発したのは、素晴
らしい業績と言えるでしょう。
ぜひ、精神・神経疾患の解明
や治療に結びつけて頂きたいと
思います。
微小重力では、骨を溶かす
「破骨細胞」が活性化している
ことが分かったのは偉大な業績
です。しかも、宇宙船の中で、
メダカを飼って実験するなど、
本当にエレガントな手法で実施
されたのも素晴らしいと言わざ
るを得ません。
微小重力下で、微笑する。笑

 
 
 
 
 
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藤田　亨
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