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2016-08-19 01:09:14

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診療マル秘裏話  号外Vol.368 平成27年10月18日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)高血圧の原因は、塩分の摂りすぎで減塩が必要
2)口の粘膜の細胞シートで角膜機能を回復させる

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 高血圧の原因は、塩分の摂りすぎで減塩が必要

 
 
 
 
 
 
厚生労働省の、平成25年国民
健康・栄養調査の推計によると、
日本人の高血圧患者さんは約40
00万人。実に国民の3人に1人が
患っているという計算です。主
な原因は塩分の摂りすぎですが、
その原因は健康的だと思ってい
た日本食にあるということです。

日本人の1日の塩分摂取量は
男性で11.3g、女性で9.6 gと、
国際比較でも多いことが分かっ
ています。たとえば、減塩先進
国・イギリスでは、加工食品の
減塩が進み、2025年には1日3g
にまで引き下げる予定だという
ことです。

医学博士で管理栄養士の本多
京子さんは、日本人が減塩を始
める時に直面する昨今の問題に
ついて指摘しています。

「最近は、日本従来の献立に入
っていた、定番料理のみそ汁や
漬物に代わり、浮上してきたの
が加工食品の塩分の問題です。
背景には外食に頼りがちという
実情があり、その姿勢を変える
必要があります」(本多さん。
以下「」内同)

つまり、減塩を長続きさせる
には家庭料理の創意工夫が前提
ということです。そして“減塩
=おいしくない”をくつがえす
コツをつかむべきなのです。
本多さんオススメの3つのコツ
を紹介します。

まず、旨味のある食材を活用
した方法です。塩に頼らずおい
しさを引き出すには、旨味のあ
る食材を使うのがカギです。そ
こで、旬の食材や旨味成分の多
い食材を活用してみましょう。
旬の食材は栄養価が高く、旨味
も充分です。秋はきのこ、冬は
根菜、春は山菜、夏は、緑黄色
野菜と四季折々の味を楽しむと、
体も元気になり、食卓が豊かに
なります。

一方、旨味成分として知られ
る食材そのものを活用するのも
有効です。グルタミン酸を含む
昆布やトマト、イノシン酸を含
む肉類などを食材に使ってみま
しょう。

まだ、だしをきかせることも
有効です。 汁物や煮物には、
だしをしっかりきかせて作りま
しょう。かつお節、昆布、煮干
し、干しいたけ等のだしの旨味
が出ていると、塩やしょうゆを
少なめにしても、物足りなさを
感じず、おいしく食べられるか
らです。

といっても、市販のだしのも
とには、塩が添加されている事
もあります。できるだけ、天然
素材からだしをとるほうが減塩
につながることを知っておきま
しょう。

続いて、酸味を使って味を濃
く感じさせるのもコツです。酢
や柑橘類(ゆず、レモン、すだ
ち、かぼす等々)などの酸味を
活用するのも、おいしく減塩で
きる方法です。 というのも、
酸味には塩味を引き立て味に丸
みを出す効果があるからです。

塩での下ごしらえを酢に変え
たり、しょうゆをかけるところ
を、ぽん酢やめんつゆに変える
のも、減塩に効果的です。バル
サミコ酢を煮詰めて使うのも◎
です。

前出・本多さんは、日本人の
味覚の特徴をこう語っています。

「甘味・塩味・酸味・旨味・苦
味という五味のうち、あまじょ
っぱくてコクがあると、日本人
はおいしく感じる傾向がありま
す。日本食では塩、砂糖、油を
同時に使う料理が多く、つまり、
どんなものにも塩が入っており、
他国の食事に比べて塩を減らし
にくいのです」

減塩し、うす味に舌を慣れさ
せるとうれしい副産物が生まれ
てきます。

「塩を減らすと、自然と砂糖や
油の使用量も減り、食生活全体
の栄養バランスがよくなる点も
見逃せませんよ」という事です。

高血圧の治療法から医師選びまで

紹介している動画です。



 
 
 
 
刻々とコクのある料理を味わ
う。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 口の粘膜の細胞シートで角膜機能を回復させる

 
 
 
 
 
大阪大の西田幸二教授(眼科
学)らは、今年8月から、口の
粘膜の細胞から作った細胞シー
トを使い角膜の機能を回復させ
る再生医療の医師主導治験を始
めました。

来年度中に効果と有効性を確
かめ、企業と提携して製品化を
目指します。

治験は、薬の副作用や外傷で
両目の角膜の表面が濁った患者
さんが対象となります。角膜と
性質が近い、口の粘膜の細胞を
患者さん本人から採り、協力す
る企業の施設でシート状に培養
し、患者さんの角膜に移植しま
す。

西田教授らはすでに、同様の
手法を用いる臨床研究を30人
以上に行い、多くで症状の改善
が見られています。ただ治療か
ら数年たつと角膜が再び濁る事
もあります。西田教授は、iP
S細胞(人工多能性幹細胞)か
ら角膜の細胞シートを作り移植
する臨床研究についても、2016
年度から始める計画だそうです。

角膜再生医療に関する動画です。



 
 
 
 
定型の製品について提携する。


 
 
 
 
 
 
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編集後記
旨みのある食材を使って減塩
を図ることは、有効なのですが、
旨み成分自体が塩分をマイルド
に感じさせる作用があることを
忘れては、なりません。例えば、
ラーメン店で、出汁入りのラー
メンと、出汁抜きのラーメンを
お客さんに出したところ、出汁
抜きのラーメンは、塩辛くて、
食べられないと言ったという事
です。出汁入りのラーメンは、
美味しいと言って食べたにも、
関わらずです。
口の粘膜の細胞から作った
細胞シートを使い角膜の機能を
回復させる再生医療の医師主導
治験が開始されたことは、喜ぶ
べきことです。 ただ治療から
数年たつと角膜が再び濁る事が
あることについては、角膜が濁
る原因と考えられる活性酸素を
除く治療が必要となるのでは、
ないでしょうか?

再生医療が最盛となる。笑

 
 
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