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診療マル秘裏話 Vol.564 平成26年9月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1) 若年出産にインセンティブを設ける提言
2)白内障の発症時期を、正しく理解は8%

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】若年出産にインセンティブを設ける提言

 
 
 
 
 
日本産婦人科医会はこのほど、
若年出産にインセンティブを設
けるなどした「産婦人科医から
の少子化に対する警告」と題し
た提言を発表しました。1人の
女性が一生の間に産む子供の数
(合計特殊出生率)は微増傾向
にありますが、日本が抱える
少子高齢化の問題を食い止める
には至らず、高齢出産が増えて
いるため母胎リスクも高まって
いると指摘しています。医会で
は不妊治療開始年齢の引き下げ
などを必要とする一方で、国に
対しては公費負担の増額などを
求めていく構えだそうです。

厚生労働省の人口動態統計に
よると2013年の合計特殊出生率
は1.43で、2005年に記録した
1.26からは増加傾向にあります
が、母胎へのリスクが高い高齢
出産も増えています。日本産婦
人科医会では、勤労女性への
支援策不足や出産適齢期を逃す
ことで生じる問題に対する教育
が十分でなかったことが少子化
の一因になっているとの仮説を
立て、分娩育児への対策案を示
しました。

そこでは出産給付を第1子20
万円、第2子50万円、第3子以降
100 万円と出産数に応じて追加
したり、20歳代で100万円、30
-35歳で50万円、35歳以上で20
万円と若年出産ほど増額するイ
ンセンティブを付与したりする
アイデアが示されました。妊娠
中では健診の公費負担額を1回2
万円に増額し、産後では2週間
と4週間の母子カウンセリング
を全額公費で行うことを提案し
ています。また、妊産婦を管理
する産婦人科医の全国配置を
可能にするため医師の地域偏在
や診療科偏在の是正制度化や妊
産婦の心のケアを担う精神科医
や行政との連携強化なども挙げ
ています。同会では今後、提言
の実現に向けた取り組みを強化
していくそうです。

若年出産の内、予期せぬ妊娠等

問題のあるケースについての動画

です。



 
 
 
官僚は公費でコーヒーを飲む。


 
 
 
 
 
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2】白内障の発症時期を、正しく理解は8%

 
 
 
 
 
 
 
80歳でほぼ100%の人が罹患す
ると言われる白内障の発症時期
を、正しく理解している人は8%
にとどまることが、日本アルコ
ンの調査で分かりました。目の
問題に関する認知度では老眼に
次いで高いのですが、同疾患へ
の理解の低さが浮き彫りになり
ました。

調査は,2014年8月13~14日に、
全国40歳以上の男女312 人を
対象にインターネットで実施し
ました。聞いたことがある目の
病気や老化現象(複数回答)に
関しては、老眼が89.1%と最多
で、白内障が73.7%、緑内障が
67.3%で続きました。7 割以上
が白内障を認知していた一方で、
91.7%の回答者は80歳以上でほ
ぼ100%の人が発症する疾患とは
認識していませんでした。50歳
代で30%以上が発症していると
いう点も、81.3%が認識不足で
した。

視覚に影響を及ぼす疾患や、
老化現象に対する正しい知識が
不足する一方、五感の中で最も
重視する感覚として「視覚」と
答えた人は83.3%と最も多いと
いう結果がでました。ただし、
定期的に眼科健診を受けている
人は半数未満の46.2%でした。
これらの結果について、東京
歯科大学水道橋病院眼科教授の
ビッセン宮島弘子氏は「白内障
という名前を知られていても、
実態を知る人がほとんどいない
ことがうかがえる。日帰り手術
も可能になったが、適切なタイ
ミングは人によって異なるので
定期的な眼科健診が重要と訴え
ていく必要がある」とコメント
しています。

白内障について解説している動画

です。



 
 
 
 
上杉謙信が生きていたら眼科
検診をうけたでしょうか?笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
少子高齢化を避けるためには、
一にも二にも出産適齢期の女性
に、たくさん子供を産んで頂く
ことが重要になります。たくさ
ん産んでも、不安が微塵もない
環境を作ることが大切で、不安
が大きいのに命をかけて子供を
産もうとする女性が少なくなっ
ているのが、現状と考えており
ます。インセンティブを設ける
のは賛成です。ただしそれだけ
では、子供を産むことを決心す
る女性は、まだ少ないと予測し
ています。たとえば、周産期の
整体を義務付けるとか、産婦人
科医のリスクや負担を少なくす
ることも考えていかなければ、
ならないと思います。白内障に
関して疾患の名前はよく聞いて
もそれがどの様な病気であるか、
についての理解が乏しいものと
受け止めました。 今後の啓蒙
活動に期待すると共に水素吸引
療法等の白内障にならない予防
的な措置も充実させていく必要
があると考えました。

白内障の予防を水素吸引療法
で呼ぼう!笑

 
 
 
 
 
 
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