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診療マル秘裏話 号外Vol.277 平成27年7月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)親の経済格差が、子どもの肥満に影響を及ぼす
2)大腸ガンや肺ガンの75歳未満の死亡率の減少が鈍化

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 親の経済格差が、子どもの肥満に影響を及ぼす

 
 
 
 
 
日本医科大学は6月4日、経済
水準が下位3分の1の世帯は、青
年期(12歳~18歳)の子供の肥満
の割合が、上位世帯の3倍に達
すると発表しました。

同成果は同大学衛生学・公衆
衛生学の可知悠子助教らによる
もので、5月23日に「Journal of
Epidemiology 」オンライン版
で発表されました。

可知助教らは「親の経済格差
が子どもの肥満に及ぼす影響」
に関して、全国から無作為に
抽出した794名の6歳から18歳の
子どもを対象に分析を行いまし
た。その結果、青年期では世帯
を月間の家計支出額に基づいて
3つのグループに分けた場合、
下位3分の1の世帯( 平均家計
支出額:16.5万円)では、上位の
世帯(平均家計支出額:45.2万円)
と比較して肥満の割合が3.4 倍
高いことが判明しました。

欧米では親の経済状況が悪い
ほど、子供が肥満になるリスク
が高くなることが報告されてい
ますが、日本ではこれまで同様
の報告はされていませんでした。

アメリカの肥満問題についての

音声動画です。



 
 
 
 
家計が苦しいのを家系のせい
にする。笑

 
 
 
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2】 大腸ガンや肺ガンの75歳未満の死亡率の減少が鈍化

 
 
 
 
国立ガン研究センターは10
日、大腸ガンや肺ガンによる75
歳未満の死亡率の減少が鈍化し
ていると厚生労働省のガン対策
推進協議会に報告しました。
検診受診率や適正な治療の実施
割合が伸び悩んでいる他、喫煙
率が下げ止まっていることなど
が影響しているとみられます。
報告によると、肺ガンの男性
の死亡率は1995~2005
年に12.9%減りましたが、
05~15年は9.0%減にと
どまる見通しです。同様に男女
の大腸ガンでは、10.2%減
から9.1%減に鈍化し、子宮
頸(けい)ガンは増加が加速し
ました。
一方、乳ガンは若年層の死亡
率が下がり、全体では増加から
横ばいに転じた。ガンの原因と
なるウイルスや菌の感染率低下
を背景に、肝臓ガンは、減少が
加速しました。胃ガンは減少率
が同程度でした。
また、学会がガイドラインで
推奨するなどした「標準的治療」
について、実施割合が低いもの
があることも報告されました。
ガンで乳房を切除し再発リスク
が高い患者さんに対し、放射線
療法を実施している率は33.
1%にとどまりました。
協議会では、05~15年に
ガンの死亡率を20%減らす
政府目標が達成困難となり、17
%減にとどまるとの見通しが既
に報告されています。

ガンマップについてのニュース

動画です。



 
 
 
 
減少率が鈍化するという現象。


 
 
 
 
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編集後記
経済状況が厳しくなると生き
延びるために、食費にかけるお
金が大きくなります。エンゲル
係数は、この傾向をよく反映し
ていると私は、考えています。
また、食欲以外の欲望を我慢
する傾向が大きくなるので、何
とか、代わりに食欲で満たそう
と考えるのではないかと推測し
ています。
ガンの死亡率の減少を再び、
大きくするには、食生活を中心
とする、生活習慣の改善に取り
組まなければならないような気
がします。学会がガイドライン
で推奨するなどした、「標準的
治療」について、実施割合が低
いものがあるというのは、標準
的治療が、いかに副作用が多い
かを物語っているのではないか
と考えています。

週刊誌を読んで、生活習慣を
改善する。笑

 
 
 
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