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診療マル秘裏話 号外Vol.278 平成27年7月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)HbA1cが低値でも脳梗塞等脳血管障害の発症リスク高
2)70才以上の一般生活者の理想の健康像は生涯自立

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 HbA1cが低値でも脳梗塞等脳血管障害の発症リスク高

 
 
 
 
 
血糖値の平均的な状態を示す
「ヘモグロビンA1c」(Hb
A1c)が低い場合も、脳梗塞
(こうそく)など脳血管障害の
発症リスクが高いとの調査結果
を、国立国際医療研究センター
と東京女子医大の研究チームが
11日、発表しました。HbA
1cが高い糖尿病の患者さんは、
脳梗塞の発症リスクが高いこと
は知られていましたが、HbA
1cが低い場合の発症リスクが
明らかになったのは初めてとい
うことです。

全国9カ所で実施した糖尿病
調査の協力者ら2万9059人
を対象に、HbA1cと心血管
疾患の発症の関係を調べました。
HbA1cが正常値(5.0~
5.5%)の場合と比較して、
5.0%未満の場合の発症リス
クは、脳出血1.72倍▽脳梗
塞1.47倍でした。一方、6.
5%以上と高い場合は、脳出血
1.15倍▽脳梗塞2.29倍
でした。

研究チームの後藤温・東京女
子医大助教は「HbA1cが低
いとリスクが上がる仕組みは、
解明されておらず、更なる研究
が必要だ。血糖値が低いことで
発症リスクが上昇したとは考え
にくく、他の要因がHbA1c
に影響している可能性がある」
と話しています。

HbA1cは過去1~2カ月
の血糖値の平均的な状態を示し、
6.2%以上だと、糖尿病の疑
いが強いとされています。

ヘモグロビンA1cに関する基礎的

知識に関する動画です。ただし、

ヘモグロビンA1cは、貧血状態で

は、当てにならず、他の指標で、

血糖コントロールを推し量ること

があることを申し述べておきます。



 
 
 
 
高い血糖値だけではなく、低
い血糖値でもリスクは上昇し病
と決闘することになる。笑

 
 
 
 
 
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2】 70才以上の一般生活者の理想の健康像は生涯自立

 
 
 
 
 
現在、日本の65才以上の人口
は3000万人超、ほぼ4人に1人と
なりました。総務省の家計調査
(平成24年)によれば、「世帯
主が高齢者の世帯」と「総世帯」
について、それぞれの消費支出
を構成比で比較すると、世帯主
が高齢者の世帯では「保健医療」
は「総世帯」に比べ1.36倍で、
健康の維持・増進のため、保健
医療に費やす支出割合が高いと
いう特徴がうかがえます。

またサプリメントなどの
「健康保持用摂取品」の支出額
をみても、世帯主が高齢である
ほど多くなっており、最も多い
70才以上の世帯の支出金額は、
最も少ない30才未満の世帯と比
べ5.6 倍でした。このことから
も、若年層と比較し「健康に対
してお金を使うこと」に対する
意識が高いことが示唆されます。

一方、厚生労働省の報告によ
れば、平成24年度の高齢者(65
才以上)の医療費は約29兆円で、
国民医療費全体の半分以上を占
めており、年々その割合が上昇
しています。政府も国民医療費
を抑制するために、処方薬とし
て用いられている、有効成分を
市販薬に使用できるように切り
替える「スイッチOTC 」の拡大
や、セルフメディケーションの
推進をはかろうとしています。
高齢者が自身の健康やセルフケ
アについてどう考え、どう行動
しているのか、を知ることは、
重要です。

株式会社アンテリオは、高齢
者の健康に対する意識を探るた
め、自主企画調査を実施しまし
た。同調査では、70才以上の一
般男女100 人を対象とした会場
面接調査および70才以上の一般
男女1023人を対象としたインタ
ーネット調査により、70才以上
の一般生活者の考える、理想の
健康像や通院/ セルフメディケ
ーション/セルフケアに対する
考え方、処方薬と市販薬、サプ
リメントなどに対する印象の違
いを調べました。調査の結果、
理想の健康像は「生涯自立」で、
体に不調を感じている人のうち、
セルフメディケーションを行な
っている人は6割ほどいますが、
市販薬、サプリメントの使用に
は消極的であることが分かりま
した。
健康を判断する指標としては、
「おいしく食事が食べられる」
「自分で自分のことができる」
「自分で考えて判断できる」が
重視されています。普段「あま
り健康ではない」「健康ではな
い」と感じている人は全体の23.
1%。そのうち、セルフメディケ
ーションを行うことがありうる
と回答したのは59.5%でした。

処方薬の印象は「効果が高い」
「安全性が高い」「信頼できる」。
市販薬の印象は「価格が高い」
「補助的なもの」で4割が「なる
べく使いたくない」。漢方薬は
「価格が高い」と認識されてい
るものの「安全性が高い」
「自然」という印象を持たれて
います。サプリメントの印象は
市販薬に近く、「価格が高い」
「補助的なもの」「効果がある
のかわからない」と認識されて
おり、同じく4割が「なるべく
使いたくない」と回答しました。

70才以上の高齢者のほとんど
は、現在自己負担比率1割で、
医療機関を受診できるため、
不調の際は医療機関に頼りがち
です。 体に不調を感じている
対象者のうち、6割の対象者が
セルフメディケーションをする
ことがあると回答しているもの
の、全体的に市販薬の効果や
安全性についてはあまり認識し
ておらず使用には消極的な姿勢
が見られました。

ただし、昔から身近にあり使
い慣れている市販薬は、必要と
思った時に飲む(定性調査より)
という特徴もあり、「価格が高
い」「補助的なもの」「なるべ
く使いたくない」といった印象
は、必ずしも使用経験に基づく
ものではなく、漠然とした不安
や誤解から生じているところも
あります。

しかし、情報収集には受動的
で、刷り込まれた、体験情報を
重視する高齢者(定性調査より)
の特徴を考えると、このままで
は市販薬に対する印象は変わら
ず、セルフメディケーションの
推進には大きな課題でるものと
考えられています。

ピンピンコロリの歌がありましたので

ご紹介します。ピンピンコロリの方法

を私も知っています。お知りになりたい

方は、講演会にご出席下さい。動画の

ように「やだ」と言いませんよ。

ssl.form-mailer.jp/fms/669a891c429975
 


ついでに、ピンピンコロリ音頭というのも

ありましたので、ご紹介します。



 
 
定性調査の結果が訂正された。


 
 
 
 
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編集後記

 
HbA1cが低いとリスクが
上がる仕組みは、解明されてお
らず、更なる研究が必要という
ことですが、他の要因がHbA
1cに影響している可能性につ
いて、更なる研究で明らかにし
て欲しいものです。
70才以上の一般生活者の考え
る、理想の健康像として「生涯
自立」がありますが、これは、
言い換えると、ピンピンコロリ
の生き方を良しとするものであ
ると思われます。つまり、健康
寿命を長くして、生命の寿命に
近づけたいということに他なり
ません。そういう生き方にぴっ
たりの健康法が、水素吸引であ
ったり、CPL の内服であったり
すると私は、考えております。

阿部清明が、姓名を名乗って
悪鬼邪霊と戦う声明を出して、
生命をかけて戦った。笑

 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
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