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診療マル秘裏話 号外Vol.288 平成27年7月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)身体及び精神活動でアルツハイマー病マーカー 発現を予防不可
2)肥満の母親の子供は胎児期から2型糖尿病のリスクが高

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 身体及び精神活動でアルツハイマー病マーカー 発現を予防不可

 
 
 
 
 
米国神経学会(AAN)は6月10
日、散歩やサイクリングなどの
身体活動および読書やパズル等
精神的な刺激となる活動は、ア
ルツハイマー病リスクを低下さ
せる可能性があるが、アルツハ
イマー病のマーカーとなる脳の
異常の発現は予防できないとす
る研究を紹介しました。
Neurology誌 オンライン版に
掲載されました。

この研究は、記憶や思考に
問題のない被験者186 人(平均
74歳)を対象に、今までに従事
してきた、身体的および精神的
活動の量と現時点での精神活動
量を調査しました。併せて脳の
アミロイドβの蓄積、脳代謝、
海馬領域の縮小といったアルツ
ハイマー病のマーカーをPET と
MRI で検査しました。なお、現
時点での運動レベルは、歩数計
を7日間装着することで計測し、
被験者に対して思考記憶テスト
も行いました。その結果、認知
を刺激する活動に参加している
被験者は、精神刺激活動をあま
り行わない被験者よりも、IQと
認知能力が有意に高かったので
すが頻回な精神および身体活動
と脳のアルツハイマー病マーカ
ーの間には、関連性は認められ
ませんでした。

研究者は、「身体および精神
活動を生涯にわたって行うこと
は記憶思考能力を高めるが、ア
ルツハイマー病マーカーの発現
を防ぐのはまた別のことなのか
もしれない」と分析しています。

米国でアルツハイマー病マーカー

が、若者にも出現というニュース

動画です。



 
 
 
 
嗜好物を思考回路に入れた。


 
 
 
 
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2】 肥満の母親の子供は胎児期から2型糖尿病のリスクが高

 
 
 
 
 
米国糖尿病学会(ADA)は6月
9日、肥満の母親の子どもは、
子宮内にいる間から、インスリ
ン耐性につながる余分な脂肪の
蓄積や代謝異常の発症をプログ
ラミングされており、2型糖尿
病のリスクが高いとする研究を
紹介しました。第75回米国糖尿
病学会で発表されました。

研究では、肥満と標準体重の
母親の乳児の臍帯から肝細胞を
採取して、研究室で脂肪と筋肉
細胞の中で培養しました。その
結果、標準体重の母親に比べて、
肥満の母親から採取した細胞は
脂肪含有量が30%多いことが分
かりました。

研究者は「現段階では、培養
した細胞に見られる違いが出産
後の子どもの生理機能に、どう
影響するのか不明」としながら
も、「ただ、肥満の母親の子の
細胞の脂肪含有量は遺伝的に多
い傾向にあることは明らか」と
説明しました。成人以降もその
変化が持続するのか、どうかを
追跡調査していく意向を示して
います。

妊娠中のダイエットは危険と警鐘

を鳴らしている動画です。



 
 
 
 
以降の意向が移行を妨げる。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
散歩やサイクリングなどの
身体活動および読書やパズル等
精神的な刺激となる活動は、ア
ルツハイマー病リスクを低下さ
せる可能性があるが、アルツハ
イマー病のマーカーとなる脳の
異常の発現は予防できないとい
う研究結果は、人間的努力をし
ても、予防できないということ
であると考えました。環境の中
にいる人間の努力より、環境を
変化させることの方が重要であ
る気がします。中に入っている
人間には、どれが間違った環境
なのかを指摘するのは、至難の
技であると思います。
肥満の母親の子どもは、子宮
内にいる間から、インスリンの
耐性につながる、余分な脂肪の
蓄積や代謝異常の発症をプログ
ラミングされており、2型糖尿
病のリスクが高いとする研究の
結果が出た事は、素晴らしい事
であると思います。それだけ、
母親の責任が重大であるという
ことを思い知らせれました。

至適な環境を誌的に表現する。


 
 
 
 
 
 
 
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