最新号より200号前のメルマガ

2016-04-10 01:12:19

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話 Vol.444 平成24年5月31日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次
1) 多発性硬化症の治療に役立つ蛋白質
2) 3種類の金属が接触性皮膚炎の原因

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 多発性硬化症の治療に役立つ蛋白質

 
 
 
 
 
国内でも、患者が増えている
神経の病気「多発性硬化症」で、
治療薬の選択や病気の見極めに
役立つ蛋白質を、大阪大の神経
内科などのグループがみつけま
した。 病気が進む前に適切な
治療を選ぶ助けになりそうです。
米国免疫学会誌に、掲載されま
した。

多発性硬化症は、手足のしび
れや視力低下などが起きる難病
です。自己免疫のバランスの崩
れが関わります。 患者さんは
欧米に多いのですが、日本でも
急増しています。

グループは、患者さんやこの
病気が疑わしい人の血液中に、
「セマフォリン4A」という、
免疫細胞の活性を左右する蛋白
質が多いことを突き止めました。
病気が進行した人ほど多く、多
い状態では、第一選択薬のイン
ターフェロンβが効きにくい事
を、患者さんのデータと、動物
実験で確かめました。

少量の血液検査でわかるこの
指標を使えば、早期診断や、別
の薬から治療を始めるべき人の
見極めができる可能性があり、
中辻裕司講師は、「患者の貴重
な1~2年を無駄にせずに済む」
と話しています。

すでに、国内の検査会社との
協力で、検査用キットの試作品
も完成しました。欧米には日本
の5~20倍ほどの患者がいる
とされており、実用化すれば、
国内外の臨床現場で役に立ちそ
うです。

多発性硬化症と腸内細菌叢の

関わりについて解説している動画

です。



 
 
 
 
 
深い思索から、試作品を完成
し、施策に反映させた。笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
2】3種類の金属が接触性皮膚炎の原因

 
 
 
 
 
ネックレスやピアスに使われ
る特定の金属に、気をつけて。
皮膚炎になった患者さんが身に
つけていた装飾品を調べたとこ
ろ、ニッケルやコバルトなど3
種類の金属がアレルギーの主な
原因になっていたことが、厚生
労働省研究班の調査でわかりま
した。専門家は改めて注意を呼
びかけています。

研究班が全国77カ所の病院
で2010年度に皮膚炎を起こ
した約900人を対象に調査し
ました。このうち、身につけて
いた装飾品が原因で皮膚炎を起
こした約30人について調べた
ところ、ネックレス(16%)、
ベルトのバックル(9%)、ピ
アス(8%)の順に多いことが
分かりました。

これらの製品では、日本皮膚
アレルギー・接触皮膚炎学会が
日本人が反応しやすい物質とし
て指定する「硫酸ニッケル」「
塩化コバルト」「重クロム酸カ
リウム」を含んだものが大半を
占めました。

金属アレルギーについての

動画です。



 
 
 
 
 
僧職は、装飾がなく草食です。


 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
編集後記

多発性硬化症は厄介な病気で、
病気が進行すると視力低下も考
えなければなりません。難しい
病気の第一選択薬が違っている
と、患者さんの時間を無駄にす
ることは、明らかです。効かな
い薬を使うことほどの無駄はな
いでしょう。金属の装飾品でお
こる接触性皮膚炎では、金や銀
や白金ではおこらないと思って
いる人がいます。それは誤りで、
金でも銀でも白金でも起こりま
す。唯一起こらないのがチタン
です。できるだけ、身に付ける
金属はチタン製にしましょう。

八斤の白金を写真にとったら
発禁になった。笑

 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント