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診療マル秘裏話 Vol.544 平成26年5月8日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1) 脳梗塞と脊髄損傷に有用な骨髄間葉系幹細胞
2)国内初の乱視矯正機能付き多焦点眼内レンズ

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】脳梗塞と脊髄損傷に有用な骨髄間葉系幹細胞

 
 
 
 
ニプロは、札幌医科大学と
細胞医薬品に関する特許ライ
センス契約を締結しました。
札幌医大が、有する脳梗塞と
脊髄損傷の治療に使用する、
自己骨髄間葉系幹細胞(MS
C)の特許についてニプロが
ライセンス導入し、純国産で
初の細胞医薬品として、薬事
承認申請を目指しています。

ニプロが導入する特許は、
患者さん自身の骨髄に含まれ
るMSCを体外で約1万倍に
増殖させ、その細胞を患者さ
んの静脈から点滴の要領で、
投与する治療に関するもので
す。患者さん自身の細胞を用
いるため副作用が起こりにく
く、外科的手術を必要としな
い点で画期的ということです。

すでに札幌医大において、
脳梗塞治療は医師主導の第3
相臨床試験(P3)を、脊髄
損傷治療は、P2をそれぞれ
開始しています。
ニプロは自社の医療機器・
医薬品開発の技術と札幌医大
の特許を活用して、国産では
初の医薬品の事業化を進めて
いく方針だそうです。

骨髄間葉系幹細胞について

解説している動画です。



 
 
 
 
 
画期的発見で活気が戻る。


 
 
 
 
 
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2】国内初の乱視矯正機能付き多焦点眼内レンズ

 
 
 
 
日本アルコンはこのほど、
国内初となる乱視矯正機能付
き多焦点眼内レンズ(IOL)
「アルコン アクリソフ I
Q レストア トーリック
シングルピース」を、5月8日
から発売すると発表しました。

IOLは白内障で水晶体を
取り出した後に挿入する人工
水晶体で、多焦点IOLは、
遠方と近方の2カ所にピント
が合う遠近両用レンズです。
同製品は多焦点IOLとして
は国内では初めて、乱視矯正
機能を備えています。

国内の白内障患者数は年間
約65万人で、うち36%が
角膜乱視があるといわれてい
ます。角膜乱視患者さんは、
通常、白内障手術後にも乱視
を矯正するための眼鏡が必要
となります。術後の眼鏡依存
度を軽減するには、乱視矯正
機能を持ったIOLが必要で
すが、従来、国内では、乱視
矯正機能を備えた製品は単焦
点IOLしかなかったという
ことです。

多焦点眼内レンズについて

解説している動画です。



 
 
 
 
笑点をみて笑いの焦点を作
った。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

患者さん自身の骨髄に含ま
れるMSCを体外で約1万倍
に増殖させ、その細胞を患者
さんの静脈から点滴の要領で
投与する治療とは、なんてエ
レガントな手法なのでしょう。
それで脳梗塞と脊髄損傷が治
れば患者さんにとっては、大
きな福音となる事でしょう。
多焦点レンズで、乱視が矯正
可能となれば、手術後のメガ
ネ依存が解消されるのは間違
いないと思います。亡くなっ
た実父が白内障の手術をする
際に主治医の先生から、多焦
点レンズを提案されましたが、
費用の面で断念して単焦点レ
ンズの手術をしましたが、や
はり術後もメガネは手放せま
せんでした。

快勝で、ストレス解消した。


 
 
 
 
 
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