最近の号外Vol.210メルマガ

2015-12-10 20:54:05

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
診療マル秘裏話 号外Vol.210 平成27年4月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)発酵ヒアルロン酸に高い保湿効果と肌荒れを改善する機能
2)「近視」発症に関与の遺伝子変異を京都大のチームが発見

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 発酵ヒアルロン酸に高い保湿効果と肌荒れを改善する機能

 
 
 
 
小林製薬は、同社が開発した
発酵ヒアルロン酸(不飽和型ヒ
アルロン酸2糖)に従来の高分
子ヒアルロン酸にはない、高い
保湿効果と肌荒れを改善するバ
リア機能を持つことを見いだし
ました。放線菌を使って高効率
に発酵ヒアルロン酸を工業生産
する手法も確立しました。同社
は保湿効果の高い化粧品素材と
して、子会社のジュジュ化粧品
から発売する製品に配合してい
く予定だそうです。

小林製薬が開発した発酵ヒア
ルロン酸は、高分子ヒアルロン
酸を発酵分解して作ります。同
社が発見した放線菌の1種であ
る「Sinomonas
atrocyanea」で発酵
分解します。 ヒアルロン酸の
構成糖であるNアセチルDグル
コサミンとDグルクロン酸の
構造中に2重結合を持った2糖
のみが効率的に得られます。

0・01%配合ローションで
角層の水分量を測定したところ、
未処理の場合と比べて高分子ヒ
アルロン酸では15分後に10
%、30分後でも15%しか増加し
なかったのに対し、発酵ヒアル
ロン酸は15分後で40%の増加が
確認できました。

また、肌のバリア機能を破壊
してローション塗布後の経表皮
水分蒸発量を測定した実験では、
2日目に発酵ヒアルロン酸配合
ローションのみに皮膚から20
%の水分蒸散量の抑制が測定さ
れており、高いバリア機能回復
があることも示されました。

化粧品などに用いられている
一般的な高分子ヒアルロン酸は、
分子量約120万、約4000
ナノメートルです。一方、同社
の発酵ヒアルロン酸は分子量が
379・1でサイズは約1ナノ
メートルと非常に小さいことが
分かります。

3次元培養皮膚モデルを使っ
た実験では、高分子ヒアルロン
酸は角層までしか浸透しないが、
発酵ヒアルロン酸は他のヒアル
ロン酸よりも深く、皮膚最深部
の真皮層まで浸透しており、
表面だけでなく内側からもうる
おいを与えることが期待できま
す。

同社グループでは、高分子ヒ
アルロン酸を小さく発酵分解で
きる放線菌を2年前に発表して
います。今回、構造を解明する
とともに高い皮膚浸透性を持ち、
保湿作用やバリア機能回復効果
がある研究結果を28日に行わ
れる日本薬学会年会で発表する
予定です。

他のメーカー(小林製薬以外)の

発酵ヒアルロン酸の宣伝動画です。

いつものように、購入は、自己責任

でお願いします。



 
 
 
 
 
昨日、機能回復した。笑

 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
2】 「近視」発症に関与の遺伝子変異を京都大のチームが発見

 
 
 
遠くが見えにくくなる「近視」
の発症に関わる遺伝子の変異を
京都大のチームが突き止め、30
日付の英科学誌電子版に発表し
ました。

近視はアジア人に多いとされ、
強度の近視になると失明の恐れ
もあります。 これまで複数の
遺伝子が発症に関与すると報告
されていますが、完全な予防法
はなく、発症の詳細な仕組みも
不明です。

チームの山城健児講師(眼科
学)は、「この遺伝子がどのよ
うに近視に関わるかを解明し、
予防や治療法の開発につなげた
い」と話しています。

チームは、強度近視の日本人
患者さん約千人の遺伝子を解析
しました。約32%の患者さん
で網膜の血管形成に関わる遺伝
子「WNT7B」に特定の変異
がありました。

ピント調節と近視、遠視に関して

解説している動画です。



 
 
 
 
 
 
 
会席で怪石を見て、会席料理
を食べながら、解析した。笑

 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
編集後記

発酵ヒアルロン酸は、低分子
でありながら、高い保湿効果と
肌荒れを改善するバリア機能を
持つという、もともとの高分子
ヒアルロン酸にはない特徴を持
っています。この特徴を生かし
て化粧品素材として、化粧品の
中に当たり前のように入れられ
る時代が来るような気がします。
「近視」の発症に関わる遺伝子
の変異を見つけられたのは幸い
でしたが、完全な予防法はなく、
発症の詳細な仕組みも不明であ
るという現段階では、遺伝子の
変異の解析から、近視の予防や
治療法の開発に繋げて欲しい物
です。

キノコの菌糸から近視の予防
を呼ぼう。笑

 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント