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2015-12-07 15:18:54

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診療マル秘裏話 号外Vol.207 平成27年4月13日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
目次

1)エボラ出血熱の「不活化ワクチン」サルで発症抑制
2)ガン罹患状況を全国平均と比べた地域別の分析結果

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 エボラ出血熱の「不活化ワクチン」サルで発症抑制

 
 
 
 
西アフリカで、流行が続いて
いるエボラ出血熱のワクチンを
東京大学医科学研究所などのグ
ループが開発し、サルを使った
実験で病気の発症を抑えること
に成功しました。
病原性をなくした、「不活化
ワクチン」の開発はこれが初め
てでグループでは、安全性の高
いワクチンの実用化につながる
としています。
東京大学医科学研究所の河岡
義裕教授などのグループは、エ
ボラウイルスが増殖するのに、
必要な「VP30」という遺伝
子を取り除き、ヒトに感染しな
いエボラウイルスを作り出しま
した。
さらにこのウイルスに過酸化
水素水を加えることで病気を引
き起こす力をなくし、「不活化
ワクチン」と呼ばれるタイプの
ワクチンを開発できたという事
です。
このワクチンを、サルに2回
接種したところ、致死量のエボ
ラウイルスに感染させても症状
が出なかったということでグル
ープでは、効果を確認できたと
しています。
エボラ出血熱は西アフリカで
の流行が1年以上続き、1万人
以上が死亡していますが不活化
ワクチンが開発されたのはこれ
が初めてだということです。
河岡教授は「現在、臨床試験
が行われているワクチンは、ウ
イルスの毒性が残った生ワクチ
ンで安全性に課題がある。今後
は、1回の接種で効果が得られ
るよう改良したうえで臨床試験
を進め、早期の実用化を目指し
たい」と話しています。

エボラ出血熱の新ワクチンの

ニュース動画です。



 
 
 
 
早期の実用化を想起する。笑

 
 
 
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2】 ガン罹患状況を全国平均と比べた地域別の分析結果

 
 
 
 
 
国立ガン研究センターは26
日、主なガンの種類ごとに、
ガンのなりやすさを示す罹患(
りかん)状況を全国平均と比べ
た地域別の分析結果を、初めて
発表しました。胃ガンは男女共、
日本海側に多いなど、地域によ
る傾向がみられたそうです。

全国平均と比較できるのは、
2011年に地域ガン登録のデ
ータを提出した40道府県の内、
精度が十分ではなかった鹿児島
県を除く39道府県です。人口
構成の違いをなくした、標準化
罹患率を計算しました。 全国
平均は、特に精度が高い14県
のデータから推計し、11年に
ガンと診断されたのは、全国で
85万人でした。

発表によると、胃ガンのほか、
肝ガンは山梨県と西日本地方、
大腸ガンは北海道、東北、山陰
地方で罹患率が高いという結果
がでました。肺ガンは、男性が
北海道と青森県、近畿地方で高
いという結果がでました。 胃
ガンは食塩の摂取量が多い地域、
肝ガンは肝炎ウイルスの感染者
が多い地域と重なる傾向があっ
たということです。

厚生労働省の人口動態統計を
もとにした死亡率とも比べまし
た。全部位の罹患と死亡の状況
を比べてみると、広島県の男性
は死亡の方が少ないという結果
がでました。国立ガン研究セン
ターガン対策情報センターの
松田智大・地域ガン登録室長に
よると、検診でガンを早く見つ
けて死亡率を抑えている可能性
などが考えられるということで
す。地域別の罹患状況は4月中
に情報センターのウェブサイト
「ガン情報サービス」
(http://ganjyoho.jp )に
掲載されます。

データの提出がなかったのは、
宮城、埼玉、東京、静岡、大阪、
福岡、宮崎の7都府県です。
ガン登録のデータが十分でない
ことや、登録事業を始めていな
いことが理由だそうです。新年
度発表の12年分からは、47
都道府県がそろう見込みという
ことです。

ガン発生率、ガン死亡率、世界

一位の韓国の話題です。



 
 
 
 
状況を分析して上京した。笑
 
 
 
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編集後記

このワクチンを、サルに2回
接種したところ、致死量のエボ
ラウイルスに感染させても症状
が出なかったというのは、素晴
らしい成果であると思います。
現在、臨床試験が行われてい
るワクチンは、ウイルスの毒性
が残った生ワクチンで安全性に
課題があるのであれば、不活化
ワクチンの開発というのは喫緊
の課題であるはずです。エボラ
出血熱の脅威を取り除くために
も、臨床試験を急いで頂きたい
と思います。日本のワクチンの
開発技術水準の高さを改めて目
のあたりにしました。
主なガンの種類ごとに、ガン
のなりやすさを示す罹患(りか
ん)状況を全国平均と比べた、
地域別の分析結果が初めて発表
されたのは、画期的なことであ
ると思います。この結果をガン
検診の重点的実施などで生かし
て使って欲しいものです。

文責の人物を分析する。笑

 
 
 
 
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