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診療マル秘裏話 号外Vol.209 平成27年4月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1)膵島細胞回収率を飛躍的に向上させる新規酵素カクテル
2)子宮頸ガンワクチン接種との因果関係を調査する研究班

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 膵島細胞回収率を飛躍的に向上させる新規酵素カクテル

 
 
 
 
東北大学は,3月20日、糖尿病
を対象とする細胞移植治療であ
る膵島移植に有効な、新規膵島
分離酵素成分を同定し膵臓から
の膵島細胞回収率を、飛躍的に
向上させる新規酵素カクテルを
開発したと発表しました。
これは、同大の未来科学技術
共同研究センター(大学院医学
系研究科兼務)の後藤昌史教授、
同大学院医学系研究科先進外科
の大内憲明教授、佐藤(田頭)
真実医師、同大大学院医工学
研究科の村山和隆准教授、東京
農工大学大学院農学研究院の
山形洋平教授らの研究グループ
による成果です。この研究成果
は、国際学術誌
「Transplantation 」の電子版
に、3 月24日付で掲載されてい
ます。
現在、膵臓から膵島を分離す
るためのタンパク質分解酵素に
は、異なる二種の細菌酵素(コ
ラゲナーゼおよびサーモリシン)
のカクテルが世界中で広く使用
されていますが、低い膵島分離
効率が大きな課題でした。これ
までの研究により、コラゲナー
ゼ産生菌由来の他の酵素成分が
膵島分離成功の鍵を握る事が、
指摘されてきましたがその成分
は不明のままでした。
今回、研究グループは、コラ
ゲナーゼを産生する細菌株であ
るクロストリジウム菌に多量に
存在するタンパク質分解酵素「
クロストリパイン」に着目し、
高純度な、クロストリパインを
作製することに成功しました。
更に、同じクロストリジウム
菌の中性プロテアーゼ(ChNP)
の高純度品も作製し、従来用い
られてきたバチルス菌中性プロ
テアーゼであるサーモリシン
(TL)と、膵島分離効率につい
て比較しました。 その結果、
新規成分を組み合わせた、酵素
カクテルを用いて、膵島の分離
効率を飛躍的に増加させること
ができたということです。
また、分離した膵島の障害も、
新規成分を組み合わせた酵素カ
クテルで最も低いことが判明し
ました。 膵島分離の過程で、
膵臓がもともと持っているトリ
プシンやキモトリプシンなどの
消化酵素が漏れだし、活性化さ
れると膵島に障害を与え、膵島
分離功率を低下させます。
そこで、これらの内因性の
消化酵素の活性を調べたところ、
従来の酵素カクテルを用いた
方法では、トリプシンおよびキ
モトリプシンが強く活性化され
ていましたが、新規酵素カクテ
ルを用いた方法では、トリプシ
ンの活性化は軽度ですが、キモ
トリプシンは従来と同程度まで
活性化されていたという事です。
研究グループは、既に、臨床
応用可能なクロストリパインの
純正品を開発することに成功し
ているため、今後はその実用化
へ向け、研究を推進していくと
しています。

自家膵島移植のニュース動画

です。



 
 
 
 
高祖が、新規酵素カクテルの
問題点を公訴した。笑

 
 
 
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2】 子宮頸ガンワクチン接種との因果関係を調査する研究班

 
 
 
接種後に全身の痛みやしびれ
などが、報告されている子宮頸
ガンワクチンで厚生労働省は、
28日までに、接種後に生じる
さまざまな症状と接種との因果
関係を調査する新たな研究班
(研究代表者・池田修一信州大
教授)を設置することを決めま
した。

信州大のほか、全国の7大学
病院が参加し、4月から1年間
研究を行う予定です。池田教授
は接種後に生じる、体の痛みや
運動障害といった症状のほか、
記憶力や読解力の低下などの「
高次脳機能障害」と呼ばれる
症状にも着目しており、ワクチ
ン接種とこれらの症状との因果
関係や治療方法についても調べ
ます。

子宮頸ガンワクチンの副作用に

関する最新の調査結果の動画

です。



 
 
 
 
 
酸化が関連する現象が、参加
する人数によって減少した。笑

 
 
 
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編集後記

膵島移植に有効な、新規膵島
分離酵素成分を同定し膵臓から
の膵島細胞回収率を、飛躍的に
向上させる新規酵素カクテルを
開発したことは、膵島移植を
成功に導く鍵が得られた研究で
あると思われます。こうした、
基礎的な研究が土台にあった上
で、移植などの臨床応用が花ひ
らくものであることを身にしみ
て感じました。接種後に全身の
痛みやしびれなどが、報告され
ている子宮頸ガンワクチンです
が、そうした副作用を専門に
検証する、研究班は、いままで
ありませんでした。 ワクチン
接種と、これらの症状との因果
関係や治療方法について、深く
調査して欲しいと思いました。

異色の移植を委嘱する。笑

 
 
 
 
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