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2015-12-03 16:17:47

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診療マル秘裏話 号外Vol.206 平成27年4月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)4種類の蛍光を発するインフルエンザウイルスを作製
2)医療用装着ロボット「HAL」の製造販売の承認申請

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 4種類の蛍光を発するインフルエンザウイルスを作製

 
 
 
蛍光を発するインフルエンザ
ウイルスを青緑や緑、黄、暗い
赤の4種類開発し、
「Color-flu(カラフ
ル)」と名付けたと、東京大医
科学研究所の河岡義裕教授や
福山聡特任准教授らが25日、
英科学誌ネイチャー・コミュニ
ケーションズに発表しました。
感染による気道の炎症や防御
反応の仕組みを動物実験で詳し
く調べられるほか、新たな薬や
ワクチンを開発する際に効果の
評価に使えるということです。
インフルエンザウイルスを
蛍光で識別できれば、感染した
細胞の画像解析が容易になりま
すが、ウイルスに蛍光蛋白質の
遺伝子を導入すると、病原性が
低下してしまう問題がありまし
た。このため遺伝子を導入した
ウイルスをマウスに、繰り返し
感染させ、病原性を維持するよ
うに変異させました。
ウイルスは、実験によく使わ
れるヒトから分離したA型ウイ
ルスと、高病原性の鳥インフル
エンザウイルスで作製しました。
マウスに感染させて、肺で免疫
細胞の働きを調べたり、複数の
タイプのウイルスに同時感染さ
せて新型が出現するか調べたり
する実験も行いました。

インフルエンザウイルス(A型)

感染に関する動画です。



 
 
 
 
文理の系が分離された。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 医療用装着ロボット「HAL」の製造販売の承認申請

 
 
 
 
 
 
茨城県つくば市のベンチャー
企業「サイバーダイン」は25日、
下半身に装着する医療用ロボッ
ト「HAL(ハル) 」の製造販売
の承認申請を国に行ったと発表
しました。
国内初の医療用装着型ロボッ
トとして、早ければ年内にも、
承認される見通しです。
HAL は、筋ジストロフィーや
ALS (筋萎縮性側索硬化症)等
の患者さんの歩行改善に用いる
医療機器として同社社長の山海
(さんかい)嘉之・筑波大教授
が開発しました。足を動かす際
に脳から出る電気信号をセンサー
が検知し、両脚についたモーター
が作動して歩行を支援します。
国立病院機構新潟病院の中島
孝副院長を中心に全国9病院で、
歩行が不安定な神経・筋疾患の
難病患者さん30人を対象に2013
年から臨床試験(治験)を行っ
た結果、歩行改善効果や安全性
が確認できたということです。
HALを使ったリハビリ訓練の様子

の動画です。



 
 
 
 
茶道の極意は、わびさびです
ね。茶をたてる作動時間は関係
ありません。笑

 
 
 
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編集後記

色とりどりのインフルエンザ
ウイルスなので、(フルはflu)
「Color-flu(カラフ
ル)」と名付けたのは、駄洒落
が分かっている教授たちだと感
じました。 感染による気道の
炎症や防御反応の仕組みを動物
実験で詳しく調べられるほか、
新たな薬やワクチンを開発する
際に効果の評価に使えるという
のは、素晴らしいと思いました。
ヨーロッパでは、とっくの昔
にHAL が導入されているのに、
日本では、今頃申請というのは、
時代錯誤を言わざるを得ません。

神聖なる新政府に申請する。


 
 
 
 
 
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