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2016-03-10 01:06:15

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診療マル秘裏話 号外Vol.261 平成27年6月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)血圧上昇物質の働きを弱める,高血圧治療ワクチン
2)再発食道ガンに専用薬剤とレーザー照射でガン消失

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 血圧上昇物質の働きを弱める,高血圧治療ワクチン

 
 
 
 
 
血圧を上げる物質の働きを弱
めることで、高血圧を治療する
ワクチンの開発に大阪大のチー
ムが成功し、海外の医学誌電子
版に27日発表しました。高血
圧のラットに投与したところ、
効果は半年間ほど持続したそう
です。

郡山弘(こおりやま・ひろし)
助教(健康発達医学)は「高血
圧の根治に近づく成果。2、3
年以内に人での臨床試験を始め
たい」と話しました。

チームによると、血圧を下げ
る薬は、既に複数の種類があり
ますが、毎日飲む必要がありま
す。飲み忘れると血圧が上昇し、
心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高
まります。今回のワクチンが人
に応用できれば、年に1、2回
の投与で済むとみられ、患者さ
んの負担を減らせるそうです。

チームは、血圧を上げる働き
を持つ物質「アンジオテンシン
2」に着目しました。アンジオ
テンシン2と別の物質が一体と
なった蛋白質を作り出す遺伝子
を、ワクチンとして体内に投与
すると、免疫細胞がこの蛋白質
を認識し、アンジオテンシン2
の機能を弱める抗体を産生する
仕組みです。ワクチンが作るア
ンジオテンシン2は血圧を上げ
ないようにしてあります。

ワクチンを高血圧のラットの
皮下に注射したところ、血圧が
2割ほど低下しました。注射し
なかった高血圧ラットと比べる
と、寿命が平均して2カ月半程、
延びました。

高血圧の治療についての動画

です。



 
 
 
 
定価を2割ほど低下させて、
低価とする。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 再発食道ガンに専用薬剤とレーザー照射でガン消失

 
 
 
 
 
食道ガンが再発した患者さん
26人に専用の薬剤とレーザー
照射による治療法(光線力学療
法)を実施したところ、88%
に当たる23人のガンが消失し
たと、京都大病院や名古屋市立
大病院、兵庫県立ガンセンター
などのチームが26日発表しま
した。

チームの武藤学(むとう・ま
なぶ)京大教授は「食道ガンが
再発した場合、手術や抗ガン剤
治療をしても長期生存は難しか
った。今後、大きく貢献できる
手法だ」と話しています。今夏
にも医療機関で本格的な治療を
始める方針だそうです。

治療では、患者さんに薬剤を
注射した後、レーザー機器を口
から入れます。ガンの部分にレ
ーザー光を当てると薬剤が反応
し、ガン組織が消失します。

チームによると60~80代
の男性患者さん26人に、医師
が、主体の臨床試験(医師主導
治験)を行ったところ、うち23
人のガンが消えました。実施に
必要な時間は、平均約1時間で
重い副作用はなく、2日後には
食事ができるそうです。

光線力学的療法に関する動画

です。


臨床試験を実子に実施。笑

 
 
 
 
 
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編集後記
年に一~二回の注射が嫌で、
内服薬を継続するという患者さ
んも多いような気がして、本当
にこのワクチンが負担軽減にな
るのかどうか、見ものであると
思いました。
食道ガンが再発した患者さん
26人に専用の薬剤とレーザー
照射による治療法(光線力学療
法)を実施したところ、88%
に当たる23人のガンが消失し
たという結果は、素晴らしい物
です。しかし、設備のある病院
でしか、実施できないという、
制約があるのも事実でしょう。
再発より、転移の方が怖いと
いう意見もあります。再発のよ
うに、転移する臓器は、通常は、
決まっていません。

製薬会社の制約と誓約。笑

 
 
 
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