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診療マル秘裏話 Vol.540 平成26年4月10日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1) 高速道路を走行する運転者の脳活動の可視化
2)マダニを死滅させる殺虫成分「プロポクスル」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】高速道路を走行する運転者の脳活動の可視化

 
 
 
 
中日本高速道路は、世界で
初めて脳機能近赤外線分析測
定法 (fNIRS)装置を
車両に搭載し高速道路を走行
する運転者の脳活動の可視化
に成功しました。高速道路を
運転する際の脳にかかる生理
的負担を把握することで交通
事故の原因や安全対策効果を
把握し、より高い施策の実施
を目指すそうです。

fNIRSは、脳機能画像
法の1つで装置が小型軽量、
移動可能で体を動かしながら
脳機能を計測できる装置です。
脳血流量、脳酸素消費量など
脳循環代謝を解析することで
脳活動を多面的に画像化でき
ます。目に入りやすく、わか
りやすい標識や情報板、道路
脇の発光機器の点滅制御(ベ
クション)を用いた対策など
が客観的に評価できるそうで
す。

光トポグラフィーも脳機能

近赤外線分析測定法の

一種です。(その一:前篇)



 
 
 
上記その2(後編)の動画です。



 
 
 
八甲田山で八紘一宇を唱え
て、発光物質の研究を行い、
発酵に関する文章を発行した。


 
 
 
 
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2】マダニを死滅させる殺虫成分「プロポクスル」

 
 
 
 
 
ライオンは、殺虫成分「プ
ロポクスル」にマダニを死滅
させる効果があることを突き
止めました。虫体に直接噴霧
するのではなく塗布した箇所
に触れるだけで効き目が得ら
れることを確認しました。
卵からふ化して成長する各
発育段階で同様の効力を発揮
することも分かりました。
マダニが媒介する新しいウイ
ルス感染症「重症熱性血小板
減少症候群(SFTS)」が
全国で広がっています。ライ
オンはプロポクスルや、他の
殺虫成分を用いた技術開発に
取り組みマダニに対する消費
者の関心の高まりに備えるそ
うです。

独バイエルが開発したプロ
ポクスルは、国内で1979
年に医薬品として承認された
カーバメート系の殺虫成分。
ゴキブリやトコジラミなどに
対する殺虫成分として用いら
れています。トコジラミとい
うのは、通称南京虫とよばれ
ているシラミのなかまの虫で
す。今回の研究でマダニに対
する有効性を初めて明らかに
しました。

プロポクスルを吹きかけて
3日目と26日目のろ紙を使
い、発育段階の異なる幼ダニ
(ふ化後2カ月)、若ダニ(
脱皮後2~4カ月)、成ダニ
(同6~8カ月)を24時間
接触させました。薬剤の接触
による変化や持続性を調べた
ところ100%の確率で死滅
したということです。3日目
と26日目で効果は変わりま
せんでした。

若ダニがSFTSと大きな
かかわりを持つ可能性が指摘
されていることから、若ダニ
で検証を重ねました。薬剤の
接触時間と致死の関連性を詳
しくみると、少なくとも30
分触れれば瀕死の状態になっ
ていました。 ふ化前の卵を
対象にした試験でも、ほぼ1
00%の殺卵効果を示したと
いうことです。
ストロメクトールという薬
は、疥癬虫には効果があるの
に、その虫卵には全く効果が
ないことが分かっています。
したがって虫もいろいろ♪、
薬もいろいろ♪という事です。


SFTSはウイルスを持つ
マダニに噛まれることで感染
し、発熱や嘔吐、下痢などを
発症します。昨年1月に国内
で初の感染患者が出るなど厚
生労働省は注意を呼びかけて
いますが、現在のところ有効
な治療薬はありません。気温
が高くなる事でマダニの活動
が活発化することから今後、
国内感染の確認例が増える可
能性もあります。

ライオンは2004年中外
製薬からの事業譲渡によって
殺虫剤市場に参入しました。
ブランド「バルサン」の名称
でくん煙殺虫剤などを手掛け
ています。

業界ではアース製薬など競
合他社もマダニ向けなどで殺
虫剤の事業強化に乗り出して
います。ライオンは今後プロ
ポクスルなどを使った新商品
を開発・発売していき、関連
商品群を増やす考えだそうで
す。

マダニが媒介して感染する

病気のSFTSに関する動画

です。SFTSに対しては、

インフルエンザの薬のアビ

ガン(ファビピラビル)が、

動物実験で有効だったそう

です。



 
 
 
 
競合他社の強豪。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

運転中にドライバーの脳を調
べることができるなんて、な
んと画期的な実験でしょう。
高速道路を運転する際の脳に
かかる生理的負担を把握する
ことで、交通事故の原因や、
安全対策効果を把握し、誰で
もより安全に高速道路を利用
することができるようにして
欲しいものですね。ダニに咬
まれて起こる、ダニ咬虫症は、
SFTSだけでは、ありません。
つつが虫病、ライム病、日本
紅斑熱など沢山あります。い
ずれも致死的疾病であります。
中国では、SFTS患者血液との
直接接触が原因と考えられる
ヒト-ヒト感染の事例も報告
されているということが非常
に不気味であります。

辞令の事例から推測する。


 
 
 
 
 
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