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診療マル秘裏話 Vol.339 平成22年6月3日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次
1) 健康的な日本食パターンにうつ病予防効果
2) 酒かす中のペプチドに、肝障害予防効果

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1) 健康的な日本食パターンにうつ病予防効果
 
 
 
野菜や大豆食品、果物、海藻など
をよく取る「健康的な日本食パター
ン」の人は、うつ症状の頻度が半分
以下でした。 こうした傾向を国立
国際医療研究センターの南里明子(
なんり・あきこ)研究員や溝上哲也
(みぞうえ・てつや)部長らが見つ
け、論文を5月19日付の欧州臨床
栄養学雑誌電子版に発表しました。

食事のパターンに分けて解析した
研究は欧州に2例ありますが、日本
では初めてということです。南里さ
んは「自殺者が1998年以来年間
3万人を超え、うつ症状も増えてい
るが、食事も視野に入れ、日本食の
価値を見直したらどうか」と提言し
ています。

研究グループは2006年、福岡
県の勤労者(21~67歳)521
人に、1カ月間に食べたものを質問
票で尋ね、それを基に食事のパター
ンを調べました。同時に、世界的に
広く使われている質問票でうつ症状
を聞きました。

統計手法で「健康日本食」「肉等
が多い動物性食」「パンなどの洋風
朝食」の3種類について各人の食事
パターンを強、中、弱に3分類、う
つ症状との関連を見ました。

健康日本食パターンの傾向が強い
人は、その傾向が弱い人に比べ、う
つ症状の頻度が44%と低い結果が
でました。動物性食と洋風朝食のパ
ターンではうつ症状との明白な関連
は見られませんでした。

溝上部長は「特定の栄養素でなく、
食事のパターンで解析したことに
意味がある。うつ症状になった人が
きちんと食べていないこともあり得
るので、因果関係までは言えないが、
うつの予防に日本食が役立つ可能性
はある」と話しています。

日本食と健康について解説している

動画です。



 
 
 
 
 
鬱を日本食で撃つ。笑

 
 
 
 
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2】 酒かす中のペプチドに、肝障害予防効果

 
 
 
 
酒造大手の月桂冠(京都市伏見区
)は、清酒の製造過程で出る酒かす
から取り出したアミノ酸化合物のペ
プチドに肝障害の予防効果がある事
を突き止め、5月23日に徳島市で
ある日本栄養・食糧学会で発表しま
す。今後、機能性食品としての活用
も検討していくということです。

同社総合研究所が解毒作用に効能
のある抗酸化物質・グルタチオンと
同様の働きをするペプチドが酒かす
に含まれていることを確認しました。
これをマウスに与えたところ、肝障
害の指標となるGPTやGOTの値
が6週間後、与えなかったマウスよ
り平均74-61%も小さくなりま
した。

同社は「成分を取り出して与えね
ば効果はなく、酒を飲めば肝障害が
予防できるわけではない」と話して
います。

酒粕入り味噌汁のレシピ動画です。



 
 
 
 
肝障害には、酒かすの鑑賞がいい。


 
 
 
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編集後記

うつ病には、季節もその発症に、
関与していると言われています。冬
場はセロトニンの分泌が減ってうつ
になりやすいと言われています。冬
場、西洋式の食事を摂っていると益
々うつになりやすくなるのではと考
えられます。酒かすの成分には、ペ
プチド以外にも抗酸化物質のフェル
ラ酸が有名です。肝臓には、しじみ
エキス中のオルニチンもよいのでは
ないかと言われています。

しじみ売りの「あさりーしじみー
」が「あっさりー死んじみー」に聞
こえる。笑

 
 
 
 
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