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2016-01-18 15:18:32

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診療マル秘裏話 号外Vol.231 平成27年5月11日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)筋ジストロフィーのマウス の筋力回復する可能性がある物質
2)摘出臓器を長く保存可能で機能低下を蘇生可の技術

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 筋ジストロフィーのマウス の筋力回復する可能性がある物質

 
 
 
筋ジストロフィーのマウスの
筋力を回復する可能性がある、
既存の物質を慶応大と国立精神・
神経医療研究センターの研究チ
ームが見つけました。 筋肉の
もとを作る幹細胞も増やす効果
があるそうです。英科学誌ネイ
チャー・コミュニケーションズ
電子版に発表しました。
筋肉が、壊れていく難病の筋
ジストロフィーは生まれつきの
病気で、2~5歳ごろから発症
します。幹細胞が、早期に消耗
すると考えられ、現時点では、
有効な治療法はありません。
研究チームは、ガン治療で白
血球が少なくなった患者さんの
治療などに使うG―CSFと呼
ばれるたんぱく質に注目しまし
た。重症型の筋ジストロフィー
のマウスに週2回程度注射して
効果を調べました。
すると、長期間にわたり筋力
の回復効果があり、平均生存
期間は、発症前から注射したマ
ウスは注射しなかったマウスの
2倍程度になりました。発症後
に注射を始めたマウスでも延命
効果がありました。G―CSF
が、筋肉の再生を促すだけでな
く、幹細胞も増やすことも実験
で確かめました。慶応大の湯浅
慎介専任講師は「G―CSFは
安全性が確認されている薬だけ
に効果を期待したい」と話して
います。

難病についての市民公開シンポ

ジウムの講演動画です。



 
 
 
 
筋肉の再生が、G―CSFで
最盛となる。笑

 
 
 
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2】 摘出臓器を長く保存可能で機能低下を蘇生可の技術

 
 
 
 
移植のため摘出した臓器を長
く保存できるだけでなく、機能
が落ちていても蘇生できる技術
を理化学研究所多細胞システム
形成研究センター(神戸市)や
慶応大のチームが開発し、22
日付の英科学誌電子版に発表し
ました。
体内で、血液が臓器に流れる
ように、摘出臓器に培養液を
循環させる装置を考案しラット
の肝臓で有用性を確認しました。
チームは、「移植に適さない
臓器でも機能を回復でき、長く
保存できる。心停止した人から
の臓器提供、移植の可能性が広
がる」と話しています。
肝臓以外でも応用可能とみら
れており、ブタで実験を進め、
2018年度からの臨床試験を
目指しています。

臓器移植の意志表示について

のCM動画です。



 
 
 
 
 
公安が、容疑者の逮捕状を
請求する方法を考案した。笑

 
 
 
 
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編集後記

重症型の筋ジストロフィーの
マウスに週2回程度、G-CSF を
注射するだけで、長期間にわた
り筋力の回復効果があり、平均
生存期間は、発症前から注射し
たマウスは注射しなかったマウ
スの2倍程度になり、発症後に
注射を始めたマウスでも、延命
効果があったというのは、筋ジ
ストロフィーの患者さんにとっ
ては、大きな福音となることで
しょう。早期の臨床試験の実施
が望まれます。
移植のため摘出した臓器を長
く保存できるだけでなく、機能
が落ちていても蘇生できる技術
が開発されたのは、素晴らしい
業績としか言いようがありませ
ん。心停止した人からの、臓器
提供、移植の可能性を広げて欲
しいものです。

昨日の機能を回復させる。笑

 
 
 
 
 
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