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2016-01-19 21:07:48

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診療マル秘裏話 号外Vol.232 平成27年5月12日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)経口で摂取の抗酸化成分「アスタキサンチン」が皮膚到達
2)生きた細胞の微細構造観察が,可能な新技術を開発

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 経口で摂取の抗酸化成分「アスタキサンチン」が皮膚到達

 
 
 
 
 
富士フイルムは4月14日、マ
ウスに経口で摂取させた抗酸化
成分「アスタキサンチン」が
皮膚まで到達している事を確認
したと発表しました。
同成果は同社ならびに京都大学
大学院農学研究科 海洋生物
生産利用学分野菅原 達也教授
らによるものです。詳細は5月
14日からパシフィコ横浜で開催
される、「第12回アジア栄養学
会議(ACN2015 )」にて発表され
る予定だそうです。

これまでの研究にて研究グル
ープは、アスタキサンチンをマ
ウスが経口摂取すると、紫外線
による肌のシワ形成と表皮から
の水分蒸散が抑制されるという
研究結果を報告していましたが、
この仕組みとして、経口摂取し
たアスタキサンチンが消化吸収
され、皮膚まで到達したことを
明らかにしました。紫外線(UVA)
により、皮膚の真皮に発生した
活性酸素を除去したことでシワ
形成抑制効果が生じたと推察し
たほか、経皮水分蒸散量の抑制
効果も同様に、皮膚に到達した
アスタキサンチンが、表皮のバ
リア機能を維持するのに必要な
セラミドの産生や維持に影響を
与えていると考え、今回、研究
を行ったそうです。

その結果、経口摂取したアス
タキサンチンが皮膚まで届いて
いること、ならびにナノ乳化し
た場合はさらにその量が増加す
ることを確認したそうです。

なお同社では、美容ドリンク
やサプリメントでアスタキサン
チンを摂取することで、肌のシ
ワ形成や経皮水分蒸散量が抑制
されることが期待できるとして
おり、今後もアスタキサンチン
の美容・健康における効能効果
やメカニズムについての研究を
進めていくとしています。

アスタキサンチンについて解説している

動画です。



 
 
 
 
 
興農の効能。笑

 
 
 
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2】 生きた細胞の微細構造観察が,可能な新技術を開発

 
 
 
 
オリンパスと理化学研究所(
理研)は4月15日、画像取得時間
を短縮し、生きた細胞内の微細
構造の観察を可能にする、超解
像蛍光顕微鏡法の新技術を開発
したと発表しました。

光学顕微鏡よりも細かな構造
の観察を可能とする超解像蛍光
顕微鏡技術ですが、これまでの
手法では、撮像に時間がかかる
ため、生きたままの細胞を観察
するライブセルイメージングに
は不向きという課題がありまし
た。今回開発された技術は、超
解像蛍光顕微鏡法の1つである
「構造化照明法」の研究を進め
た結果、同法と共焦点顕微鏡の
結像に理論的類似性があること
を発見し、オリンパスのディス
ク走査型顕微鏡ユニット(DSU)
の回転円盤の縞模様などを工夫
することで構造化照明法と同等
の超解像を得ることを可能にし
たそうです。 また、カメラと
照明光源を、高速撮影に適した
ものとすることで、最高1/100
秒のシャッター速度( 時間分解
能 )で、生きた細胞内の微細
構造を100nm の空間分解能で
観察できることも確認したとい
うことです。今回の技術につい
てオリンパスでは、従来のスピ
ニングディスク共焦点顕微鏡の
応用であるため、これまでの超
解像蛍光顕微鏡に比べて、装置
導入が容易にできることが期待
され、これによりこれまでは、
困難であった、生きた細胞内で
活発に動き回る細胞内小器官の
挙動を捉えることができるよう
になり、生命現象の理解の発展
につながることが期待できると
コメントしています。

細胞分裂を蛍光顕微鏡で観察

したときの動画です。



 
 
 
 
用意を容易にする。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

経口摂取したアスタキサンチ
ンが皮膚まで届いていること、
ならびにナノ乳化した場合は、
さらにその量が増加することが
発見されたのは、素晴らしい事
です。ナノ乳化したアスタキサ
ンチンの美容ドリンクやサプリ
メントの、売れ行きが良いこと
が予想されます。
生きた細胞内の、微細構造の
観察を可能にする、超解像蛍光
顕微鏡法の新技術が開発された
のは素晴らしいことです。顕微
鏡の細かい技術については理解
が難しいのですが、生きた細胞
内で活発に動き回る細胞内小器
官の挙動を捉えることができる
ようになり、生命現象の理解の
発展につながるようになって欲
しいものです。

超解像蛍光顕微鏡は、携行で
きない。笑

 
 
 
 
 
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