最近の号外Vol.223メルマガ

2016-01-04 17:12:02

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
診療マル秘裏話 号外Vol.223 平成27年5月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)アディポネクチンを認識する受容体の立体構造を解明
2)夜型の人は、糖尿病や、サルコペニアを発症しやすい

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 )アディポネクチンを認識する受容体の立体構造を解明

 
 
 
 
 
理化学研究所の横山茂之上席
研究員などの研究グループは、
抗糖尿病・抗動脈硬化作用など
で知られるアディポネクチンを
認識する、受容体の立体構造を
解明しました。メタボリックシ
ンドロームに関わる「鍵分子」
たん白質の構造が明らかとなり、
新しい糖尿病予防薬や治療薬へ
の研究開発の進展が、期待され
ます。

アディポネクチンは脂肪細胞
から分泌されるホルモンで、
近年の研究からメタボ対策に役
立つ善玉ホルモンとして数多く
報告されています。受容体を介
して細胞内で糖と脂質の代謝を
促進し、抗糖尿病作用等を発揮
します。今回の成果は、理研を
中心に東京大学、京都大学のメ
ンバーが協力しました。

アディポネクチンの受容体は、
膜蛋白質の1つで、高純度に膜
たん白質を安定して調整する
手法や特殊な技術を組み合わせ、
結晶化に成功しました。これを
もとに大型放射光施設spri
ng-8で、結晶のX線回析デ
ータを収集するなどして最終的
に立体構造が解明できました。
成果は、英国の科学雑誌「ネイ
チャー」電子版に掲載されまし
た。

アディポネクチンに関して解説

している動画です。



 
 
 
 
 
理研の利権。笑

 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
2】 夜型の人は、糖尿病や、サルコペニアを発症しやすい

 
 
 
米国内分泌学会は4月1日、
睡眠- 覚醒サイクルが夜型の人
は、睡眠時間が同じでも糖尿病
やメタボリックシンドローム、
サルコペニアを発症しやすいと
する最新の研究を紹介しました。
Journal of Clinical Endocri
nology & Metabolism誌に掲載
されました。

研究では、睡眠- 覚醒サイク
ルの影響を調査するため、47-
59歳の1620人を対象に、睡眠-
覚醒サイクル、睡眠の質、運動
などの生活習慣についてのアン
ケート調査を実施しました。加
えて、代謝系の健康状態を評価
するため血液検査、体脂肪量、
腹部内臓脂肪の測定を実施しま
した。

その結果、480 人が朝型、95
人が夜型に分類され、残りはど
ちらでもありませんでした。夜
型では、朝型よりも若い傾向に
ありましたが、体脂肪と中性
脂肪値は朝型よりも高く、徐々
に筋肉量が減少するサルコペニ
アリスクが高いことが分かりま
した。さらに、夜型の男性では、
糖尿病やサルコペニアになりや
く、夜型の女性では腹部脂肪増
やメタボリックシンドロームの
リスクが高い傾向にありました。

研究者のNan Hee Kim氏は、
「夜更かしをする人は、睡眠の
質も悪く、喫煙や深夜の食事、
体を動かさない生活習慣といっ
た不健康な行動をとる傾向があ
り、朝型の人よりも糖尿病や筋
肉量の減少といった健康問題を
発症するリスクは高い」と指摘
しました。さらに「若者に夜型
が多いことを考えると、概日リ
ズムに関わる代謝性リスクは、
重要な健康問題」と強調してい
ます。

サルコペニア型肥満について

解説している動画です。



 
 
 
 
凶兆を強調して、協調関係を
危うくする。笑

 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
編集後記

アディポネクチンを認識する、
受容体の立体構造が解明された
のは、素晴らしい業績といえま
しょう。この業績をもとに新し
い糖尿病予防薬や、治療薬への
研究開発の進展を期待したいと
思います。 夜型の男性では、
糖尿病やサルコペニアになりや
く、夜型の女性では腹部脂肪増
やメタボリックシンドロームの
リスクが高い傾向にあることが
分かっているなら、夜型を改め
朝型に変えることが望ましいと
言えます。特に、将来の日本を
背負って立つ若者に夜型が多い
のは、嘆かわしいことだと私は
考えています。

輝かしい将来を招来する若者
たち。笑

 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント