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2016-01-06 16:55:17

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診療マル秘裏話 号外Vol.225 平成27年5月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)非アルコール性脂肪性肝炎は、腸管壁浸漏と関連有
2)人と犬との親密な関係は、オキシトシンによるもの

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 非アルコール性脂肪性肝炎は、腸管壁浸漏と関連有

 
 
 
 
米国消化器学会(AGA)は4月
2日、肝線維症や肝硬変へと
進行する可能性のある非アルコ
ール性脂肪性肝炎(NASH)は、
腸管壁浸漏と関連があり、腸透
過性増大により肝疾患が悪化す
る可能性があるとする、研究を
紹介しました。Cellular and
Molecular Gastroenterology
and Hepatology誌に掲載されま
した。

この研究では、NASH患者さん
を調査した論文のメタ解析を行
いその後、抗生物質暴露や医学
的共存疾患などの臨床データの
潜在的交絡因子を除去した動物
モデルで仮説を検証しました。
その結果、腸透過性の増大に、
先行して肝臓の損傷が確認され、
NASH患者さんは健常者よりも腸
透過性が高い傾向にある可能性
が示唆されました。

研究者らは、血流へ移行した
胃腸の細菌や細菌産物が肝臓を
悪化させる『腸肝軸(gut-liver
axis)』がNASH 発症の一因で
ある可能性を指摘しました。
今回の研究ではメカニズムの
解明には至らなかったものの、
「腸透過性とNASHに臨床的関連
性があることが裏付けられ、
NASH患者には重要な臨床的意義
がある」と述べています。

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)

について詳しく解説している動画です。

果物の摂り過ぎも良くないというのは、

初耳で、果物の摂取を少しやめるだけ

で改善したというのは、本当に意外な

感じがしました。埋め込み無効のため

以下のリンクをクリックしてご覧下さい。

www.youtube.com/watch?v=9O44Vzhx_08

 
 
 
 
至適濃度を指摘する。笑

 
 
 
 
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2】 人と犬との親密な関係は、オキシトシンによるもの

 
 
 
 
人と犬との親密な関係は、幼
い子どもと母親の間の関係と同
じメカニズムで作られるという
研究結果を、麻布大学などがま
とめました。
哺乳類が共通して持つホルモ
ンが関わっているということで、
研究チームは、犬が人との生活
に適応するなかで、培ってきた
能力ではないかとしています。
人の幼い子どもと母親は、互
いに見つめ合うことで、親密な
関係が生まれるとされ、それに
は、哺乳類のメスが出産や授乳
の際に盛んに分泌するオキシト
シンというホルモンが関与する
ことが分かっています。
麻布大学などの研究チームは、
家庭で飼われている犬とその飼
い主30組を対象に、30分間、
触れあったあと、互いの尿に含
まれるオキシトシンの濃度を測
る実験を行いました。
その結果、飼い主をよく見つ
めて親密な行動を取る犬は、あ
まり見つめない犬よりもオキシ
トシンの濃度が高かったほか、
その飼い主の尿でも同じ傾向が
みられました。
また、犬と共通の祖先を持つ
オオカミで実験したところ、ほ
とんど飼い主の顔を見ず、オオ
カミと人のいずれにも、オキシ
トシンの濃度に変化はありませ
んでした。
このため、研究チームは人と
犬との親密な関係は、幼い子供
と母親の間の関係と同じオキシ
トシンを介したメカニズムで作
られ、こうした能力は犬が人と
の生活に適応するなかで、培っ
てきたと考えられるそうです。
麻布大学共同研究員の永澤
美保さんは「人に寄り添うこと
ができる犬の習性をしっかり捉
えれば、補助やセラピー以外に
も活躍の場が生まれるのではな
いか」と話しています。
この研究成果は、日本時間の
17日発行されるアメリカの科学
雑誌、「サイエンス」に掲載さ
れます。

オキシトシンの最近の研究について

の動画です。



 
 
 
 
意外なセラピー以外の治療法。


 
 
 
 
 
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編集後記

非アルコール性脂肪性肝炎
(NASH)は、腸管壁浸漏と関連
があり、腸透過性増大により肝
疾患が悪化する可能性がある事
が分かったのは素晴らしい発見
であると思います。是非、その
メカニズムの完全解明がなされ
ることを希望します。NASHと言
えば、脂っこいラーメンを毎日
食べている人に多い印象を受け
ました。
信用のホルモンオキシトシン
の分泌がペットで癒されるもと
になっていることが、明らかに
なったようです。その一方で、
自閉症の男性患者さんにオキシ
トシンを投与する、臨床試験が
進行しているようです。ひょっ
としてイルカセラピーや乗馬の
セラピーなどもこの機序が働い
ているのでは、ないかと私は、
考えています。

新興の治療法が、振興された
結果、治癒の進行が促進された。


 
 
 
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