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診療マル秘裏話 Vol.531 平成26年2月6日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1) ストレスによる、アロマターゼ 減少がにきびの原因
2)STAP(刺激惹起性多能性獲得)現象は真実?

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】ストレスによる、アロマターゼ 減少がにきびの原因

 
 
 
 
 
クラシエホームプロダクツ(クラシエHP)はスト
レスによる酵素のアロマターゼ減少が、
20歳代半ば以降のニキビ(面皰)の
発症原因になることを初めて突き止め、
新たな改善法を確立しました。 スト
レスを受けた場合と同様の状況を作り
出し細胞レベルで調べたところ、男性
ホルモンを、女性ホルモンに変換する
アロマターゼが表皮細胞内で低下する
ことを発見しました。これによって、
ニキビの原因となる皮脂の分泌が活発
になることが分かりました。さらに、
ホップエキスに、アロマターゼ活性化
作用があることを見いだし、これらを
応用した洗顔料を今春にも製品化する
見通しです。

ニキビは、皮脂が過剰に分泌される
ことで毛穴に皮脂が溜まり角栓を形成
し、毛穴内にアクネ菌が繁殖すること
で発症します。思春期のニキビ発症は
ホルモン分泌が活発化することが原因
とされますが、20歳代以降ではホル
モンの分泌は安定しており、同じメカ
ニズムでニキビが発症するとは考えに
くいと考えられました。

また、ストレスを受けるとニキビが
できやすくなると一般的には認識され
ているものの、その関連性についても
確実なものではありませんでした。

同社では、皮膚内でのホルモンバラ
ンス調整機構について検証・考察しま
した。皮脂腺細胞には、ホルモン調整
物質である、アロマターゼがほとんど
発現しておらず、それを取り囲む表皮
細胞に強く発現していることを見いだ
しました。これは、皮膚中においては
皮脂腺細胞で形成された性ホルモンの
ホルモンバランス調整を表皮細胞が行
っている可能性を示唆しています。

さらに表皮細胞におけるストレスと
アロマターゼの関連について検証しま
した。ヒトがストレスを受けると分泌
されるストレスホルモン(ACTH)
を細胞実験で表皮細胞に添加した所、
アロマターゼの分泌が、低下している
ことを発見しました。 ストレスホル
モンが多く存在する皮膚では男性ホル
モンが過多になり、皮脂が過剰に分泌
されると考えられます。

これを受け表皮細胞のアロマターゼ
を活性化させる素材に関し植物を中心
にスクリーニングした結果、一部で
女性ホルモンに類似した作用も報告さ
れているホップエキスにアロマターゼ
活性作用があることを見いだしました。

昔からあるにきび対策の洗顔料の動画

です。購入は、自己責任でお願いします。



 
 
 
 
 
 
ひしひしと皮脂過剰になる成人にき
び。笑
 
 
 
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2】STAP(刺激惹起性多能性獲得)現象は真実?

 
 
 
『理化学研究所は1月29日,動物細胞
の初期化に関する従来の常識を覆し、
簡便な操作で体細胞から多くの未分化
な多能性細胞を得られる画期的な現象
「刺激惹起性多能性獲得(Stimulus-T
riggered Acquisition of Pluripoten
cy:STAP)」を発見したと報告しまし
た。どの組織の体細胞であっても酸性
溶液処理や物理的刺激によるストレス
を加えることで、STAPによる初期化を
起こし、胚外組織を含む幅広い細胞へ
分化する能力を得ることができること
が分かりました。理研発生・再生科学
総合研究センター細胞リプログラミン
グ研究ユニットの小保方晴子氏ら研究
グループの成果で、論文は「Nature」
誌(1月30日号)に掲載されました。』
と平成26年1月30日当時は、報道され
ました。その当時は、ネイチャーに載
ったということで、本当にそうなんだ
と私も理解したつもりでした。しかし
小保方さん自身が、監視付きの条件な
がら、再実験をおこなってもSTAP現象
が起こることは、なかったと報道され
ています。 しかし、この再現実験も
茶番であった可能性があります。昨年、
11月にアメリカ合衆国でSTAP現象に近
い現象が論文提出されており、小保方
さんの博士論文以前の論文が引用され
ているということです。何が真実なの
か本当に良く分からなくなってきまし
た。製薬会社の陰謀によって、小保方
さんが潰されたのであれば、本当に、
かわいそうであると感じました。

2015年11月に提出された論文について

の見解を述べた動画です。



 
 
書記が細胞分裂の初期に暑気あたり
となった。笑

 
 
 
 
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編集後記

成人にきびの成因のメカニズムが、
解明されたたのは、素晴らしいと言え
ます。おまけに自然の植物のホップで
改善できるとは、思いもよらないこと
でした。 男性ホルモンを、女性ホル
モンに変換するアロマターゼが、表皮
細胞内で低下することが発見されこれ
によって、ニキビの原因となる皮脂の
分泌が活発になることが分かったのは
地道な細胞レベルの研究を積み重ねた
成果でしょう。更に、ホップエキスに、
アロマターゼ活性化作用があることを
見いだし、これらを応用した洗顔料ま
で開発するとは、抜け目ない方策を立
てていることが良く分かりました。

STAP細胞は、残念な結果となりまし
たが、遺伝子操作で作るiPS 細胞は、
現在、再生医療の根幹を支える柱とな
っています。再生医療で、どのような
臓器も再生できる日が来ることを夢見
たいと考えています。

正員が足らずに、補欠を必要とする
成因が構成員に存在した。笑

 
 
 
 
 
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藤田 亨
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