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2015-11-12 14:39:48

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診療マル秘裏話 号外Vol.194 平成27年3月29日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)希少難病の患者の iPS細胞を遺伝子操作で修復
2)禁煙目標を多くの国で、未達成との予測を発表

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 希少難病の患者の iPS細胞を遺伝子操作で修復

 
 
 
 
 
 
筋肉組織などが骨に変化する
希少難病の患者の皮膚から作っ
たiPS細胞(人工多能性幹細胞)
を遺伝子操作で修復し、骨にな
りにくくすることに成功したと、
京都大iPS 細胞研究所の戸口田
淳也教授らの研究チームが12日、
米専門誌「ステムセルズ」電子
版に発表しました。発症過程の
解明、治療薬の開発などに役立
つ成果としています。

「進行性骨化性線維異形成症
(FOP)」と呼ばれる難病で、
遺伝子の異常によって筋肉や、
靱帯じんたいなどの組織の一部
が徐々に骨に変わります。歩行
困難になり、激しい痛みも伴う
病気です。国内には40~70人の
患者さんがいるとされますが、
有効な治療法がありません。

発表によると、チームは,FOP
患者のiPS細胞で、FOPの原因と
される変異のある遺伝子を、
正常な遺伝子と置き換えて修復
しました。 軟骨に成長させる
薬剤を加え、変化を観察しまし
た。

その結果、修復したiPS 細胞
は、修復しない細胞に比べて、
軟骨になりにくいという結果が
でました。軟骨に成長する途中
段階の細胞を調べたところ修復
しない細胞では、軟骨になるの
を促進する2種類の遺伝子が、
活発に働いているのを確認しま
した。 これらがFOP の発症に
関与している可能性があるとい
うことです。

戸口田教授は「実験に用いた
iPS 細胞は、遺伝子の修復部位
以外は遺伝情報が同一で、薬の
効果を比較しやすい。他の病気
の研究でもこの手法が応用でき
るだろう」と話しています。
患者の一人で、同研究所に自ら
の皮膚を提供し、研究のための
募金活動にも、取り組んできた
兵庫県の高校2年生(17)は、
「研究が進んだのはうれしい。
最近、病気の進行が速く、食べ
る力が弱くなっている。薬を早
く開発して」と訴えました。

筋ジストロフィーの遺伝子治療に

関する動画です。



 
 
 
 
 
新興国で、病気の進行を食い
止め、医療の振興を図る。笑

 
 
 
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2】 禁煙目標を多くの国で、未達成との予測を発表

 
 
 
東京大の渋谷健司教授(国際
保健政策学)らは13日、世界
保健機関(WHO)加盟国が掲
げる「2025年までに喫煙を
10年比で3割減」との目標は
多くの国で達成できそうにない
との予測を英医学誌ランセット
に発表しました。渋谷教授は、
「日本も達成できるかは不確か
だ」と指摘しています。

各国がWHOに報告したデー
タから、1990~2010年
の喫煙率の動向を分析しました。
30日間に1回以上喫煙した15
歳以上の人の割合を調べると、
大半の国で減る傾向が見られま
した。

しかし今後の予測では、25
年に依然として11億人が喫煙
しており、目標が達成できそう
なのは男性37カ国、女性88
カ国にとどまりました。

日本の禁煙数値目標に関する

動画です。



 
 
 
 
 
近縁の国から禁煙しましょう。


 
 
 
 
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編集後記

「研究が進んだのはうれしい。
最近、病気の進行が速く、食べ
る力が弱くなっている。薬を早
く開発して」という切実な患者
さんの声を胸に新治療法の開発
を急いで頂きたいと思いました。
禁煙目標を達成できなくても、
大半の国で減る傾向が見られて
いるので、時間をかけても禁煙
目標を達成することに意義があ
ると思いました。この結果を知
って絶望することは、ないと考
えています。
蛍光を、携行する傾向が見ら
れた。笑

 
 
 
 
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