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2015-11-19 21:26:02

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診療マル秘裏話 号外Vol.198 平成27年4月3日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)重力に抗し臓器を立体的に形成し正しく配置する役割の遺伝子
2)発達障害の総称「自閉スペクトラム症」の人に見える視覚世界

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 重力に抗し臓器を立体的に形成し正しく配置する役割の遺伝子

 
 
 
英バース大と東京医科歯科大
などの国際研究チームは、重力
に抗して臓器を立体的に形成し、
正しく配置する上で重要な役割
を果たす遺伝子を特定したと
発表しました。成果は、人工多
能性幹細胞(iPS細胞)など
を使った立体的な人工臓器の
実現にも役立つということです。
論文は17日、英科学誌ネイ
チャー電子版に掲載されました。
バース大再生医学研究所の
清木誠研究室長と医科歯科大の
仁科博史教授らは、メダカのさ
まざまな遺伝子を傷つけて発生
させた変異体の中から、組織の
構造を維持できず、身体が扁平
(へんぺい)になる変異体を
発見しました。「ヒラメ変異体」
と名付けました。
ヒラメ変異体は、YAPと呼
ばれる遺伝子に異常がありまし
た。 この遺伝子はこれまで、
臓器のサイズ制御や、発ガンへ
の関与が知られていましたが、
研究チームは新たに、YAP
遺伝子が細胞の骨組みを作るア
クトミオシンというたんぱく質
や、細胞同士をくっつける細胞
接着分子の制御に関わっている
ことを発見しました。YAPの
異常により、臓器などの組織が、
重力に逆らって形を維持できな
くなるほか、体内の適切な場所
への配置ができなくなることも
分かりました。

細胞内骨格についての講義

動画です。



 
 
 
 
 
 
似たもの同士が同志となる。


 
 
 
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2】 発達障害の総称「自閉スペクトラム症」の人に見える視覚世界

 
 
大阪大と東京大のチームは16
日、自閉症やアスペルガー症候
群といった発達障害の総称「自
閉スペクトラム症」の人に見え
る視覚世界を体験できる装置を
開発したと発表しました。「健
常者と発達障害の人が歩み寄る
社会をつくるのに役立てたい」
としています。

大阪大の長井志江特任准教授
(認知発達ロボティクス)によ
ると、自閉スペクトラム症の人
は周囲の環境の変化によって、
コントラストや輪郭が強調され
たり色彩がなくなったりといっ
た見え方をしていることが近年
分かってきています。

チームは20~50代の男女
16人に祭りや動く電車などの
動画29種類を見せて症状を
解析しました。その結果を基に
装置を開発しました。

自閉スペクトラム症のチェック

ポイントに関する動画です。



 
 
 
 
 
装置を送致して、草地に放置
する。笑

 
 
 
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編集後記

重力に抗して臓器を立体的に
形成し、正しく配置する上で、
重要な役割を果たす、遺伝子を
特定したと言うのは、素晴らし
い成果であると思います。加え
て、人工多能性幹細胞(iPS
細胞)などを使った、立体的な
人工臓器の実現にも役立つ応用
が効く技術であると考えていま
す。「自閉スペクトラム症」の
人に見える視覚世界を体験でき
る装置を開発できたというのは、
健常者と発達障害の人が歩み寄
る社会をつくるのに役立つ気が
します。発達障害の人は、誤解
されることが多いので、少しで
もそうしたことが無くなって欲
しいと切に願っております。

 
良い視覚を生かした資格。笑

 
 
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