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2015-11-23 14:05:41

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診療マル秘裏話 号外Vol.199 平成27年4月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)膝の軟骨を治すために磁石を使い細胞を移植する臨床研究
2)下校する児童の安全を見守る「散歩しながらパトロール」

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 膝の軟骨を治すために磁石を使い細胞を移植する臨床研究

 
 
 
 
交通事故やスポーツの事故等
で欠損した膝の軟骨を治すため
に、磁石を使って細胞を移植す
る臨床研究を広島大の越智光夫
教授(整形外科)らが始めまし
た。

細胞を磁石で的確に患部に集
め、従来の治療法より、安定し
た軟骨を効率的に作ることがで
きると期待されています。19
日から横浜市で開かれる、日本
再生医療学会で臨床研究の概要
を発表します。

臨床研究では、腰の骨から骨
髄液を注射器で採り、軟骨の元
になる幹細胞を増やし、鉄粉を
中に封じ込めます。患部の近く
に磁石を置き、幹細胞を患部に
引きつけながら注入します。3
年間で5人の患者さんに実施、
安全性や有効性を確かめます。
今年2月に、1人目の10歳代
の女性に移植を実施しました。
今月下旬も50歳代の女性への
移植を予定しています。

従来の軟骨治療は、患部に、
隣接する骨を傷つけ、軟骨の元
になる幹細胞が自然に集まるの
を促す方法が主流でした。しか
し、できた軟骨が数年たつと、
損傷するという課題がありまし
た。今回の研究では、従来法と
合わせ外から幹細胞を補充し、
磁石を使って患部に定着させま
す。

膝の細胞を培養した組織を貼
り付ける、別の治療法と比べて
も、膝周辺の傷が小さくて済む
ということです。

研究チームの亀井直輔同大助
教は「研究が成功すれば、企業
と組んで製品化を目指したい」
と話しています。

自家培養軟骨移植に関する動画

です。



 
 
 
 
 
尊称を言ったにも関わらず、
プライドを損傷した。笑

 
 
 
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2】 下校する児童の安全を見守る「散歩しながらパトロール」

 
 
 
 
岩手県山田町山田の関谷担い
手仮設住宅周辺で、高齢の入居
者が下校する児童の安全を見守
る「散歩しながらパトロール」
を続けています。3年前に健康
維持のために始めた散歩ですが、
仮設住民に感謝され、活動の励
みになっています。

「じゃあ今日も歩きますよ」

よく晴れた6日午後2時、70
~80歳代の男性4人が、近くの
山田北小学校の下校時間に合わ
せて仮設住宅を出発しました。
季節の花を探したり、ウミネコ
の様子を眺めたりしながら周辺
を歩き、約1時間かけて、仮設
住宅に戻りました。

下校する児童を見かけると、
無理に近づいたりせず、遠くか
ら無事に、帰宅するのを見守り
ます。自治会長の川端信作さん
(77)は「昨年までは一緒に
帰ってくれたけど、ちょっと大
きくなって面倒がられて。成長
したってことでしょ」と目を細
めています。

散歩パトロールが始まったの
は2012年春のことです。1
人の高齢者が、川端さんに「仮
設住宅にいるだけでは気がめい
る。散歩に付き合ってくれ」と
持ちかけたのがきっかけでした。

周辺の散歩を始めると、通学
路にはがれきが多く残り、伸び
放題の雑草が死角を作っている
ことに気付きました。「子供達
が危険な目に遭う前に何とかし
ないと」。危機感を抱いた川端
さんらは、見知らぬ人がいると
積極的に声かけをし、通学路の
ゴミも拾って歩きました。

「パトロール隊員」への仮設
住民からの信頼は厚い。小学生
の子供が2人いる男性(45)
は「日中は仕事で子供たちを見
守ることができないが、皆さん
が散歩してくれるので安心」と
感謝しています。

同じコースで散歩を続けて3
年。町の復興状況を見て回る事
も散歩の目的の一つです。

下校児童の見守り活動に関する

動画です。



 
 
 
 
 
上京して状況を確認する。笑

 
 
 
 
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編集後記

幹細胞は、この場合、骨髄の
細胞を使っていますが、将来的
には、脂肪幹細胞を使うあるい
は、iPS 細胞を使うようになる
のではないかと考えています。
磁石で幹細胞を患部に誘導す
るという幹細胞デリバリーシス
テムは、斬新で画期的な手法で
あると思います。「散歩しなが
らパトロール」は、まさに高齢
者の健康と小学生の安全を確保
する、一石二鳥の方法であると
思いました。他の被災地でも、
同じことができたらいいですね。

 
会社の幹部が患部を披露した。


 
 
 
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