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2014-10-21 17:27:56

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診療マル秘裏話 号外Vol.13 平成26年9月8日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1) 臨床工学技士の人工心肺操作のトレーニングシステム
2)身体活動の多い高齢女性では心房細動のリスクが低い

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 臨床工学技士の人工心肺操作のトレーニングシステム

ジェイ・エム・エス(JMS)は、
人工心肺操作のトレーニングシステム
「JMS人工心肺用モバイルシミュレ
ータ」を9月3日から発売すると発表
しました。公益財団法人ひろしま産業
振興機構、広島県内の大学、企業と
協力して開発しました。小型で持ち運
び可能な製品は国内初ということです。

人工心肺は心臓外科手術で一時的に
心臓と肺の機能を代行する医療機器で
す。人工心肺を管理する臨床工学技士
には、患者の状態や手術中のさまざま
な状況に応じた適切な操作が求められ
ます。

同製品は、臨床工学技士がより適切
に人工心肺を操作できるよう訓練する
システムです。小型で持ち運びが可能
で、手術室などで、普段使用している
人工心肺装置に接続することで、基本
操作のトレーニングができます。トレ
ーニング用人工心肺回路を用いること
で、操作に応じた模擬的な血行動態や
心電図がシミュレーターで再現する
ことができるということです。液晶モ
ニターで、血行動態や心電図など基本
パラメーターを表示するほか、モニター
のタッチパネルで周辺機器を模擬的に
操作できるようにしてあるそうです。
価格は130万円(税別)です。

体外循環シュミレーション試験に関する

動画です。



 
 
 
 
 
 
シュミレーター人工心肺の心配が
ひとつなくなった。笑

 
 
 
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2】身体活動の多い高齢女性では心房細動のリスクが低い

米国心臓協会(AHA)は8月20日、
肥満であっても身体活動の多い高齢
女性では心房細動(AF)を起こす
リスクが低いことを示した研究を
紹介しました。Journal of the
American Heart Association誌に
掲載されました。

この研究は、閉経後女性(50-79
歳)8万1000人を対象に、1日10分
以上屋外を歩く頻度、汗をかく
ような身体活動を行う頻度を調べ、
11年間追跡したものです。身体
活動が最も少ない女性(屋外を10
分以上歩く頻度が週1回を満た
ない)に比べ、最も身体活動が多
い女性(9 MET・時/週以上:週
6回30分の速足歩行、週2回1時間
のゆっくりしたサイクリングと同
程度)はAFを起こすリスクが10%
低下という結果がでました。また、
中等度の身体活動(3 MET・時/
週未満:週2回30分の速足歩行と
同程度)を行う女性は6%低下し
ました。一方、激しい運動(15MET・
時/週以上:週1回2時間のランニ
ングと同程度)を行う女性も9%低
下という結果がでました。

研究者は「激しい運動がAFリス
クを増加させるとの研究もあるが、
上記程度の運動であれば高齢女性
であっても心配ない。身体活動の
多い女性は、たとえ肥満であって
もAFを起こしにくいことが、今回
の研究から分かった。また、肥満
であるほど身体活動により大きな
利益が得られる」と述べています。

心房細動について分かりやすく解説

した動画です。



 
 
 
 
 
心房細動は、運動せず辛抱する
ことで起こる。笑

 
 
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編集後記

私のバカ娘も臨床工学技士を
目指して勉強をしています。この
ようなシュミレーターを自由自在
に試すようになってくれたらいい
なと思いました。身体活動の多い
閉経後女性は、心房細動になりに
くいという結果がでました。高齢
となっても、錆びつかないように
身体を動かしていた方が良いよう
です。

高齢女性の運動は恒例となった。笑

 
 
 
 
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