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2014-10-02 15:24:51

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診療マル秘裏話 号外Vol.5 平成26年8月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
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目次

1) FFR(冠血流予備量比)測定ガイドワイヤー
2)ニプロの血管内超音波診断装置(IVUS)

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

1】FFR(冠血流予備量比)測定ガイドワイヤー

米ボストン・サイエンティフィック
と朝日インテックはこのほど、心臓の
血管内治療に用いる、FFR(冠血流
予備量比)測定ガイドワイヤーを共同
開発することで合意したと発表しまし
た。ボストン社が朝日インテックの
技術を活用し、競合よりも優れたFF
R測定ワイヤーを開発します。2015年
の製品化を目指しているそうです。

FFR測定ワイヤーは、先端に圧
センサーのついたワイヤーです。本体
イメージング装置と接続することで、
心臓や足の血管の狭まっている部位と
狭まっていない部位の圧を測定し、
虚血状態を確認できます。心臓の血管
内治療の実施判断に使います。

両社が開発するのはボストン社の
IVUS(血管内超音波)とFFRの
両方に対応する本体イメージング装置
「ポラリスイメージングシステム」
(日本未承認)に接続するワイヤーだ
そうです。朝日インテックのトルク
技術などを用いて開発するそうです。

心臓カテーテル治療を実施するか否
かを決定する重要な判断ができる圧力
センサーは、本当に有益といえるでし
よう。

心臓カテーテル検査に関する動画

です。



 
 
 
 
 
実子に心臓カテーテル治療を実施。笑

 
 
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2】ニプロの血管内超音波診断装置(IVUS)

ニプロの血管内超音波診断装置
(IVUS)「TVCイメージングシス
テム」と専用カテーテル「TVC イン
サイト カテーテル」が承認を取得しま
した。

IVUSは、狭心症や心筋梗塞をカテー
テルで治療する際に使います。血管内に
専用カテーテルを挿入し、超音波で血管
断面図を撮影できます。従来の造影剤を
使った検査より、血管壁内の病変部の
性状を詳しく観察することができるそう
です。患者さんの病変に合った治療法や
ステントなどのデバイスを選択する治療
戦略に活用できます。

同製品は米医療機器ベンチャーのイン
フラレデックス社製。1本の専用カテー
テルで血管断面図の画像化とプラークの
検出ができることから、従来のIVUS
や血管内OCT(光干渉断層撮影装置)
と差別化できるそうです。

国内IVUS市場の参入メーカーとし
ては、ボストン・サイエンティフィック、
ボルケーノ、テルモに次いで4社目とな
ります。

IVUSカテーテルの操作のコツに関する

動画です。専門家向けに作られている

ので理解しようとしないで下さい。こんな

感じで使うというイメージだけ得て頂き

たいと思います。



 
 
 
 
 
心臓カテーテル検査でIVUSを用い
て欠陥のある血管を特定する。笑

 
 
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編集後記

心臓や末梢血管のカテーテルによる治療
は、年々進歩しています。約3年前に亡く
なった父親が狭心症になったときも、慶応
病院で心臓カテーテル検査および治療を行
ってもらいました。その時、新しい再狭窄
を防ぐステントを使ってもらった事を記憶
しています。その心臓カテーテル検査及び
治療の適応に重要な働きをするFFRワイ
ヤーに日本の医療機器メーカーが参入した
のは、素晴らしいことだと思います。さら
に別の技術をもつメーカーが、IVUSに
参入したのも素晴らしいことだと思います。
心臓カテーテル検査の治療内容が、劇的に
改善するのではないでしょうか?

医療機器メーカーが危機感を抱く。笑

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