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2014-10-23 20:26:51

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診療マル秘裏話 号外Vol.14 平成26年9月9日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1) 回復した元患者の血清を使った治療
2)腎細胞ガンの部分切除ロボット手術

 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
1】 回復した元患者の血清を使った治療

世界保健機関(WHO)は9月5日、
西アフリカで感染が広がるエボラ出血熱
について、回復した元患者の血清を使っ
た治療を始めることで合意したと発表し
ました。

また開発中の2種類のワクチンについ
ても、早ければ11月に使用可能になる
見通しを示しました。死者は同日、20
00人を突破したことも明らかにしまし
た。

今回の感染の死亡率は約53%で、
自然治癒した患者さんもいます。回復し
た患者さんには、エボラ出血熱に対する
抗体があり、別の患者さんに血清を投与
すれば、免疫を高められる可能性があり
ます。

2種類のワクチンは米、英の製薬会社
が製造している。臨床試験で安全性が
確認されれば、医療従事者に優先投与され
ます。現在は米ベンチャー企業の未承認薬
「ズィーマップ(ZMapp)」が使われ
ていますが在庫には限りがあります。大正
富山製薬が、インフルエンザ用に使う予定
だった薬も、有効性を、現在確認中という
ことです。

富山製薬のアビガン錠(ファビピラビル)と

数種類の薬を内服したフランス人女性看護師

が退院したというニュース動画です。この成功

があったため、アビガン錠(ファビピラビル)の

臨床試験がギニア(旧フランス領)で行われる

ことになりました。



 
 
 
 
 
 
血清を提供する元患者さんのグループが
結成された。笑

 
 
 
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2】腎細胞ガンの部分切除ロボット手術

神戸大医学部付属病院(神戸市中央区)
などが実施している内視鏡手術支援ロボ
ット「ダ・ヴィンチ」を使った、腎細胞
ガンの部分切除手術が8月に、国の先進
医療に承認されました。これによって、
今月中旬以降、手術に伴う検査費や入院
費などに医療保険が適用され、患者さん
の経済的負担が軽減されます。同病院は
「これまで高額なため、躊躇ちゅうちょ
していた患者も手術を受けられるように
なる」と話しています。

腎臓にできる腎細胞ガンは50~70
歳代に発症しやすく、年間約4000人
が死亡しています。直径4センチ以下の
早期ガンに対しては、腫瘍だけを取り除
く部分切除手術を行うことが可能です。

同病院では腹腔ふくくう鏡手術を行っ
てきましたが、2010年8月に当時、
大学病院などで普及しつつあった「ダ・
ヴィンチ」によるロボット手術を導入し
ました。これまでにロボットによる腎臓
の部分切除手術を56件実施しました。
従来の腹腔鏡手術より、医師の手の代わ
りとなる器具「鉗子かんし」の操作性が
高く、患部を3次元(3D)映像によっ
て映し出すため、より高度な手術を短時
間で行い、腎機能を温存できます。

しかし、これまでは国内での手術実績
が少なく、公的な医療保険が適用されず、
約140万円の医療費は患者が全て自己
負担しなければなりませんでした。この
ため、同院は今年3月、国に先進医療を
申請、腎細胞ガンに対するロボット手術
の有効性や安全性などが検討され、8月
に承認されました。

承認後、約90万円の手術費について
はこれまで通り保険適用の対象とならな
いものの、手術に伴う検査費や入院費
など約50万円については保険が適用さ
れます。これによって、患者さんの自己
負担は100万円程度に抑えられる見通
しです。

20年までに東京女子医大や鳥取大、
岡山大など全国の医療機関で年間計
100件程度の手術例を重ね、手術の
安全性などの基準がクリアされれば、
手術費を含む全ての医療費が保険の対象
になるということです。

神戸大医学部付属病院の藤沢正人院長
は「体への負担が少ない手術が受けやす
くなることで、患者は治療に前向きにな
れる」と話しています。

従来の内視鏡手術の欠点を補うロボット手術

という形で、短いですが紹介されています。

腎臓を含めた泌尿器の話から分かりやすく

解説された講演動画です。

 


 
 
 
 
 
 
 
全額保健の保険が効くようにして欲し
いものです。

 
 
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編集後記

エボラ出血熱は、2000人の死者を出
し、今なお感染拡大が続いています。早く
治療法の確立が望まれるところです。ワク
チンも11月から使われるようになれば、
収束に向かうのではと期待しています。
腎細胞ガンのロボット手術は、早く100
例を突破して、全額保険適応となって欲し
いものです。

収束して終息が見えた。笑

 
 
 
 
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