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診療マル秘裏話  Vol.626 平成27年12月10日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)近赤外線が肌に及ぼす悪影響に関し新たな知見
2)ユーグレナの継続摂取により関節リウマチの症状が緩和

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 近赤外線が肌に及ぼす悪影響に関し新たな知見

 
 
 
 
 
 
ポーラ化成工業は、日光に含
まれる近赤外線が肌に及ぼす悪
影響に関して新たな知見を見い
だしました。近赤外線は、肌の
組織形成や維持修復など多様な
役割を果たす重要な生体成分
「バーシカン」の産生を減少さ
せることが分かりました。又同
社が開発した独自成分「ゴール
デンLP」は近赤外線で減少し
たバーシカンの産生を回復する
ことを確認しました。この成果
をグループのポーラが、来春に
発売する化粧品に活用します。

バーシカンは、糖蛋白の一つ
で、細胞外マトリックスや細胞
周辺に存在しています。組織の
形成・維持修復や、情報伝達に
おいて多様な役割を持つ重要な
生体成分です。再生医療や創傷
治癒などの分野への応用が期待
されているそうです。

バーシカンは初めて肌が作ら
れる胎児期に大量に生み出され
肌の土台を作る物質で、加齢と
共に減少することが知られてい
ます。ポーラ化成は従来、近赤
外線が紫外線とは異なる作用で
真皮線維芽細胞のコラーゲン
分解酵素を増加させることを見
いだしており、近赤外線とバー
シカンの両方に着目した研究で、
今回の成果を得ました。

同社が開発したゴールデンLP
とは、線維芽細胞からの「バー
シカン」の産生を高める化粧品
素材の探索を行い世界主要国家
での蚕繭生産量の 0.0001 %と
いう特に希少な品種である黄金
の繭からオリジナル製法で抽出
したエキスのことを言います。

近赤外線を照射した真皮線維
芽細胞にゴールデンLPを添加
し、バーシカンの量を確認した
所バーシカンの産出が回復する
のが確認されました。ゴールデ
ンLPを添加した化粧品を使用
することで、近赤外線による肌
のダメージが予防、改善されて
弾力に富む肌の維持に結びつく
ことが期待されます。

バーシカンプロテクターの化粧

品のCM動画です。ご購入は、

自己責任でお願いします。



 
 
 
交通事故遺児の娘さんが弾力
に富む肌の維持に熱心です。笑
 
 
 
 
 
 
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2】 ユーグレナの継続摂取により関節リウマチの症状が緩和

 
 
 
 
 
 
ユーグレナは、微細藻類「ユ
ーグレナ」(ミドリムシ)の
継続摂取により、関節リウマチ
の症状が、緩和する新知見を得
ました。マウスを用いた実験で、
重症度を評価する関節炎スコア
(高いほど悪化)が無投与群に
比べ有意に減少しました。緩和
を示唆する基礎実験として医療
分野での利活用や食材としての
付加価値向上を、目指した研究
開発につなげるそうです。
実験では関節リウマチ発症モ
デルマウスを対象に、ユーグレ
ナ粉末や特有成分パラミロン、
パラミロンを化学処理したアモ
ルファスパラミロンを入れた餌
を用意し、これらの摂取群と、
通常のエサだけを摂取するマウ
ス群と比較しました。関節リウ
マチ発症後にエサを摂取させ、
関節炎スコアに当てはめた結果、
通常のエサだけの群に比べ、ユ
ーグレナ由来の素材、成分を含
有したエサを摂取した3つの群
では症状の緩和が示唆されまし
た。 この研究成果は宮崎市で
開催した「第31回ユーグレナ
研究会集会」で公表されました。

プロリンの関節痛の改善効果も

リウマチの改善効果に寄与して

いるのではないかと考えていま

す。プロリンの関節痛改善効果

に言及している動画です。



 
 
 
閑話で気持ちが緩和される。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
近赤外線は、肌の組織形成や
維持修復など多様な役割を果た
す重要な生体成分「バーシカン」
の産生を減少させることが分か
り、独自成分「ゴールデンLP」
は近赤外線で減少したバーシカ
ンの産生を回復することを確認
できたのは、素晴らしい業績と
言えるでしょう。化粧品以外で
食品でもバーシカンを増やす事
ができたら、なお良いと考える
のは、私だけでしょうか?
マウスを用いた実験で、重症
度を評価する関節炎スコア(高
いほど悪化)がユーグレナ投与
群が無投与群に比べ有意に減少
することが判明したのは、偉大
な業績であると思います。更な
る研究で、医療分野での利活用
や食材としての付加価値向上を、
目指した研究開発につなげて頂
きたいものです。

付加価値向上を勝ちにつなげ
る。笑

 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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