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2017-11-04 00:34:38

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診療マル秘裏話   号外Vol.748 平成29年1月1日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)二酸化窒素濃度上昇で,常位胎盤早期剥離のリスク
2)寝不足で甘い物欲求の強化は前頭前皮質の働き

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 二酸化窒素濃度上昇で,常位胎盤早期剥離のリスク

 
 
 
 
 
 
 
大気汚染物質の一つ、二酸化
窒素(NO2)濃度が、大幅に
上昇すると出産前に妊婦の胎盤
がはがれてしまう「常位胎盤早
期剥離」のリスクが高まるとの
疫学調査結果を、国立環境研究
所(茨城県つくば市)と九州大
の研究チームが9日発表しまし
た。国際環境疫学会誌に掲載さ
れました。

早期剥離は、妊婦の0.6%
程度に起こるとされています。
最悪の場合、死産とともに母体
の生命にも関わります。チーム
は、日本産科婦人科学会が匿名
で収集している約5万人の妊婦
や胎児のデータを利用しました。
2005~10年に九州・沖縄
地方の28病院で出産した妊婦
のうち、早期剥離と診断された
821人を対象に、病院に最も
近い測定地点での大気汚染物質
濃度との関連を調べました。

大気汚染物質と心筋梗塞との
関連を調べた海外の研究などを
踏まえ、汚染物質によって胎盤
に影響が出るまでの時間を約1
日、発症から出産まで約1日と
仮定しました。出産2日前の日
の平均濃度との関係を分析した
ところ、早期剥離のリスクは、
NO2が10ppb(ppbは
10億分の1)上昇するごとに
1.4倍になるとの結果になり
ました。他の汚染物質では明確
な関連はみられませんでした。

実際に妊婦がいた場所と測定
地点の濃度に差がある等、分析
の精度には限界もあるという事
です。

常位胎盤早期剥離についての

動画です。



 
 
 
足底を測定する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 寝不足で甘い物欲求の強化は前頭前皮質の働き

 
 
 
 
 
 
 
寝不足で甘い食べ物が欲しく
なるのは、脳の「前頭前皮質」
と呼ばれる部分の働きによる事
が、マウスの実験で分かりまし
た。筑波大のミハエル・ラザル
ス准教授らが10日までに英科
学誌イーライフに発表しました。
睡眠不足から肥満、生活習慣病
に至る仕組みを解明し、健康的
な食生活を促進するのに役立つ
と期待されています。
睡眠には寝入りばななどの深
いノンレム睡眠と、体は休んで
いても、脳が活動しているレム
睡眠があります。 これまでの
研究で、レム睡眠が不足すると、
食べ過ぎて太りやすくなる傾向
があることが知られていました。
マウスの、レム睡眠を妨げる
実験を行ったところ、砂糖の主
成分であるショ糖や脂質の摂取
量が増加しました。脳の前頭前
皮質の活動を遺伝子操作などで
抑制すると、脂質の摂取量は増
えましたが、ショ糖は増えず、
糖分に対する欲求を担っている
ことが判明しました。

このニュースのニュース動画

です。



 
 
食糧の不足で不測の事態が生
じる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
大気汚染物質の一つ、二酸化
窒素(NO2)濃度が、大幅に
上昇すると出産前に妊婦の胎盤
がはがれてしまう「常位胎盤早
期剥離」のリスクが高まるとの
疫学調査結果が発表されたのは、
素晴らしい業績です。常位胎盤
早期剥離の原因は、喫煙と密接
な関係があると言われていたの
で、喫煙しなくても二酸化窒素
濃度が高い地域に住んでいれば、
常位胎盤早期剥離のリスクが高
まるということでしょう。原因
の相関関係も何となく分かる気
がします。喫煙は、身近な大気
汚染と言えるからです。
寝不足で甘い食べ物が欲しく
なるのは、脳の「前頭前皮質」
と呼ばれる部分の働きによる事
が、マウスの実験で分かったの
は、喜ぶべきことであると私は
考えています。 睡眠不足から
肥満、生活習慣病に至る仕組み
を解明し健康的な食生活を促進
するのに役立つことを期待した
いと思います。 睡眠と食事が
改善すると人間は、健康を取り
戻す確率が高くなるということ
だと私は、考えています。その
ため、当クリニックでは、不眠
や摂食について、解説したプリ
ントを配布しています。

週刊誌が生活習慣病を報じる。


 
 
 
 
 
 
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